2021年04月02日 15:00

MCA、キャリアショップ展開状況に関する調査結果を発表~キャリアショップ数は全国8067店舗でほぼ横ばい、メインブランド店舗は減少続く~

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移動体通信・IT分野専門の調査会社である株式会社 MCA(http://www.mca.co.jp/)は、携帯電話基地局市場の調査を実施し、その結果を4月2日に発表しました。調査結果の要点は以下の通りです。

【ポイント】
◆キャリアショップ数は全国8067店舗でほぼ横ばい
◆減少続くメインブランド店舗
◆サブブランド取扱店舗の拡大や「au Style」リニューアルなど、続くショップの進化

本調査結果については、調査レポート「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2021春」として、発刊しています。
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/career-shop-2021-spring/



■調査結果抄録

◆キャリアショップ数は全国8067店舗でほぼ横ばい

2021年2月時点における4キャリア(ワイモバイル、UQを含む6ブランド)のキャリアショップは全国に8067店舗存在していること判明した。半年前(2020年8月)の8063店舗から4店舗の増加となっている。
弊社の調査では同時期より、調査対象に楽天モバイルの店舗数を追加したことで全体の店舗数が反転増加となっているが、その影響を除けば、減少ぺースのなか前回より微増状態にある。

なお、当調査において、量販店や併売店における販売窓口は「取扱店」と定義しており、キャリアショップ数には含まれていない。

◆減少続くメインブランド店舗

店舗数をブランド別にみると、NTTドコモが2330店舗(28.9%)、ソフトバンクが2279店舗(28.3%)、KDDI(au)が2185店舗(27.1%)と3社で84.3%を占めている。

楽天モバイルは前回より1店舗増の214店舗、サブブランドではソフトバンクとのダブルショップで先行するワイモバイルが9店舗減の852店舗、UQ mobileが28店舗増の211店舗となっている。
全体としては微増となったが、メインブランドに限ってみれば減少が続いている。2019年2月に7069店舗あった主要3キャリアのメインブランドショップ数は今年2月時点で6790店まで落ち込んだ。前回調査の2020年8月時点との比較では、NTTドコモは変化なし、KDDI(au)が4店舗減、ソフトバンクが10店舗減となっている。
◆サブブランド取扱店舗の拡大や「au Style」リニューアルなど、続くショップの進化

メインブランドとサブブランドの両方を取り扱う「ダブルショップ」は増加が続いている。先行するソフトバンクは既に72.9%がワイモバイルとの併売を行っている。一方でUQ mobileを取り扱うauキャリアショップは10.1%にとどまる。
キャリアショップにおけるもう1つの新たな動きは、au店舗のリニューアルだ。KDDIは、auショップから「au Style」へのリニューアルを進めている。2020年11月にKDDI直営店の「au 渋谷スクランブルスクエア」をリニューアルしたことからスタートしたプロジェクトだが、2月時点で121店舗まで転換が進んでいることが分かった。



■調査レポート
「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2021春」
~顧客接点となる店舗網を分析、店舗一覧もデータ化~
発行日:2021年3月24日
判型:PDFファイル(A4版20頁)+Excelファイル(店舗一覧データ)
発行・販売:株式会社 MCA
頒価:55,000円(消費税込み)
販売方法:PDFファイルおよびExcelファイルのダウンロード
申込方法:オンライン注文
https://www.mca.co.jp/itforecastreport/career-shop-2021-spring/


※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
株式会社MCA(カブシキカイシャ エムシーエイ)
代表者
天野 浩徳(アマノ ヒロノリ)
所在地
〒163-0649
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49F
TEL
03-5325-0222
業種
リサーチ
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://www.mca.co.jp/

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