2021年10月15日 09:00

引き出しにしまわれたままの南京錠が、過去への扉を開く。親子三代、100年の物語。『かぞくの南京錠』2021年10月19日発売!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『かぞくの南京錠』(竹内 清人 著)を2021年10月19日に発売いたします。
――――――――――――――――――――――――――
かぞくをつなぐひみつの鍵
1972年のあの夏──、ボクとおじいちゃんは「かぞく」を探す旅に出た。

大阪の老舗金物卸商の二代目社長であった父・松倉充太郎が亡くなった。充太郎を見送るため、息子の三代目社長、将は告別式の喪主を務める。
葬儀当日、将は充太郎の引き出しから、ずしりと重い南京錠を見つける。
しまっていた理由を知る者は、いまとなっては将ひとりだ。
「長いこと隠しててすんません、充太郎さん」と、将は心のなかで父に詫び、自身の胸ポケットに南京錠を収めると、ふいに将の心に遠い昔の記憶が蘇る……。
1972年、日本に沖縄が返還されたその年。11歳の将は、小学校の担任に反発して不登校となり、家業の金物卸商「マツ六」創業者である祖父・六郎の家に丁稚奉公することになる。ある日、納戸の修繕をしていた六郎がよろけて頭を打った。
六郎は病院から帰ると、これまでの人生でやり残したことを清算するため、突然旅に出ることを決意する。心配した家族が六郎の旅のお伴に選んだのは、なぜか孫の将だった。こうして、これまで孫に向ける愛情を持たなかった老経営者と、小学生の珍道中が始まる。旅を通じてぎこちない二人の間に徐々に生まれる絆。だが、祖父と将の父親には、経営者と跡継ぎとしての確執があった。
100年企業の祖父、父、子はぶつかり合いながらも会社とかぞくのために奮闘する。
果たして三人が見つけた会社とかぞくのカタチとは……。
商いの町・大阪に実在する建築金物卸商『マツ六株式会社』を舞台に繰り広げられる、親子三世代の物語。

【書籍情報】
書 名:『かぞくの南京錠』
著 者:竹内 清人(タケウチ キヨト)
発売日:2021年10月19日
定 価:1,760円(1,600円+税)
体 裁:四六版・上製/286ページ
ISBN :978-4-344-93110-7

【目次】
プロローグ
第1章 戸車
第2章 げんこ
第3章 塩ビ管
第4章 マツ六の南京錠
エピローグ
あとがき対談

【著者プロフィール】
竹内 清人(タケウチ キヨト)
1968年、神奈川県出身。1991年日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業後、映画宣伝業務に携わる。2005年、映画『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
主な脚本作品は、TV『ウルトラマンマックス』、映画『エクスマキナ -APPLESEED SAGA-』、『ギャルバサラ 戦国時代は圏外です』、『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK(キャプテン・ハーロック)』(福井晴敏氏と共同脚本)、『劇場版びったれ!!!』。日本シナリオ作家協会所属。また、作家としても活動し、『たばかり稼業の六悪人(「踊る六悪人」改題)』(ポプラ社)、『キャプテン・ハーロック』『小説 機動戦士ガンダムNT』(KADOKAWA)、『エクスマキナ』『GOEMON』『母なる証明(ポン・ジュノ監督作品のノベライズ)』(幻冬舎)、『風流時圭男』(幻冬舎メディアコンサルティング)などがある。映画ライターとして、コラムやインタビューなども手掛ける。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(ゲントウシャメディアコンサルティング)
代表者
久保田 貴幸(クボタ タカユキ)
所在地
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7 
TEL
03-5411-6440
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.gentosha-mc.com/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.