2021年10月20日 13:30

建築現場の労働力不足を解決、高齢の熟年職人、ママさん大工に活躍広がる  根強い業界体制を変え、新しい仕組みを作り受賞  2021年度グッドデザイン賞 内装・外装用品部門と合わせ3部門で受賞

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全国でFC展開を行う注文住宅ブランド『クレバリーホーム』を運営する株式会社 新昭和FCパートナーズ(本社:千葉県君津市、代表取締役社長:井家上 進)は、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)の産業向け意識改善・マネジメント・取り組み部門において「働き方の改善」のテーマで受賞したことが、10月20日に発表されましたのでお知らせいたします。
尚、今回は、住宅用内装仕上材「シアスミン・エア」、外装タイル「スクラッチブリックタイル」と合わせて3部門でグッドデザイン賞を受賞しています。


審査委員の評価(出典元:グッドデザイン賞 公式サイト)
労働力の不足が慢性化し、その総量が減っていくときに大切なことは、やりくりを工夫することである。たとえば、育児をしている女性や高齢者など、フルタイムで働けない人に働いてもらうこと。ほかにもすべての仕事を 担える技術がまだない新人に、できる範囲で負担してもらうことなどが考えられる。こうすることで労働力を維持できることは素晴らしい。さらに社会的弱者にも、働く機会を提供できていることも意義のあるものだと考える。

■退職後の高齢大工、ママさん大工、一部技能修得した新人が分担した活躍できる労働環境
90年代には80万人いた大工職人は現在20万人まで減少し着工数減少以上の減少傾向にあります。このような建築現場での課題である人材不足を『クレバリーホーム』では分業施工を可能にする施工単価体系を設定し、退職後の高齢大工、ママさん大工、一部技能修得した新人大工職人など、様々な人々が参加出来る労働環境を整えています。
今までは、1人の大工職人が全技能を習得しなければ仕事が任せられない状況があり、育成までに時間が掛かかるという課題がありましたが、仕事を全181項目に分業化することで部分的な技術でも戦力にすることができます。
業界では、1棟一括請負が根強くあり、各作業の単価を持たず1棟一括請負する事を前提とした総施工費という賃金体系が分業化を阻んでいました。クレバリーホームはこのブラックボックス化した賃金体系にメスを入れ、大工職人が行う全作業に賃金を設定する事で分業化を実現しました。同時に全工程技能習得が就業の条件になる現有制度を見直し、部分技能習得者や高齢大工も戦力化し、労働力不足を補える仕組みを作り出しました。
<お客様には実仕様を反映した価格適正化を実現>
分業化で大工職人には、たとえ部材1本だけの取付であっても適正費用が支払えるようにしていますが、作業を分業することによって総作業費が積上げによる割高にならない様、実労務時間を計測し設定を行っています。
また、棟梁一人が自分の裁量の中で行っていた作業進行を複数の職人が円滑に進められるよう独自の施工管理アプリを開発し、多人数の職人が無駄なく効率的に作業分担できるようにしました。
当取り組みは、1999年9月より現状制度と併用できる方策の検討を開始し、施工時間測定や実態調査を繰返し行いながら2000年3月に加盟店と共有できる制度となりました。現在は、全国153店舗のフランチャイズ加盟店に共有され、地域工務店に於いて分業作業への移行の拠所となっています。中には「子供の頃憧れていた大工の仕事の一端でも担いたい」と、定年後のサラリーマンが技術を習得し活躍したり、「明るいうちに仕事が終わる現場仕事が子育てに向いている」というママさん工事作業者がいたりと分担ごとの専門家として活躍しています。


【グッドデザイン賞概要】
グッドデザイン賞は、デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。さらに、複雑化する社会において、課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、デザインへの期待が高まっています。
グッドデザイン賞は、審査と多様なプロモーションを通じて、デザインに可能性を見出す人びとを支援し、デザインにできること・デザインが生かされる領域を広げ、私たちひとりひとりが豊かに、創造的に生きられる社会をめざしています。

・主催:公益財団法人日本デザイン振興会
・後援:経済産業省/中小企業庁/東京都/日本商工会議所/日本貿易振興機構(JETRO)
国際機関日本アセアンセンター/日本経済新聞社/読売新聞社/NHK/World Design Organization
グッドデザイン賞の詳細はこちら http://www.g-mark.org/
■クレバリーホームについて
『クレバリーホーム』は「メンテナンス性」「耐震性」「健康性能」が基本性能となっています。「品質や性能に妥協することなく、コストパフォーマンスに優れた高品質の住まいを全国のお客様にお届けしたい」そんな住まいづくりへの想いが、フランチャイズシステムというカタチとなって誕生し、現在は、北は北海道から南は九州・沖縄まで、全国に160店舗以上の営業拠点を展開しています。
「外壁タイル」は、汚れが付着しにくく、雨で汚れが流れ落ちるセルフクリーニング機能を有するなどメンテナンス性に優れた外装材です。災害に強い「プレミアム・ハイブリッド構法」は実物大震動実験で阪神・淡路大震災の2倍の揺れでも歪みや損傷がほとんどなかったことが実証されています。また「炭」と「イオン」のチカラでマイナスイオンを満たされた室内空間をつくる『シアスミン・エア』も標準搭載しており、健康面から考えた住まいにもなっています。
自分らしい暮らしは「住まいの確かな基本性能があってこそ」と考え、メンテナンス性や耐震性、健康性能など 住む人のことを一番に考えたのが、クレバリー品質の住まいです。
『クレバリーホーム』は、今後も住まいづくりからご家族の“しあわせ”と“いのち”を考え、健康や安心に配慮した商品を提供してまいります。
【会社概要】
企業名 :株式会社 新昭和FCパートナーズ
代表者 :代表取締役社長 井家上 進
本社所在地 :千葉県君津市東坂田4丁目3番3号 4階
代表TEL :0439-50-3371
資本金 :101,000,000円(2019年3月1日現在)
事業内容 :全国注文住宅フランチャイズ事業、全国飲食フランチャイズ事業
ホームページ :https://www.shinshowa-fcp.co.jp/

【この件に関するお問い合わせ】
新昭和グループ 広報事務局
担当:柴山(070-1389-0172)
E-mail: pr@netamoto.co.jp  TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 住宅、建築、不動産

会社概要

商号
株式会社クレバリーホーム(カブシキガイシャクレバリーホーム)
代表者
井家上 進(イケガミ ススム)
所在地
〒299-1144
千葉県君津市東坂田4丁目3番3号 4階
TEL
0439-50-3371
業種
住宅・家具・不動産・建築・土木
上場先
未上場
会社HP
https://www.shinshowa-fcp.co.jp/

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