<プレマガ広報インタビュー>株式会社ヒトクセ 畠山 明さん 丸山 ちなみさん

プレスリリースマガジン編集部

インターネット広告事業とBtoBマーケティング事業を行っている株式会社ヒトクセ 管理本部の畠山 明さん(写真左)と丸山 ちなみさん(写真右)に、広報担当者としての業務についてお話を伺いました。

前職の経験を活かし広報も兼務

― 貴社の事業内容について教えてください。

弊社は、リッチメディア広告配信プラットフォーム「Smart Canvas(スマートキャンバス)」や、外部環境データを活用した広告配信サービス「FIT AD(フィットアド)」、過去に開催したウェビナー動画を活用し、新規見込み顧客の獲得を可能にしたプラットフォーム「Webinar Room(ウェビナールーム)」など、インターネット広告領域とメディア領域においてサービスを展開しています。

― ありがとうございます。お二人の略歴と広報になった経緯を教えてください。

畠山さん:私は、新卒で入社した人材系のベンチャー企業で、営業とマーケティングに従事していました。
マーケティングの部署にいた時に、導入事例や自社ブログの執筆、社内報の立ち上げにも携わり、その時から仕事として文章を書くことに触れています。

ヒトクセには人事担当として入社したのですが、あまり役割に範囲を設けていないので、人事をメイン業務としつつ、労務や総務、そして広報の専任者がいないということもあり、前職の経験を活かして広報も兼務しています。

丸山さん:私は2020年に新卒としてヒトクセへ入社しました。
入社後の1年半から2年くらいまではビジネスサイドの方にいて、新規事業の立ち上げを行っていた際にプレスリリースを書くという経験もしました。
2022年の1月から人事へ移動し、現在は畠山と一緒に人事をメインに広報業務も担当しています。

常に相手の立場に立ち情報を伝えるの重要さ

― ありがとうございます。広報業務において大変だと感じる時はありますか?

丸山さん:現在は社内ブログに注力をしており、月に3~4本の記事を書くことを目標にしているのですが、やはり記事を書くためのネタ探しというのは大変ですね。ひたすら現場の社員に「いいネタはないか」というのを聞いています(笑)

畠山さん:そうですね。社内ブログにしても立ち上げるというところまではできるのですが、「継続して更新し続ける」というのが難しいですね。弊社も更新が滞ってしまった時期がありましたが、丸山が来てくれたおかげで現在はコンスタントに記事をアップできています(笑)

― では、広報として必要だと思うスキルもあれば教えて下さい。

畠山さん:<きれいな文章を読む習慣を付ける>というのは、すごく大切だと感じています。
私は前職時代から仕事として文章を書く機会が多かったのですが、文章を書くにあたってなにか特別な勉強をしたということはありません。
ただ、昔から新聞や小説など活字を読む習慣があったので「こういった言い回しの方が文章を理解しやすい」「この文字は漢字でも書けるけど、あえてひらがなで書いた方が読みやすい」など、そういったものが潜在的に刷り込まれているおかげで、社内のプレスリリースの添削だったり、文章を書く際に役立っています。

スキルとは異なりますが、プレスリリースにおいてタイトルは非常に重要だと感じているので、街中で見かけた広告を「どういったキャッチコピーだと刺さりやすいのか」「どういう語呂だと読みやすいのか」という視点で自分にインプットして、引き出しを増やすことも大切だと思います。

他にも、常に相手の立場に立って情報を伝えることも重要ですね。
「弊社はこういった取り組みを行っています!」「こんな画期的なサービスを提供しています!」といくら丁寧に書いても、読み手に興味やメリットを感じてもらえなければ最後まで読んでもらうことができないので。

自分の好きな会社の情報を発信していくことがやりがい

― おっしゃる通りですね。今後広報として注力していきたいこと、また広報としてのやりがいを感じる時を教えてください。

畠山さん:以前取材をしていただいた記者の方との繋がりはあるのですが、まだまだ多くはないので、今後はもっとメディアリレーションの強化にも注力していきたいです。

丸山さん:私はまだ広報としての経験が浅いのですが、広報業務を通してあらためて会社を見つめ直す機会になりました。広報は、自社の良いところ、魅力的なところを見つけて社外にアピールしていくので、今まで以上に会社が好きになり、自分の好きな会社の情報を発信していくという業務に携われていることに、とてもやりがいを感じています。

畠山さん:良いこと言うね~!素敵(笑)

(一同笑い)

― 自分の会社を好きだと言えるのは素敵なことですね!最後にこれから広報を目指す方に何かメッセージがあればお願いします。

畠山さん:常日頃から、自分が良いなと思ったキャッチコピーや言い回し、文章などをストックし引き出しを増やしておくと、いざ広報として取り組むとなった時に楽になると思います。

あとは、個人的に広報も営業的な要素が強い職種だと感じているので、交渉力を身に付けること、そして社内だけでなく社外にも目を向けて、積極的に情報のインプットとアウトプットをしていけると良いと思います。

丸山さん:畠山が言ったように、広報は営業力やマーケティング、文章を書く能力や人脈など、総合的な力が必要な職種だと思っています。
広報は営業やマーケティングのように結果が数値として表れにくいですが、自分のキャリアとしてプラスになる職種だと実感しているので、現在違う職種をされている方でも、広報に興味があればぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

― お忙しいところ、色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!

インタビュー企業

会社名:株式会社ヒトクセ
事業内容:インターネット広告事業、BtoBマーケティング事業
創業:2011年8月
URL:https://hitokuse.com/

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