2022年07月07日 15:00

ams OSRAM、新しいアナログフロントエンドファミリーを発表 バイタルサインモニタリングアプリケーションに最大限の柔軟性を提供

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● ams OSRAMがSensors Convergeにおいて、AS7050、AS7056、AS7057からなる新しいAS705x製品ファミリーを発表、PPG測定のパフォーマンスを向上させる機能ブロックを提供

● ファミリーに含まれるAS7056およびAS7057により、ams OSRAMは現在市販されている中で最小のアナログフロントエンド(AFE)を提供、ヒアラブルやアクセサリなどスペースが重要なアプリケーションに理想的

● メーカーは、カスタマイズされた光学フロントエンドと、AFEに加えて必要なすべてのビルディングブロックを単一ソースから入手できるメリットを享受
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※本プレスリリースは、2022年6月28日にオーストリア・プレムシュテッテンで発表したプレスリリースの抄訳版です。

光学ソリューションのグローバルリーダーであるams OSRAM(日本地域統括バイスプレジデント:神永眞杉、SIX:AMS)は本日、AS705xシリーズで初のバイタルサインセンサICファミリーを発表しました。このams OSRAMによる生体信号変換ユニットの第一世代は、メーカーに最大限の柔軟性を提供し、高度にカスタマイズされた光学フロントエンドと、省電力設計および小型フォームファクタを組み合わせ、ヒアラブル、スマートウォッチ、スマートパッチなどの基板面積が限られたアプリケーションに最適な製品となっています。

AS7050(*1)は、エンドユーザーが心拍測定(HRM)や皮膚電気抵抗(GSR)などの生体信号を取得できる、ams OSRAMの新しい製品ファミリーに含まれる初の生体信号センサです。AS7050は、2つのADC(アナログ-デジタル変換器)チャネルと内蔵のECG低ノイズアナログフロントエンドにより、光電式容積脈波(PPG)と心電図(ECG)の測定を同時に実行することができます。より小型の光学セットアップが必要で、ECGが不要のお客様は、ファミリー製品のAS7056(*2)またはAS7057(*3)を選択することができます。

(*1) https://ams.com/ja/as7050
(*2) https://ams.com/ja/as7056
(*3) https://ams.com/ja/as7057

ams OSRAMのバイタルサインセグメント責任者であるMarkus Arzberger博士は次のように述べています。「AS7056とAS7057は、現在市販されているバイタルサインモニタリング用AFEとしては最小のダイサイズ(約1.7 x 1.7 mm)です。ams OSRAMの新しいバイオセンサは、ヒアラブルやPPGベースのアクセサリなどのアプリケーションでバイタルサインを測定します。この2つの製品により、お客様は、最先端のアナログ-デジタル変換プロセスと組み合わせ、非常に小型で高度にカスタマイズされた光学フロントエンドを開発することが可能になります」

光学システムは、心拍変動などのバイタルサインを非侵襲的に測定するために使用できます。PPG(光電式容積脈波)は、心拍測定に使用される最も一般的な光学系ソリューションです。緑色の光を組織に照射すると、それは散乱して、一部が血液により吸収されます。照射された光の一部は散乱してフォトダイオードに戻り、集積回路で検出されます。血液量は心拍数によって変化するため、光の吸収とフォトダイオードの信号は心拍数によって変調されます。

AS7050は、最大8つのLEDドライバ出力を提供し、最大6つのフォトダイオード入力をサンプリングするとともに、外部電極をサポートします。AS7056とAS7057は、最大3つのフォトダイオードと最大3つのエミッタ(AS7056の場合、そのうちの1つはVCSELドライバ)を実現します。これにより、さまざまなアプリケーションにおいて、複数のエミッタとフォトダイオードの配置に最高の柔軟性を提供できます。

スマートウォッチやヒアラブルなどのデバイスは、消費者が日常生活の中でバイタルサインを手軽にモニタリングするために使用されており、メーカーは製品の複雑さを軽減するとともに、例えば低消費電力やより魅力的なデザインを通じて、ユーザーエクスペリエンスを向上させることに取り組んでいます。省スペース設計のバイタルサインモニタリングアプリケーションの開発者は、AFEに加えて、発光素子や検出器など、システム全体に必要なビルディングブロックをすべてams OSRAMから入手することができます。この単一ソースのソリューションに加え、お客様は、デザインイン段階においてams OSRAMの光学システムに関する専門知識を活用することができます。

6月27日~29日に米国カリフォルニア州で開催されたSensors Convergeでは、光学部品からアナログフロントエンドまで、ams OSRAMの幅広いバイタルサインポートフォリオを紹介しました。

ams OSRAMが提供するバイタルサインモニタリング向けの光学ソリューションの詳細については、https://www.osram.com/os/applications/health-monitoring-and-fitness-tracking/index.jsp をご覧ください。


●ams OSRAMグループについて
ams OSRAM Group(SIX: AMS)は、光学ソリューションのグローバルリーダーです。我々は光にインテリジェンスを持ち込み、イノベーションへの情熱を注ぐことで人々の生活を豊かにします。これが我々の言う「Sensing is Life」を意味します。
合わせて110年以上の歴史を持つ当社は、想像力、深いエンジニアリングの専門知識、そしてセンサーと光の技術におけるグローバルな生産能力を提供できることが主な特徴です。当社は、コンシューマー、自動車、ヘルスケア、インダストリーの各分野のお客様が競争力を維持することを可能にするイノベーションを創出し、環境負荷の軽減を行う一方で、健康、安全、利便性の面で生活の質を向上させるイノベーションの推進を行っています。

世界中の約24,000人の従業員は、センシング、イルミネーション、ビジュアライゼーションの分野でイノベーションを起こし、運転をより安全に、医療診断をより正確に、そして日々のコミュニケーションをより豊かにしています。画期的なアプリケーションのために創出された技術は、15,000件以上の登録済みまたは出願中の特許に反映されています。プレムスタッテン/グラーツ(オーストリア)に本社を置き、ミュンヘン(ドイツ)に共同本社を置くグループは、2021年に50億ユーロを超える連結収益を達成し、SIXスイス証券取引所にams-OSRAM AGとして上場しています(ISIN: AT0000A18XM4)。

詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/

amsはams-OSRAM AGの登録商標です。また、当社製品およびサービスの多くはams OSRAM Groupの商標または登録商標です。ここで記載されるその他全ての企業名および製品名は、各所有者の商標または登録商標である場合があります。

●ams OSRAMのソーシャルメディア・チャンネルはこちら
Twitter:https://twitter.com/amsOSRAM
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/ams-osram/
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YouTube:https://www.youtube.com/c/amsOSRAMofficial
生体信号変換ユニットAS705xは、バイタルサインモニタリングに最大限の柔軟性を提供します。
画像:ams OSRAMグループ
お客様は、カスタマイズされた光学フロントエンドと、必要なすべてのビルディングブロックを単一ソースから入手できるメリットを享受できます。
画像:ams OSRAMグループ

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

ams OSRAM Group
商号
ams OSRAM Group(エーエムエスオスラムグループ)
代表者
針田 靖久(ハリタ ヤスヒサ)
所在地
〒141-0032
東京都品川区大崎二丁目11番1号 大崎ウィズタワー20階
TEL
03-6421-7016
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
未上場
会社HP
https://ams-osram.com/ja/

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