2023年03月17日 18:00

甘い蜜、きれいな花には「裏」がある『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ 足元に広がる「知的なたくらみ」』著者稲垣栄洋が、キンドル電子書籍で配信開始。

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株式会社三笠書房(東京都千代田区/代表取締役:押鐘太陽 http://www.mikasashobo.co.jp )は、2023年3月1日に『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ 足元に広がる「知的なたくらみ」』著者稲垣栄洋が、キンドル電子書籍で配信開始いたしました。


■『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ 足元に広がる「知的なたくらみ」』著者稲垣栄洋
・キンドル電子書籍 https://amzn.to/3yL3HAC
・アマゾン書籍   https://amzn.to/3JjQ0xj
・三笠書房HP   https://www.mikasashobo.co.jp/c/books/?id=100304000


踏まれてみたり、寄生したり、あえて枯れてみたり…
どんな雑草もボ~ッと生えてるわけじゃない!

雑草たちのバラエティに富んだ
命をつなぐための「知的なたくらみ」を
ユーモアと愛情あふれる文章で紹介する本。

・どうして炎天下でも枯れないの?
・なぜ横に横にと生える?
・地下に花を咲かせるメリットは?
――全部、理由があるのです!

◇「上に伸びる」だけが能じゃない
◇「均一にそろわない」という強み
◇ 甘い蜜、きれいな花には「裏」がある
◇ 招かれざる昆虫に“お引き取り願う”ために
◇「刈られるほど元気」になる奇妙な進化
◇全滅を避けるための「だらだら作戦」
◇「メリットのある相手」をシビアに選別
◇「図鑑の分類」に収まりきらない自由さ
◇冬眠ならぬ「夏眠」で負け戦を回避
◇「時代遅れの強さ」を体現

■目次

・はじめに 読めば「身の回りの雑草」の見え方が変わる

●1章 どんな雑草もボ~ッと生えてるわけじゃない
その「静かなる生存競争」のヒミツ
・「予測不能な変化」に適応する強さ──メヒシ
植物の強さを決める「三つの要素」

・多数派に安住せず「我が道」を行く──カヤツリグサ
あえて「三角形の茎」をしているワケ

・「地べたに生きる」ことに徹した工夫──コニシキソウ
「上に伸びる」だけが能じゃない
花も蜜も徹底した「コスト削減」で準備
種子散布を手伝う心強いパートナー

・「アスファルトの隙間」は悪くない住み心地──ツメクサ
過酷な環境・条件にもサラリと適応

・「昆虫界最強」のアリをボディーガードに──カラスノエンドウ
「アブラムシをたからせる」のも作戦のうち?

・コラム 「低く構える」ことは守りの基本

●2章 甘い蜜、きれいな花には「裏」がある
すべては「虫たちに花粉を運ばせる」ために
・「メリットのある相手」をシビアに選別──ホトケノザ
招かれざる昆虫に“お引き取り願う”ために
「横向きに咲く」たったこれだけで……

・「ドンくさい昆虫」も賢く活用──セイヨウカラシナ
飛ぶ能力が劣るアブに花粉をどう運ばせるか

・レッドオーシャンを避ける生き方──二ホンタンポポ
冬眠ならぬ「夏眠」で負け戦を回避
「寒い冬に力を蓄えた植物」だけの特権

・鮮やかなブルーに秘された「巧妙な手口」──ツユクサ
自殖──「「セカンドベスト」の手札

・「いつ耕されるかわからない環境」を巧みにサバイブ──スズメノテッポウ
他殖と自殖の「両掛け」で逆境を乗り切る

・「秘すれば花」をまさに実践!?──ミゾソバ
昆虫が来ないなら地中に花を咲かせてしまえ

・あえて「暗い夜」に咲く深謀遠慮──マツヨイグサ
スズメガを引き寄せる「妖しい色香」

・コラム あえて「雄株」と「雌株」に分かれる戦略

●3章 「新天地」をめざす飽くなき冒険
動けない雑草は、種子をいかに拡散するか
・「踏まれて生きる」粘着気質──オオバコ
逆境を利用して「世界中の道」に進出

・アリを頼って「まだ見ぬ地」へと旅立つ──スミレ
種子にまとわせる「アリへのごほうび」

・簡単には芽を出さない「休眠」戦略──ナズナ
全滅を避けるための「だらだら作戦」

・ピストル発射のごとき種子散布──カタバミ
抜いても抜いても生えてくる理由
「スピーディー」かつ「慎重」の二刀流──オナモミ
「実の中」に秘された性格の異なる二つの種子

・コラム 「綿毛のついた種子」の小さなチャレンジ

●4章 常に一歩先を行く切れ者ぞろい
いちばん身近で私たちを欺き続ける雑草たち
・人間の草取りに負けない「擬態」作戦──タイヌビエ
田んぼに適応した「姿のくらまし方」

・「刈られるほど元気」になる奇妙な進化──スズメノカタビラ
“地面ギリギリ”に穂をつける理由
ティーイングエリア、フェアウェイ、ラフ──場所ごとに違う草丈

・「遷移の覇者」として湿地に君臨──ヨシ
「豊葦原の瑞穂の国」に秘められた意味
ヨシの画期的な発明─中空の茎

・「シンプルな草型」に秘められた進化の跡──ススキ
長く伸ばした葉に「折り目」をつけてみた
草食動物とイネ科植物の「静かなる攻防」

・コラム 炎天下でも平気で青々

●5章 雑草たちをめぐるセンス・オブ・ワンダー
「オンリーワンの存在」をめざす知的なたくらみ
・「図鑑の分類」に収まりきらない自由さ─ヒメジョオン
「一年草」と「多年草」──それぞれのメリット・デメリット
その「いい加減さ」こそ環境適応力

・「時代遅れの強さ」を体現──スギナ
もっともやっかいな「雑草のエース」

・「外来雑草」の悲喜こもごも──セイタカアワダチソウ
自然界では「ひとり勝ち」は長続きしない

・「寄生して暮らす」のも楽じゃない──ネナシカズラ
見た目も生態も、まさに「ひも」

・葉の変異が大きいのは「必要な個性」──オニタビラコ
「均一にそろわない」という強み

・おわりに……雑草の数だけ「自由でドラマティックな戦略」がある

■著者 稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)
静岡大学教授、みちくさ研究家
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。
農学博士。専門は雑草生態学。
農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、現在、静岡大学大学院教授。
農学研究に携わる傍ら、「みちくさ研究家」として身近な雑草や昆虫に関する著述や講話を行ない好評を博する。
著書に、『身近な雑草の愉快な生きかた』(ちくま文庫)、『はずれ者が進化をつくる』(ちくまプリマー新書)、
『生き物の死にざま』(草思社)などがある。

■『面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ 足元に広がる「知的なたくらみ」』著者稲垣栄洋
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