配信方法

海外へプレスリリースを配信する方法とは?配信までの流れや料金体系、配信する上での注意点を解説

プレスリリースマガジン編集部

海外でサービスを提供していたり、今後海外への進出を検討している企業であれば、海外へプレスリリースを配信してPRするのも良いでしょう。国内のプレスリリース配信同様、プレスリリースが現地記者の目に留まり記事として紹介されれば、認知度の向上や信頼性が高まり海外での事業展開を円滑に進めることができます。
今回は海外プレスリリース配信の流れや料金体系、配信する上での注意点など、海外プレスリリース配信の基本について解説します。

海外プレスリリース配信の流れ

現地に支社や広報におけるパートナー企業がいない場合、海外のメディアにプレスリリースを配信するには

【1】自社で海外のメディアとコンタクトを取りプレスリリースを送る
【2】海外向けのワイヤーサービスを通じてプレスリリースを送る

の2つが主な選択肢となります。
【1】の場合、自力で海外のメディアを調査する必要がありかなりの労力を要するため、「PR Newswire」や「Business Wire」といった代表的な海外向けのワイヤーサービスを利用してプレスリリースを送る【2】を選択するのが最適です。

海外向けのワイヤーサービスへ直接申し込む方法以外に、弊社ドリームニュースを含めいくつかの国内向けプレスリリース配信サービス会社は、海外向けのワイヤーサービスと提携しているため、そちらの連携サービスに申し込む方法があります。

国内向けプレスリリース配信サービス会社に海外プレスリリース配信を依頼するメリットは、入稿などの作業を代行してくれるため自分たちで管理画面を操作する必要がなく、メールなどのやり取りのみで完結するという点です。

細かいオプションサービスの利用を除けば、プレスリリース原稿の用意と配信する地域(通称:配信サーキット)を決め申し込むだけで配信まで完了するのが、一般的な海外プレスリリース配信サービスでの配信の流れとなります。

海外プレスリリース配信の料金体系

国内向けのプレスリリース配信サービスの場合は「1回の配信で●●円」「月額配信無制限で●●円」のような料金体系が基本になりますが、海外プレスリリースの場合は「配信サーキット」によって料金が異なり、また「Word数」によっても料金が変動します。

下記は、ドリームニュースが提供する海外プレスリリース配信サービスの「USナショナル(全米)」と「中国・香港・台湾」サーキットの料金です。(料金は全て税別です)

配信サーキット:USナショナル(全米)
基本料金/ 400wordまで:86,600円
追加料金/ 100word毎:24,100円
配信メディア数:約6,000
配信先:米国のすべての州のメディア(新聞、通信社、テレビ、ラジオ、ビジネス誌、有名メディア、フリーレポーター、業界メディアなど)をカバー。

配信サーキット:中国・香港・台湾
基本料金/ 400wordまで:115,500円
追加料金/ 100word毎:36,200円
配信メディア数:約33,000
配信先:中国、香港、台湾の一般メディア及び各業界専門メディアやSina.comなどオンラインメディアを含む。
※簡体/繁体中国語への全訳サービスが含まれます

このように配信サーキットによって基本料金や追加料金が異なり、日本語原稿を英文へ翻訳、画像や動画を添付する場合、それぞれオプション料金がかかります。

海外プレスリリース配信をする上での注意点

英文への翻訳は翻訳会社か翻訳オプションを利用

海外プレスリリース配信は、どのサーキットを選んでも英文原稿が必須となります。
自社で英文原稿を用意するのか、英文への翻訳オプションを申し込むのかはあらかじめ決めておきましょう。

もし自社で英文原稿を用意する場合は、Google翻訳などで翻訳をすると細かいニュアンスなどが間違って伝わってしまう可能性もあるため、専門の翻訳会社へ依頼するか、海外プレスリリース配信サービスの翻訳オプションを利用することをお勧めします。

現地語への翻訳日数も考慮して配信日時を設定

英語から現地語への翻訳は配信サーキットの基本料金に含まれていますが、通常は翻訳に2~3営業日ほどかかります。(日本語から英文原稿の翻訳も同様)
もし数カ国が含まれている配信サーキットを選択し、英文での配信も現地語での配信も同時にしたい場合、あらかじめ翻訳にどの程度日数を要するのかを考え、配信希望日時から逆算して申し込むようにしましょう。
日本国内の配信とは異なり、原稿を登録して「すぐに配信!」とはいかないケースがほとんどのため注意が必要です。

配信のタイミングは配信先の文化や祝祭日を意識

日本国内のプレスリリース配信もそうですが、配信先地域の週末や祝日がいつなのかを調べ、配信日時を考えましょう。例えば中国・中華圏の場合、旧暦の正月にあたる春節(1月下旬)は伝統的な祝日です。
このようなタイミングでプレスリリースを配信しても中国メディアの方たちの目に留まる機会が半減してしまいます。
世界情勢も可能な限りチェックし、配信先の地域でビッグイベントなどが控えている場合は、配信のタイミングをずらした方が無難です。

以上、今回は海外プレスリリース配信の流れや料金体系、配信する上での注意点など、海外プレスリリース配信の基本についてのご紹介でした。

海外プレスリリース配信は日本国内のプレスリリース配信とは異なり、配信までに時間がかかり配信先サーキットやWord数によって料金も大きく変わります。

「見積もりを取ったら大幅に予算をオーバーしてしまった…」のようなことにならないよう、ある程度配信先の地域が絞れたタイミングで見積もりを取り、実際に配信する場合はいつまでに原稿を入稿すればいいのか、スケジュールをきちんと把握しましょう。
国内のプレスリリース配信とは勝手が違うため余裕を持って取り組むことが大切です!

ドリームニュースの海外プレスリリース配信

ドリームニュースの海外プレスリリース配信サービスは、AP通信、ロイター通信など60以上の通信社のメディアリレーションを通じて世界200ヶ国にエリア別、業種別でのターゲット配信を可能とします。初めてのお客様でも安心してご利用いただけるように、弊社の担当がしっかりとサポートします。

主要マスメディアやポータルサイトだけでなく、テクノロジー専門メディアもカバーし、さらにインターネット上で大きな影響力を持つブログメディアなどにも同時にアプローチすることが可能です。
また、配信後はメディア掲載レポート、アクセス数、検索キーワードなど効果測定レポートも提出します。
※ドリームニュースの海外プレスリリース配信サービスはビジネスワイヤジャパンとの提携サービスです。

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