2022年03月01日 16:00

「軽減税率(適格請求書等保存方式)」、「3Dセキュア2.0」に対応 ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping V12.12」をリリース

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株式会社システムインテグレータ(本社:さいたま市中央区、代表取締役社長:引屋敷智、東証1部 証券コード3826、以下「当社」)は、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」(https://products.sint.co.jp/siws)の最新バージョン「SI Web Shopping V12.12」を2022年3月1日にリリースしました。
■「SI Web Shopping V12.12」について
2023年10月より開始する「適格請求書等保存方式」(インボイス制度※1)に対応しました。
また、決済機能に「3Dセキュア2.0」を実装しました。サイトの利便性向上やクレジットカードの不正利用防止につながり、より安全な買い物体験を実現することが可能となります。

1.適格請求書等保存方式(インボイス制度)対応について
2023年10月からインボイス制度が導入されることにより、適格請求書発行事業者となるEC事業者様は、原則取引先に対して適格請求書を交付することが義務化されます。
今回の対応では適格請求書として、消費者がECサイト上で商品を購入した際に送られてくるメールに登録番号と税率が表示され、フロントの商品画面に少数点第二位までの税込み価格が表示されます。
これらの対応により、適格請求書発行事業者となるEC事業者様はSI Web Shoppingを利用することで、標準でインボイス制度に則ったインボイスの発行を行うことができます。

※1インボイス制度・・・適格請求書保存方式のことで、所定の記載要件を満たした請求書を発行、保存することにより、消費税の仕入税額控除を受けることができる。なお、売り手側は「適格請求書発行事業者」になることで、本制度を適用することが可能。

2.3Dセキュア2.0対応について
消費者の安全なお買い物体験をサポートすることを目的に、3Dセキュア2.0に対応しました。
3DセキュアとはECサイトでのクレジットカード決済をより安全に実施するために、VISA、Mastercard、JCB、American Expressが推奨している本人認証サービスです。3Dセキュアを利用することで、クレジットカードの不正利用を防ぎ、万が一、チャージバック※2が発生した際にもEC事業者様の負担を避けることが可能です。
これまでの3Dセキュア1.0では、決済時に消費者が事前登録した3Dセキュア用のパスワードを入力しなければなりませんでした。パスワード忘れや、入力の手間によりカートから離脱する「カゴ落ち」が生じ、売上低下につながる懸念があったため、チャージバックのリスクを理解しながらも導入に踏み切れないケースが多々ありました。
3Dセキュア2.0では、クレジットカード情報の入力後に1度だけ利用可能なワンタイムパスワードを発行します。ワンタイムパスワードは、SMSやアプリで確認できる仕組みなので、これまでのようにパスワードを覚えておく必要がありません。そのため、3Dセキュア1.0と異なり、パスワード忘れによるカゴ落ちリスクを抑えることができます。また、ワンタイムパスワードなので万が一第三者に漏洩しても、クレジットカードの不正利用につながるリスクが小さいという利点があります。

※2チャージバック・・・決済で利用されたクレジットカードが盗難や不正取得により不正利用と判定された場合、その決済代金は取り消しとなること。結果、売上代金は返金となり、また、商品が戻ることもないため、損害が発生することになる。

■今後の展望について
経済産業省の「令和2年度電子商取引に関する市場調査」によると、令和2年の物販系分野BtoC EC市場の規模は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣ごもり消費・非接触での取引需要の高まりを受け、前年比+21.7%の12.2兆円と大きく成長しました。デジタル技術を活用し、消費者マインドの変化に対応する重要性がより鮮明となる結果でした。
近年では、SDGs(持続可能な開発目標)が注目を集めており、価格やサービス、品質以外にも、「環境への配慮」や「SDGsへの取り組み姿勢」なども商品の購入を決定する動機になってきています。こうした企業の姿勢が伝わる、届くようにするには、単に既存ビジネスをデジタル化するだけでなく、デジタルを活用した消費者とのコミュニケーションのアップデートが求められます。

企業と消費者の商取引をデジタルでつなぐ中心はECサイトです。ECサイトのアップデートが、消費者とのコミュニケーションとビジネスをアップデートします。当社は、「SI Web Shopping」をECビジネスのコアシステムと位置づけ、カスタマイズ性や柔軟性の高い堅牢なEC基盤をベースにEC事業者様のニーズを満たす製品としてサービスの提供を進めて参ります。

※令和2年度電子商取引に関する市場調査
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/210730_new_kohyoshiryo.pdf

■ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」とは
「SI Web Shopping」は1996年に日本で初めて販売されたECサイト構築パッケージです。累計1,100本の実績を持ち、様々な有名ECサイトに使われています。発売以来25年以上、時代のニーズに合わせて機能改良(バージョンアップ)を続けております。
近年では高い品質と高いカスタマイズ柔軟性が市場で評価され、大規模ECサイトのほかにも、業務システム化の難易度が高いネットスーパーサイトのリニューアルや複数のフロントECを束ねるOMS(Order Management System)基盤として採用されています。

製品ホームページ:https://products.sint.co.jp/siws

【システムインテグレータについて】
会社名:株式会社システムインテグレータ
証券コード:3826 (東証一部)
所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
設立:1995年3月
代表者:代表取締役社長 引屋敷 智
資本金:3億6,771万円
URL:https://www.sint.co.jp/

事業内容:
・パッケージ・ソフトウェアおよびクラウドサービス(SaaS)の企画開発・販売、コンサルティング(ECソフト、ERP、開発支援ツール、プロジェクト管理ツール、プログラミングスキル判定サービスなど)
・AIを使った製品・サービスの企画開発および販売、AI関連のソリューションの提供・支援およびコンサルティング

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社システムインテグレータ
E-Commerce事業部:河田
TEL:03-3780-6912
E-mail:webshop@sint.co.jp
※ 記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ 本広報資料の転送・引用は、ご自由にご利用下さい。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

株式会社 システムインテグレータ
商号
株式会社 システムインテグレータ(カブシキガイシャ システムインテグレータ)
代表者
引屋敷 智(ヒキヤシキ サトシ)
所在地
〒330-6032
埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー(明治安田生命さいたま新都心ビル)32階
TEL
048-600-3880
業種
ソフトウエア
上場先
東証スタンダード
従業員数
500名未満
会社HP
http://www.sint.co.jp/
IR情報
http://www.sint.co.jp/ir/index.html
公式ブログ
http://mind.sint.co.jp/
  • 公式twitter

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