FANレス、豊富な外部インターフェース、動画再生も可能なCPUボードを発売

FANレス、豊富な外部インターフェース、動画再生も可能なCPUボードを発売
～シンクライアント・ATM・KIOSK・産業用PC機器への組み込み用に開発～　

液晶情報端末メーカーである日本テクト株式会社（本社：東京都港区芝1-8-25、資本金：２億9000万円、社長：増岡厳、Ｔｅｌ：03-5442-8010）では、RS-232Cシリアル×4ポート、USB2.0×6ポート、LAN×2ポート他豊富な拡張インターフェース、FANレスながら動画再生も可能、且つ、組み込みを考慮したパソコンの５インチベイ程度の小型サイズを実現したＣＰＵボード「シングルボードコンピュータＮＴ－７００４」を開発、８月２０日から発売を開始します。

新製品ＮＴ－７００４は、５インチベイサイズ（210㎜×143㎜）の鉛フリー対応・RoHS指令対応設計で環境にも配慮。

CPUとチップセットは組込み用CPU大手VIA社のC7-1.5GHz、チップセットとしてマルチメディアに強いCX700Mを採用。

メインメモリはDDR2 SODIM（200pin）を1GBまで搭載可能。

拡張インターフェースはCFスロット（ブート可能）、RS-232Cシリアル×4ポート、USB2.0×6ポート（うち内部接続2ポート）、シリアルATA、IDE、PCI(オプション)などの他、セキュリティー対策用にLANも2ポート装備し、高い拡張性を持ちます。

ヒートシンク冷却のFANレスという静音設計でありながらも動画再生にも十分対応するなど、高度、複雑化するアプリケーションにも広範に対応可能です。

LCDインタフェースもVGAからSXGA（2ch対応）、CMOSにも対応しており、多様なLCDパネルの選択が可能です。

また、搭載可能なOSもＷｉｎｄｏｗｓ(R)XP Professional、Windows(R)XP Embedded、Linuxなど、シンクライアント機、ATM、KIOSK端末、産業用PC機器の組み込みの際のデバイスやモジュールをコスト、パフォーマンス、機能など基準の幅を広げて選定できることが大きな特徴です。

また、本体機器の安定性が高まるカスタムポーティング（ＷｉｎｄｏｗｓXP(R)　Embedded、Linux）も受託し、平均２週間程度のごく短い期間でポーティングすることも、ＮＴ-7004展開に於ける特徴の一つとしています。