2021年10月20日 10:00

AKAI PROFESSIONAL FORCE V3.1をリリース。 新たなプラグインやFXを収録しディスクストリーミングとクラス・コンプライアントUSBオーディオ・インターフェースに対応

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最新FORCEファームウェアv3.1には3種類のシンセエンジンと7種類のプラグインFXを新たに収録。また、ディスクストリーミングとクラス・コンプライアントUSBオーディオ・インターフェースにも対応するなど、大幅なアップグレードが施されています。



アメリカ フロリダ州フォートデール (2021年10月20日) - 音楽プロデューサーやパフォーマー向けの機材開発をリードするブランド「Akai Professional」よりFORCEファームウェア v3.1をリリースします。本アップデートには、スタンドアローン・パフォーマンスをより刺激的なものにする新しいサウンドや革新的な機能が追加されています。このファームウェアアップデートにより、さらにパワフルでクリエイティブな音楽制作が実現します。

新たな3種類のプラグイン・インストゥルメント、インサートエフェクト・プラグイン、AIR Music Tech製ボーカル用インサートエフェクト・コレクション
FORCEは最新の音楽製作やDJパフォーマンスに必要なすべてのツールを備えたスタンドアローン・デバイスです。ファームウェアv3.1には新たに3種類のプラグイン・インストゥルメント、AIR Solina、AIR Mellotron、WayOutWare Odysseyが追加されました。これらのシンセ・エンジンは、ビンテージシンセサイザーやキーボード・インストゥルメントのサウンドを忠実に再現しており、視認性の高い鮮やかなGUIでパラメータをコントロールすることが可能です。また、AIR MellotronとAIR Solina には新たにAIR Flavorエフェクトパネルが内蔵されており、ディストーション、テープフラッターなど、シンセサウンドにさまざまなテクスチャを加え、個性的な音作りをすることができます。

クリエイティブなアレンジやパフォーマンス、ミキシングやマスタリングのためのインサートエフェクト・プラグインを新たに7種類追加しました。Stutter/Half Speed/Granulator/Diffuser Delay/Stereo Delayを使用すれば、ユニークなドロップダウンパートやトランジションの作成、編集などがすぐに実行できます。また、Diode Clipperでディストーションを加えたり、AIR Limiterを使用しサウンドにダイナミクス処理を行えば、パンチのあるファイナルミックスを作成できます。

新たに追加されたAIR Music Tech製ボーカル用インサートエフェクト・コレクションは、ボーカルの録音やミックスするための優れたカスタム・プラグインシリーズです。AIR Vocal Tunerはボーカルトラックのピッチを強力に補正するスタンドアローン初のボーカルチューナーFXで、音程の微妙な調整やオートチューンサウンドの作成など、現代的なボーカル制作のための強力なツールです。また、AIRVocal Doublerプラグインはボーカルを素早くレイヤーしたり、ステレオの広がりを活かしてボーカルトラックに立体感と厚みを与え、存在感のあるサウンドを実現することができます。さらにAIR Vocal Harmonizerプラグインでは、単体のボーカルトラックを4パートのボーカルバッキングセクションに変換することができます。音量、パン、ディレイ、EQも調整可能で、深みのあるレイヤード・ボーカル・ハーモニーを瞬時に作成できます。

ディスクストリーミング
外部ストレージデバイスからのディスクストリーミングが可能になりました。長時間のオーディオトラックの録音・再生、膨大な曲数を使用するDJプレイ、大規模なキーグループプログラムの作成などにおいて、プロジェクトのロード時間を短縮した効率的なワークフローが実現します。

ワークフローの大幅な強化、既存エンジンのアップデートと機能拡張
クラス・コンプライアントUSBオーディオ・インターフェースに対応しました。互換性のあるオーディオ・インターフェースを接続することで、最大32トラックのオーディオI/Oによるルーティング/レコーディングを実現します。 USBケーブル1本で入力数を増やしてFORCEでより多くのトラックを録音したり、出力を拡張してこだわりの外部アナログデバイスにオーディオをルーティングしたりすることが可能になりました。

ドラムとキーグループプログラムに新たに追加されたポルタメントタイムパラメータ機能を使用すれば、808のキックドラムのようなグライドを簡単に再現することができます。また、ピッチエンベロープパラメータでサンプルを整えたり、Akai Sample Tail機能でチョップしたサンプルをスムーズにしたり、Ringmod/Bitcrush/Tubedrive/Lowpassなどを含む10種類のドラムパッドエフェクトでドラムブレイクを仕上げることができます。

バス(サブミックス/リターン/マスター)にも新しい機能としてオートメーションの記録、再生、編集機能が追加されました。トラックと同様のワークフローで行え、コントロールとクリエイティビティーが向上しました。Select、Rename、Clip機能を使ってサブミックスやマスタートラックをコントロールしたり、オートメーションをその場で記録することができます。

さらに、MIDIファイルの読み込み、書き出しが可能になり、MIDIとの連携がさらに強化されました。また、FORCEのパラメーターをMIDIコントローラーにアサインすることで、より効果的なMIDIコントロールが可能になります。

FORCE v3.1の主な特徴
● 3種類の新たなプラグイン・インストゥルメント:Solina/Odyssey/Mellotronを追加
● AIR Music Tech製ボーカル用インサートエフェクト・コレクション:AIR Vocal Tuner/AIR Vocal Doubler/AIR Harmonizer Pluginsを追加
● ディスクストリーミング:オーディオファイルのディスクストリーミングに対応
● クラス・コンプライアントUSBオーディオ・インターフェース対応
● MIDIファイルの読み込みに対応
● Half-Speed/Diode Clipper/Stutter を含む6種類のインサートエフェクト・プラグイン
● Akai Sample Tail機能、ピッチエンベロープパラメータ、ポルタメントタイムパラメータの追加などドラムとキーグループプログラム機能が大幅に改善
● Ringmod/Bitcrush/Decimatorなどを含む10種類のドラムパッドエフェクトを追加
● バス(サブミックス/リターン/マスター)に新しい機能が追加
● サンプルのキー解析機能を新たに追加

Akai ProfessionalのシニアプロダクトマネージャーのDan Gill氏はこう述べています。
「今回のFORCEファームウェアv3.1へのアップデートはFORCEユーザーにとってメジャーなアップグレードであるだけでなく、スタンドアローンデバイスでの音楽制作を大きく進化させるものです。ディスクストリーミングはデータ量の制約を受けずに録音・再生の可能性を広げてくれるので、本製品だけでなく、スタンドアローンデバイスでの音楽制作全般にとって重要な進化です。また、適応性の高いボーカルチューナーを含むボーカルエフェクトや、パワフルな新しいシンセとインサートエフェクトプラグインを組み合わせることで、あらゆるジャンルに対応する刺激的でモダンな音楽制作システムが完成しました。」

FORCE ファームウェアv3.1はFORCEユーザー向けの無償アップデートとして、2021年10月20日にダウンロード提供開始されます。
FORCE ファームウェアv3.1について詳しくは、 www.akaipro.com/force をご覧ください。


Akai Professionalとは
Akai Professional は世界で最も影響力のある音楽制作のブランドで、表現力を高めるツールなど音楽制作者に向け創造的な技術開発を行っています。 また、プロデューサーやパフォーマーにインスピレーションを与えまったく新しいジャンルの音楽を生み出した伝説的なMPCを開発したことでも知られています。 AKAI Professionalは、inMusic が擁するブランドのひとつです。

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