2021年06月11日 11:00

アクロニス、メールに対するあらゆるサイバー脅威を阻止するAdvanced Email Securityをサービスプロバイダー向けに提供開始

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Perception Pointを採用したAcronis Cyber Protect Cloudの新しいアドバンスドパックにより、メール経由の脅威から顧客の受信ボックスを守ります

※本リリースは2021年6月9日にスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションの世界的リーダーであるアクロニスは本日、Acronis Cyber Protect Cloudの新しいアドバンスドパックをリリースしました。業界をリードするPerception Point社のソリューションを含んだ新しいAdvanced Email Securityは、顧客であるエンドユーザーに影響が及ぶ前に、メール経由のあらゆるサイバー脅威を検知・阻止します。サービスプロバイダーはこれにより、サイバーセキュリティ機能を強化・拡張することができます。

Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced Email Securityはネイティブ統合されており、MSPはサイバープロテクションサービスを拡張し、Microsoft 365やGoogle Workspace、Open-Xchangeなどのメールボックスを保護するための単一ソリューションとして使用することができます。Advanced Email Securityは、スパムやフィッシング、スプーフィング(なりすまし)、ビジネスメール詐欺(BEC)、高度な標的型攻撃(APT)、さらにはセキュリティ侵害の8割に関連しているゼロデイマルウェア攻撃を含むメールを悪用したすべての脅威を阻止します(※1)。

アクロニスのボードアドバイザー兼最高収益責任者(CRO)を務めるヤン-ヤープ・イェーガー(Jan-Jaap “JJ” Jager)は、次のように述べています。「メールは、ビジネスに不可欠なものであると同時に、今日の組織にとって最大の脅威となっています。サービスプロバイダーにとって、メールの脅威から顧客を守ることは極めて重要です。新しいAdvanced Email Securityパックは、Perception Pointが提供するクラス最高のテクノロジーと、Acronis Cyber Protect Cloudの統合されたサイバーセキュリティやデータ保護、エンドポイント保護と組み合わせました。その結果、MSPの皆さまは、顧客のセキュリティを確保し、ビジネスの効率性と収益性を維持するために必要なすべてのものを手に入れることができるようになりました」

Perception PointのCEOであるヨーラム・サリンジャー(Yoram Salinger)氏は次のように述べています。「私たちは、業界をリードするソリューションであるAcronis Cyber Protec Cloudに、Perception PointをAdvanced Email Securityパックとして統合して提供するため、アクロニス社とパートナーシップを結ぶことを大変嬉しく思います。両社で協力し合い、すべてのMSPが顧客に対し、エンタープライズグレードのサイバーセキュリティソリューションを提供できるようにしていきます。アクロニスとPerception Pointのアプローチによって、最高のテクノロジーと個別のサービスとを組み合わせ、進化し続けるさまざまな脅威から顧客を守る、という私たちのビジョンの実現につなげていきます」

実績のあるメールセキュリティ
従来のサンドボックス技術は、脅威を受動的に評価するため、スキャンできるトラフィック量に限りがあり、マルウェアの判定は最大で20分かかることがありました。Advanced Email Securityの技術は、メールのトラフィックを100%カバーし、スキャン時間を最大で30秒まで短縮できます。

Advanced Email Securityによって、以下が自動的に行えるようになります。
フィッシングとなりすましを阻止します。強力な脅威インテリジェンスや、ヒューリスティックエンジン、URLの安全性チェック、独自のコンピュータビジョンアルゴリズム、そしてマシンインテリジェンスによって強化されたドメインベースのメッセージ認証、報告、適合(DMARC)、DomainKeys Identified Mail(ドメインキーによって認証されたメール、DKIM)、Sender Policy Framework(SPF)のレコードチェックを活用しています。

・悪意のあるコンテンツを隠すための高度な回避技術を検知します。添付されたファイルやURLを繰り返し開き、動的および静的な検知エンジンで個別に分析します。

・高度な標的型攻撃(APT)やゼロデイ攻撃など、従来の防御をすり抜けるマルウェアやメールの脅威を阻止します。Perception Point独自のCPUレベルの技術により、攻撃チェーンの早い段階で反応してマルウェアに侵入される前にエクスプロイト攻撃を阻み、数秒のうちに明確な判定を下します。

他のメールセキュリティソリューションとは異なり、Advanced Email Securityを追加したAcronis Cyber Protect Cloudは社内メールアドレス経由で送信された脅威も阻止し、マルウェアが組織内で横展開されるのを防ぐことができます。

Advanced Email Securityは、MSPが初期費用をほとんどかけずにサービスを構築し、顧客のワークロードを100%カバーするサイバープロテクションを実現するAcronis Cyber Protect Cloudの、最新のアドバンスドプロテクションパックです。

また、Advanced Backup、Advanced Security、Advanced Disaster Recovery、Advanced Managementなどのアドバンスドプロテクションパックを追加することで、MSPはサービスを柔軟に拡張およびカスタマイズし、顧客やワークロードごとに最適なレベルのサイバープロテクションを提供することができます。

