2026年06月12日 17:30

クレジットカードの海外決済手数料は高い?韓国旅行で損しない決済方法とウォン・日本円の選び方

海外旅行から帰ってきて、クレジットカードの明細を見たとき、こう感じたことはありませんか?
「5万ウォンだったから、だいたい5,000円くらいだと思っていたのに、あれ?思ったより高い……」

支払うときに頭の中でざっくり計算したはずなのに、明細を見ると想像していた金額と少し違うと、「あれ、わたし暗算苦手なのかな……」と不安になってしまいますよね。

でも、安心してください。それは決してあなたの計算ミスではありません!
海外でクレジットカードを使うと、為替レートの動くタイミングや手数料、そしてカード端末で選ぶ「通貨」によって、請求金額がちょっとずつ上乗せされてしまう仕組みがあるのです。

この記事では、「請求額が思ったより高い」と感じる理由と、せっかくの韓国旅行で余計な手数料を支払わずに、賢く日本円を節約する方法を分かりやすく整理してご紹介します。

なぜ?クレカ海外決済にかかる主な手数料

旅行中に可愛いコスメを買ったり、美味しいグルメを楽しんだりするとき、脳内でざっくり「1,000ウォン=100円」と日本円に換算して考えることが多いですよね。

この計算だと、50,000ウォンのお買い物なら約5,000円になるはず。 なのに、実際の明細を見ると5,500円前後、場合によっては5,800円近くになっていることも……。 その裏側には、こんな2つの理由が隠れています。

(1)為替レートは日々変わるから
スマホのアプリで今見ているレートと、カード会社が実際に計算に使うレートは、実は同じではありません。

カードの請求に使われるのは、国際ブランドやカード会社が「決済データを処理したタイミング」のレートです。
現地でピッと支払ったその瞬間のレートがそのまま適用されるわけではないため、ズレが生まれてしまいます。

(2)「海外事務手数料」が上乗せされるから
海外でカードを使うと、一回のお買い物ごとに「海外事務処理手数料」が加算されます。 たとえば三井住友Visaカードの場合、この手数料は3.63%(税込)です。

※ 三井住友カード|外貨で決済した場合の換算レートについて
では、50,000ウォンの買い物は、実際どれくらいの請求になるのでしょうか。
※2025年5月30日のレート(1ウォン=0.1056円 / 50,000ウォン=約5,280円)で計算した場合
※実際の請求額は、為替レートやカード会社、決済が処理された日、お店の端末設定などによって変動します。

実はこれが落とし穴!「日本円(JPY)」と「現地通貨(KRW)」はどっちを選ぶべき?

韓国のお店でカードでお会計をするとき、決済端末の画面に「JPY(日本円)で払うか、KRW(ウォン)で払うか」を選ぶ画面が出たことはありませんか?

日本円でいくらかが見えると安心するので、なんとなく「JPY」を選びたくなってしまいますよね。 この日本円を選ぶ仕組みを「DCC」と呼びます。
しかし、ここが大きな落とし穴!

このときの換算レートは、カード会社ではなく、お店側や決済代行会社が自由に決めている場合があるのです。

そこに独自の手数料が上乗せされていると、上の表のように、現地通貨(ウォン)で支払うよりもかなり割高になってしまうことがあります。
画面に「JPY / KRW」と表示されたら、迷わず「KRW(現地通貨)」を選びましょう!それが一番おトクに支払う鉄則です。

また、もしクレジットカードで現地ATMから現金を引き出した場合は、ATM手数料やキャッシング利息がかかります。

なぜクレカ手数料は見えにくいのか
クレジットカードで結局いくら払ったのかが分かりにくいのは、もらったレシートに手数料が載っていないから。

レシートや端末に出るのはウォンの金額。その場で「日本円で最終いくらか」までは分かりません。
頭の中でざっくり計算しても、レートが少しズレて、さらに手数料がかかって、DCCも上乗せされて。

それぞれがチリツモになって、カードの請求時に「あれ?」とびっくりしてしまうことになるのです。


手数料を賢く抑えて、日本円を節約する方法5選

せっかくの旅行、余計なコストはできるだけ削って、その分をお土産や美味しいカフェ巡りに回したいですよね。 今すぐできる5つの節約ワザをご紹介します。

(1)クレカ決済は、基本「現地通貨」で
前述の通り、端末に選択肢が出たら必ず「KRW」をタッチ。 これだけで損なレートを避けられます。

(2)海外事務手数料の低いカードをメインにする
カード会社や国際ブランドによって、手数料率は「1.6%台〜3.6%台程度」と幅があります。 事前に手持ちのカードの手数料をチェックして、一番低いものをメインカードにしましょう。

