2014年07月24日 11:00

【リニアモーター分野】国際調査における特許牽制力ランキングトップ3は安川電機、ニコン、キヤノン

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株式会社パテント・リザルトは2014年7月24日、世界のリニアモーター関連技術全般について、国際調査報告(ISR: International Search Report)に先行技術として引用された件数を企業ごとに集計した「リニアモーター分野 国際調査における特許牽制力ランキング」をまとめました。

株式会社パテント・リザルトは2014年7月24日、世界のリニアモーター関連技術全般について、国際調査報告(ISR: International Search Report)に先行技術として引用された件数を企業ごとに集計した「リニアモーター分野 国際調査における特許牽制力ランキング」をまとめ、レポートの販売を開始しました。

今回の調査では、欧州特許庁が提供するデータベースである「DOCDB(document database)」を用い、国際特許分類(IPC)として「H02K41」が付与されている出願を「リニアモーター分野」と定義しました。2014年5月末までに世界各国で出願された23,886件のうち、WIPOのサーチレポートに引用された2,021件を対象に集計しました。

この調査により、世界のリニアモーター関連出願において、先行技術としての認知度が高い特許を多く保有している企業が明らかになります。

集計の結果、1位 安川電機、2位は同数でニコン、キヤノンとなりました。

リニアモーター分野の国別出願件数を見ると、日本が最も多く、次いで、米国、ドイツ、中国の順となっています。国際調査における特許牽制力ランキングにおいても日本企業が上位10社中8社を占めており、日本企業が強い分野であることが分かります。

1位 安川電機の最も多く引用されている特許は、信頼性が高く、高い推力が得られることに特徴を持つリニアモーターに関する技術(JP3791082)です。安川電機のこの出願自体は国際出願されていませんが、日立製作所の国際出願4件(うち3件がX文献)、THKの国際出願1件(Y文献)の合計5件に引用されました。

2位 ニコンは半導体製造装置のステージなどに使われるリニアモーターについて、多く引用されています。X文献として引用された相手先としては、ASML、Carl Zeiss、PHILIPSなどの企業が挙げられます。

キヤノンもニコン同様に、半導体製造装置のステージなどに使われるリニアモーターについて多く引用されており、引用された相手先として最も多い企業はニコンとなっています。そのほか、安川電機、PHILIPS、SIEMENSなどの国際出願に影響を与えています。

本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:リニアモーター分野業界」にてご覧いただけます。
■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/07/linearm.html


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住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など

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商号
株式会社パテント・リザルト(カブシキガイシャパテント・リザルト)
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〒113-0033
東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
TEL
03-5802-6580
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
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