2021年11月08日 13:00

コロナ終息後もユーザーはアパレルECを継続して利用する意向。アパレル企業もEC施策強化へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
みんなのぴったりサイズ研究所では、昨今のコロナ禍によるアパレルEC市場の需要の高まりをうけ、株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、アパレルEC利用者200名(以下利用者という)と全国のアパレル企業従事者200名(以下従事者という)に対し、アパレルECに関する調査を実施いたしました。

今回の調査では、コロナ終息後もアパレルECは継続して利用されるかという点に着目いたしました。結果、利用者は「今後は検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」と回答し、EC需要は継続するとわかりました。加えて、従事者も「店舗よりもアパレルECの需要が高まると考えているため、ECに注力したい」という意向を持っていることがわかりました。

また、利用者はアパレルECにおける課題は「試着できないこと」、失敗要因は「サイズが合わなかったこと」だと捉えており、サイズ問題の解消は今後もアパレルECにとって重要であると言えます。なお、バーチャル試着ツール提供会社5社の認知度と国内における導入シェアを調査したところ、認知度は従事者20%、導入シェアは63%と共にunisize(ユニサイズ)が最多となりました(3年連続)。


<みんなのぴったりサイズ研究所とは>
アパレルEC市場の高まりを受け、近年取り組みの進むサイズ課題に関し検証・提案を行うべく、株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、2019年10月に発足いたしました。


<調査概要>
・調査期間:2021年10月18日~10月20日
・調査結果発表日:2021年11月8日
・調査手法:インターネット調査
・実施主体:みんなのぴったりサイズ研究所
・調査機関:株式会社クロス・マーケティング
・調査名 :アパレルECに関する調査
・調査対象:アパレルEC利用者(インターネットで洋服を購入した事のある男女200人)、アパレル企業従事者(アパレル企業に従事する男女200人)


<調査結果>
1. 利用者は「今後は検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」が最多

利用者は、コロナ終息後のアパレルECの利用において、「今後は検討・購入時ともにアパレルECを積極的に利用したい」が最多で45%。また、従事者も自社ECの意向について、「店舗よりもアパレルECの需要が高まると考えているため、ECに注力したい」が最も多く、45%であった。
2. アパレルECの課題は利用者、従事者共に「試着できないこと」が最多

アパレルECにおける課題は利用者、従事者共に、「試着できないこと」が最多で共に80%を超える。次いで「生地、素材がわからないこと」も多く、半数以上を占めた。
3. 利用者がアパレルECで購入後に失敗したと感じる理由は「サイズが合わなかった」が最多

利用者の66%がアパレルECで購入した商品の「サイズが合わなかった」という失敗を経験。次点は「生地、素材が想定と違った」で56%と高かった。
4. バーチャル試着ツールの認知度はunisize(ユニサイズ)が最多

ECサイトにおけるサイズ不安の改善に着目したバーチャル試着ツールを提供する5社の認知度を従事者に調査したところ、サービスを「知っている」と答えた人のうち、unisizeが20%と最多であった。
5. バーチャル試着ツールの国内における導入サイト数シェアはunisize(ユニサイズ)が最多

バーチャル試着ツールを提供する5社の導入サイト数のシェアを比較した結果、unisizeが63%と最多であった。(※みんなのぴったりサイズ研究所調べ)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 美容、ファッション

会社概要

商号
みんなのぴったりサイズ研究所(ミンナノピッタリサイズケンキュウジョ)

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.