2020年10月28日 11:00

TIS、「SAP S/4HANA(R)」マイグレーションの前提となるUnicode化の改修工数を最大95%削減する「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」を提供

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TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、「SAP S/4HANA(R) (以下、S/4HANA)」へのマイグレーションにおいて前提となるABAPプログラムのUnicode変換を自動化する「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」を提供することを2020年10月21日(水)に発表しました。

本サービスは、「SAP ERP 6.0(以下、ERP6.0)」をNon-Unicodeで利用中の企業が、「S/4HANA」へのマイグレーションの際に必要となる、ABAPプログラムのUnicode変換を自動化するサービスです。従来の手動変換では当該システムのプログラミング言語「ABAP」を熟知した技術者による個別修正が必要でしたが、多数の実績を持つTIS独自のリライトツール「Xenlon~神龍 Migrator C2J」※1の技術を応用し、ABAPプログラムの変換の工数・期間の大幅な短縮を実現します。

現在「ERP6.0」を利用している日本企業は、多くのアドオンプログラムを使用しているため、Unicode化対応におけるプログラムの個別修正に膨大な工数を要します。「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」を活用することで、変換パターンに合致する箇所への改修が自動化され、改修に関する工数を最大95%※2削減することが可能になります。
※1「Xenlon~神龍 Migrator C2J」は、メインフレームからオープン環境への移行を支援するサービスである「Xenlon~神龍 マイグレーションサービス」を構成するTIS独自のリライトツールです。高い再現性で業務ロジックのほぼ100%の自動変換を可能にします。https://www.tis.jp/service_solution/xenlon_migration/
※2当社比

「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」のイメージ図

TISは「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」を以下のような課題を持つ企業に提供していき、2023年までに15社への導入を目指します。

・2027年の「ERP6.0」保守期限に向け、「S/4HANA」へのマイグレーションを検討している企業
・デジタルトランス  フォーメーション(DX)対応やグローバル標準化などを検討しているが、市場の技術者不足で、 
 Non-Unicodeの「ERP6.0」が足かせになっている企業

背景

市場ではDXへの投資が活性化しており、「S/4HANA」の導入・移行も活発になっています。さらに「ERP6.0」の保守期限が2027年に迫り「S/4HANA」へのマイグレーションの需要も伸びています。一方、COVID-19の影響で先行きが不透明ななか、IT投資を慎重に実施したいというニーズもあり、多くの企業ではその対応コストが課題となっています。
また、日本企業の大半で個社固有要件の業務に合わせて大量のアドオンプログラムを開発しているため、その中からUnicode化する対象の選別/改修/テストの工数に効率化可能な余地が多くありました。

そこでTISは、ソースコードを自動変換することで要員コストを抑え、Unicode化対応の工数を削減できる「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」を提供します。

「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」の概要

本サービスは、TISが提供する「SAP S/4HANAのりかえサービス」の一部として位置付けられ、Unicode化対応におけるアドオンプログラムの修正を自動化するサービスです。本サービスにより、「ERP6.0」を利用中の企業は、早期に「S/4HANA」のメリットを享受でき、更なるDXを推進することが可能となります。
本サービスの特長は以下です。

1:プロジェクト工数の削減
  手動変換では、アドオンの本数に比例し対応工数が増加しますが、自動変換によって対応工数を大幅に削減できます。
2:高品質な変換後ソースコード
TIS独自の言語変換技術を活用しUnicode対応のソースコードに自動変換するため、手動変換と比較し高品質なソースコード変換が可能です。

3:プロジェクト期間の短縮/早期DX推進
コード自動変換により大幅な対応期間短縮を実現することで、早期に「S/4HANA」のメリットを享受することができ、企業のDX推進が可能となります。

「SAP S/4HANAのりかえサービス」「SAP(R) ABAP(R) Unicode自動変換サービス」の詳細は以下を参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/s4hananorikae/


TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。


TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。


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TEL:03-5337-4232 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp


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エンタープライズビジネス企画部
TEL:03-5909-4547 E-mail:sol@tis.co.jp

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

TIS株式会社
商号
TIS株式会社(ティアイエス)
代表者
岡本 安史(オカモト ヤスシ)
所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
TEL
03-5337-4345
業種
システム開発
上場先
東証一部
従業員数
5000名以上
会社HP
http://www.tis.co.jp/

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