近鉄百貨店、インターネットショップに新検索システムとして「アルファスコープ」を採用

株式会社プラスアルファ・コンサルティング（代表取締役：三室 克哉、以下、プラスアルファ）が開発・販売する検索ナビゲーションシステム「アルファスコープ」は、百貨店大手の株式会社近鉄百貨店（代表取締役社長：飯田　圭児、本社：大阪市）が運営するインターネットショップ（http://shop.d-kintetsu.co.jp/）において、過去の検索履歴や商品の紹介文に含まれる単語などを解析し、関連性の高い単語を抽出することで、「やさしい」や「やわらか」などの感覚的なことばから商品を探すことができる新しい商品検索システムとして、百貨店業界にて初めて採用されました。

近鉄百貨店が強みとしている、 “グルメ”、“ギフト”、“コスメ”などの商品の選択には、ユーザーの嗜好性に強く影響されるため、インターネットショップにおいて、利用者の好みと商品の持つ特徴をいかにマッチングさせられるかが大きな課題でした。
実際に、これまでの近鉄百貨店のインターネットショップの商品検索は、商品名、型番、カタログ番号など具体的な商品情報がなければ、目的の商品を見つけ出すことに時間がかかりました。また、カテゴリーで分類しても感覚に訴えるようなキーワードの設定が難しく、商品の持つ特徴を十分に反映した検索システムではありませんでした。

今回、プラスアルファが近鉄百貨店に提供する「アルファスコープ」は、過去の検索履歴や商品の説明文から、肌質や、効果、商品の特性など、こだわりのポイントが抽出でき、次から次へと関連するキーワードをクリックすることで、欲しい商品にたどり着ける「ワードクラウド検索」が特徴。「ワードクラウド検索」をサイトに搭載することで、利用者としては、店頭で店員と会話しながら商品選びするような感覚が味わえ、インターネットショップでの商品のコンバージョン率の向上につながります。また、品揃えを視覚的にアピールすることができることで、キャンペーンや限定商品の告知を行うなど、ついで買いを誘発することが期待できます。

　「アルファスコープ」は、インターネットを通じてソフトを貸出すSaaS形式で提供する検索システムで、月額15万円（初期費別途）から利用可能でき、低コスト、短期導入を可能としました。各種API提供によりサイトへの組み込みも可能です。今後、百貨店、カタログ通販などのＥＣサイトにおける”こだわり”商品検索として提供していくほか、企業の情報提供サイト、キャンペーンサイト、社内のナレッジサイトとして、今後1年間で100社への導入を目指しています。



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