(3)プリペイドカードを取り入れてみる
一般的なクレカは「決済したあとに円換算」されるため、円安が進んでいる時期は不利になることも。
プリペイドカードなら、おトクなレートのタイミングを見計らって、自分のタイミングで両替・チャージができて安心です。

(4)アプリ系の外貨交換サービスを使う
Travel WalletやWiseなど、外貨をアプリでスマートに管理できるサービスが今、大人気です。 スマホでリアルタイムのレートを見ながら両替できるので、脳内の計算と実際の金額がズレる心配がありません。

(5)ATMでのキャッシング(現金の引き出し)は最小限に
クレジットカードを使って現地のATMから現金を引き出すと、ATM手数料や利息がかかってしまいます。 現金は急に足りなくなったときだけ最小限に留め、あらかじめ少額の現金を両替所などで用意しておくのがおすすめです。

どれがおすすめ?人気のプリペイドカード・外貨交換アプリ3選
手数料やレートを賢く節約したい旅行好きの間で、今や定番となっているのがプリペイドカードや外貨交換アプリです。

あらかじめチャージした残高の範囲内で使えるので、使いすぎの心配がないのも嬉しいポイント。代表的な3つのサービスを比較してみましょう。

(1)Travel Wallet
Travel Walletは、おトクなレートのタイミングでウォンに両替できる、Visaブランドのプリペイドカードです。両替手数料や決済手数料は無料。

また、韓国交通IC機能もついているので、お買い物も地下鉄・バスの移動もこれ1枚でスマートに完結します!
プリペイドカードの発行手数料もかかりません。

(2)Wise
Wiseも、Travel Walletと同じく、アプリで両替して使うプリペイドカードです。こちらも、両替手数料や決済手数料は無料です。

韓国の交通IC機能はありませんが、とにかく「たくさんの国の通貨」をまとめて管理することに強みがあります。
また、一定額・一定回数まではATM引き出し手数料が無料になる場合があります。

最新の条件は公式サイトで確認しましょう。
韓国だけでなく、世界中のいろんな国を旅するのが好きなアクティブ派におすすめです。

(3)WOWPASS
WOWPASSは、韓国の現地(空港や主要駅の専用自販機)に到着してから発行する、韓国特化型のプリペイドカードです。
T-money(韓国交通IC)機能がついているほか、現地の端末からウォンの現金を出金することもできます。

現地でカードを作るため「日本にいる間にレートが良い瞬間に両替しておく」ということはできません。
また、カードの発行手数料や、現金を引き出す際の手数料がちょこちょこかかる点には少し注意が必要です。

【ケース別】あなたにぴったりの「おすすめの組み合わせ」

(1)クレカ派→低手数料クレカ+支払いは必ず現地通貨
「やっぱり使い慣れたクレカを中心に旅行したい!」という人は、手持ちの中で一番海外事務手数料が低いカードを選んで持っていきましょう。

お会計のときは必ず「ウォン(KRW)」での支払いを指定し、DCC(日本円決済)を上手に回避してくださいね。
現金はレートの良い街中の両替所で少しだけ用意すると完璧です。

(2)しっかり節約派→プリペイドカード+少しの現金
「余計な手数料は1円でも払いたくない!」という人は、決済手数料や両替手数料がかからないプリペイドカードを日本で準備していくのがベスト。
旅行前にレートが良いタイミングを狙ってチャージしておけば、為替の損も賢く防げます。

(3)韓国リピーター派→アプリで外貨の残高管理
「これからも何度も韓国に行きたい!」という韓国リピーターなら、Travel WalletやWOWPASSなどでウォンの残高をそのまま管理するのがおすすめ。
帰国のたびに無理にウォンを使い切ろうとせず、余った分は次回の旅にそのまま回すと、両替の手間も手数料もカットできて一番ラクちんです。


まとめ
海外でクレジットカードを使ったときに感じる「思ったより請求が高いかも?」というモヤモヤ。
その理由は、為替の変動や海外事務手数料、そしてお店の端末での通貨選択(DCC)などが、少しずつ重なっていたからでした。

次回の韓国旅行では、「画面では現地通貨(KRW)を選ぶ」「ATMでのキャッシングはなるべく避ける」という基本の手順はもちろん、手数料がかからないプリペイドカードや外貨交換アプリをぜひ味方につけてみてください。

ちょっとした支払いのコツを知っておくだけで、帰国後に明細を見てため息をつくこともなくなります。
賢くおトクに、全力で韓国旅行を楽しんできてくださいね!

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