2022年05月18日 12:00

中東のサイバーセキュリティの市場規模、2027年に447億米ドル到達予測

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「中東のサイバーセキュリティの市場 - COVID-19の影響分析:コンポーネント別・セキュリティの種類別・展開方式別・組織規模別・業種別の将来予測 (2027年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を5月17日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1071373-middle-east-cybersecurity-market-covid-analysis-by.html

中東のサイバーセキュリティの市場規模は、2022年の203億米ドルからCAGR17.1%で成長し、2027年には447億米ドルに達すると予測されています。市場を促進する要因には、重工業分野でのサイバー攻撃の高度化、サイバー攻撃による金銭的損失や風評被害、政府の規制、デジタル化の進展によるサイバー攻撃の増加などが挙げられます。総括的なセキュリティ体制を確保するために必要な措置を事前に導入する必要性や、クラウドやIoTの技術的進歩により、垂直方向における潜在的なユースケースが強化されています。

牽引要因:サイバー攻撃の高度化による財務的損失の拡大

近年、エネルギー業界でのサイバー攻撃が増加しており、その顕著な例としては、5月にハッカーが中東諸国への重要な石油供給源であるコロニアル・パイプライン・システムを強制的に停止させました。バイデン米国大統領は来月、民間企業のリーダーたちと会談し、この脅威に立ち向かうための戦略を議論する予定です。中東経済の柱である石油・ガス会社は、世界にとって戦略的重要性を持っています。そのため、ハッカーは石油・ガス業界をはじめ、重要インフラ、通信、政府機関などの重工業を主なターゲットとしています。2020年は、UAEだけでサイバー攻撃は183%増加し、1000万件以上のDDoS(分散型サービス拒否)サイバー攻撃が記録されました。

サイバーセキュリティ部門であるEtisalat DigitalのHelp AGによる「State of the Market Report 2021」によると、ランサムウェア攻撃は増加傾向にあり、政府、民間、石油・ガス、通信、ヘルスケア部門が被害を受けていると言われています。また、マルウェアの注入やフィッシング、ソーシャルエンジニアリング、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃、ブルートフォース攻撃など、数多くのサイバー攻撃が行われており、これらの脅威は、莫大な金銭的損失やデータ損失をもたらし、損害を与える可能性があります。重要インフラの運用技術(OT)で使用される産業用制御システム(ICS)や監視制御・データ収集(SCADA)などの制御システムに対するサイバー攻撃の増加は、巨額の金銭的損失だけでなく、社会の円滑な機能を阻害する可能性があります。エネルギー、銀行、石油、ガスなどのセクターで、ビジネスアプリケーションやデータを標的とした巧妙なセキュリティ侵害が増加しているため、中東の組織は、ネットワーク、エンドポイント、データ、ユーザーをこうした悪質な攻撃から保護するためにサイバーセキュリティソリューションを導入しています。

【 無料サンプル 】
当レポートの無料サンプルは、こちらからお申し込みいただけます。
https://www.gii.co.jp/report/mama1071373-middle-east-cybersecurity-market-covid-analysis-by.html

【本件に関するお問合せ先】
<アジア最大の市場調査レポート販売代理店>
株式会社グローバルインフォメーション
マーケティング部
E-mail:dbm@gii.co.jp
TEL:044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
URL:https://www.gii.co.jp

【会社概要】
1995年の創立以来、海外市場調査レポートの販売を通じて企業のグローバル展開を支援しています。世界5カ国に拠点を持ち、海外の提携調査会社250社以上が発行する調査資料約10万点をワンストップでご提供。市場情報販売のグローバル・リーディングカンパニーを目指し、企業ならびに社会の発展に寄与すべく、お客様にとって真に価値ある情報をお届けしています。

創立:1995年
所在地:215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
事業内容:市場調査レポート/年間契約型情報サービスの販売、委託調査の受託
市場調査レポート/年間契約型情報サービス:https://www.gii.co.jp
委託調査:https://www.gii.co.jp/custom_research/

当社は、2020年12月24日に東京証券取引所へ上場いたしました(東証スタンダード市場:4171)。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

株式会社グローバルインフォメーション
商号
株式会社グローバルインフォメーション(グローバルインフォメーション)
代表者
樋口 荘祐(ヒグチ ソウスケ)
所在地
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
TEL
044-952-0102
業種
その他
上場先
東証スタンダード
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.gii.co.jp/
IR情報
https://corporate.gii.co.jp/ir/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.