2020年07月02日 13:00

【矢野経済研究所プレスリリース】飲料市場に関する調査を実施(2020年)~2019年度は猛暑の前年度の反動減もあり、5年振りの縮小、2020年度は販売低迷もアフターコロナを見据えた動きが始まる見込~

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株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内の飲料市場を調査し、飲料カテゴリー別の動向、流通ルート別の動向、参入企業の動向、および将来展望を明らかにいたしました。

1.市場概況

2019年度の国内飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む)は、メーカー出荷金額ベースで前年度比98.5%の5兆1,000億円と5年振りに前年度実績を下回った。
2018年度が記録的な猛暑の恩恵を受けての市場拡大であったことから、その反動減が当初から懸念されており、それが現実となった形である。2018年は最盛期である7月が記録的な猛暑で飲用需要が急増したが、2019年は天候不順で真逆の結果となり、7月の減少分を2019年度通期で取り戻すことが出来なかった。また、春先から夏前にかけて、物流費や包材値上げの影響などから飲料メーカー各社が大型PET容器製品の価格改定を行ったことも販売減に繋がった。

2.注目トピック~飲料市場縮小の中で、炭酸水やエナジードリンクの炭酸系飲料は好調を持続

炭酸水やエナジードリンクといった炭酸系飲料の市場が拡大傾向にある。炭酸水についてはさまざまな飲用方法や健康志向による無糖ニーズに支えられ、成長が続いている。一方で、ブランド別では明暗が分かれており、トップブランドであるアサヒ飲料「ウイルキンソン」への寡占化が進んでいる。
エナジードリンクについては、「モンスターエナジー」、「レッドブル」を中心に展開され、これまで他のブランドが定着できずにいたが、2019年度はコカ・コーラシステムが意欲的な商品を発売し、さらに、大塚食品やサントリー食品インターナショナルが従来とは異なるeスポーツに焦点を当てた商品を発売するなど新しい試みも見られた。

3.将来展望

2020年度の飲料市場規模(牛乳・乳飲料を含む、メーカー出荷金額ベース)は、前年度比97.5%の4兆9,700億円と2年連続での縮小を予測する。本来であれば前年度の反動で再拡大してもおかしくないが、新型コロナウイルスの影響で4月、5月の販売が大幅に落ち込んでおり、今後も暫くは影響が残る見込みで、2020年度中の本格回復は難しいと考える。

こうした状況下においても、無糖茶や炭酸飲料などこれまで伸長してきた飲料カテゴリーに注力する姿勢に変わりはないが、一方で、“止渇” よりも “機能” を重視する飲料カテゴリーが伸長していることから、飲料メーカー各社とも例年以上に “機能性” や “健康” を訴求する展開が増えてくると考える。

調査要綱

※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2466

調査要綱
1.調査期間: 2020年4~6月
2.調査対象: 飲料メーカー、販売企業等
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談、電話取材、アンケート調査ならびに文献調査併用
4.発刊日:2020年06月25日

お問い合わせ
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株式会社矢野経済研究所 マーケティング本部 広報チーム
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株式会社矢野経済研究所
https://www.yano.co.jp/
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会社概要

商号
株式会社矢野経済研究所(カブシキガイシャヤノケイザイケンキュウジョ)
代表者
水越 孝(ミズコシ タカシ)
所在地
〒164-8620
東京都中野区本町2-46-2 中野坂上セントラルビル
TEL
03-5371-6900
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
未上場
会社HP
https://www.yano.co.jp/

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