新しいソリューションパックに対する、パートナーやアナリストの反応
Bluefin Technology Groupの最高経営責任者であるドーン・ウィルソン(Dawn Wilson)氏は次のように述べています。「BluefinがAcronis Cyber Protect Cloudを信頼するのは、私たちが顧客に包括的なサイバープロテクションサービスを提供できるようになったからです。この度のAdvanced Email Securityの追加は非常に喜ばしいことです。毎日のようにデータ漏洩が起きている中で、顧客のメールボックスを安全に保護することが求められています。今回の機能追加により、全く新しいベンダーやセットアップを追加することなく、実績のあるメールセキュリティにより簡単にサービスを強化することができます」

SE Labs社のCEOであるサイモン・エドワーズ(Simon Edwards)氏は、Advanced Email SecurityパックによりMSPは、他のソリューションよりも迅速かつ正確に脅威を検知できる、単一のマルチレイヤーのメールセキュリティを提供できるとしています。SE Labsの独立テストでPerception Pointは、総合1位にランク付けされており、検知率、誤検知率、総合的な正確さで最高の評価を得ています。エドワーズ氏は次のように述べています。「このテストは極めて難易度が高く、対象のメールサービスを非常に厳しく評価します。Perception Pointがそのテストで1位を獲得し、最高のAAA評価を受けたことは、高い信頼性につながります」

ガートナー(Gartner)社では次のように評価しています。「組織がクラウドメールへの移行を進めていく中で、メールセキュリティを見直す必要性がさらに高まっています。オンプレミスのメールソリューションに使われていた対策や制御では、もはや不十分です。統合メールセキュリティソリューション(IESS)によって、高度なマルウェア対策やサンドボックス分析、URL分析などセキュアEメールゲートウェイ(SEG)に搭載されている機能の多くを提供し、悪意のあるメールをユーザーの受信ボックスに届く前に遮断します」Perception Pointは2020年の『Gartner Market Guide for Email Security』レポートにおいて、IESSの「Representative Vendor」に選ばれています。

Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced Email Securityの詳細に興味があるサービスプロバイダーの方は、Acronis デモセンターの動画あるいは、https://www.acronis.com/ja-jp/products/cyber-protect/ をご覧ください。

※1: https://www.linkedin.com/pulse/ponemon-institute-research-concludes-80-successful-breaches-haas

アクロニスについて
アクロニスは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型の自動サイバープロテクションにより、安全性、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に関連する現代のデジタル社会の課題を解決します。サービスプロバイダーとIT専門家の要求に応える柔軟なデプロイメントモデルと、次世代型の画期的なアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、エンドポイント保護管理ソリューションによって、データ、アプリケーション、システムに対して上質のサイバープロテクションを提供します。受賞歴のあるAIベースのアンチマルウェアテクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーにより、クラウドからハイブリッド、さらにはオンプレミスまで、あらゆる環境を予測可能かつ低いコストで保護します。

2003年にシンガポールで設立され、2008年にスイスで法人化されたアクロニスは、現在18か国の33の拠点で1,500人を超える従業員を抱えています。アクロニスのソリューションは、550万人以上のホームユーザーと50万社以上の企業の信頼を得ており、この企業にはFortune 1000選出企業のすべてと一流プロスポーツチームが含まれています。アクロニスの製品は150か国以上の5万社のパートナーおよびサービスプロバイダー経由で提供され、40以上の言語でご利用いただけます。

Perception Pointについて
Perception Pointはメール、クラウドストレージ、CRMアプリ、メッセージングプラットフォームなど、あらゆるコラボレーションチャネルにおけるコンテンツベースの攻撃を迅速に遮断するPrevention-as-a-Service(サービスとしてのサイバー保護)を提供しています。フィッシング、BEC、スパム、マルウェア、ゼロデイ攻撃、Nデイなどの攻撃が企業ユーザーに到着する前に防ぐことができます。Perception Pointのソリューションは企業のインフラストラクチャに変更を加えることなく数分で導入でき、あらゆるポリシーや要件に準拠しているため、ITチームは何もする必要がありません。同社のインシデント対応チームは、企業のSOCチームの戦力増強にも役立ちます。
Perception Pointの詳細については、Webサイト< https://perception-point.io/ >をご覧ください。LinkedIn、Facebook、Twitterでフォローしていただくこともできます。

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  • IT、通信、コンピュータ技術

添付資料

  • AdvEmailSecurityPack_CyberProtectionConsole
  • AdvEmailSecurityPack_CyberProtectionConsole_2
  • AdvEmailSecurityPack_CyberProtectionConsole_3

会社概要

商号
アクロニス・ジャパン株式会社(アクロニス・ジャパンカブシキガイシャ)
代表者
川崎 哲郎(カワサキ テツロウ)
所在地
〒106-6108
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー37階
TEL
03-4572-2525
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
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公式ブログ
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