2009年04月23日 10:00

オムニビジョン、次世代のカメラベースドライバー支援システムを実現する世界最小の自動車用イメージングSOCを発表

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自動車用リアビュー カメラと死角検知システムの高まる需要に対応する最先端のソリューションを提供し、業界でトップの地位を強化

CMOSイメージングソリューション開発大手の OmniVision Technologies, Inc.(ナスダック: OVTI)の日
本支社、オムニビジョン・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役社長 薄井 明英)
は本日 、最新のAutoVision イメージング・ソリューションを発表した。

このソリューションは、自動車用リアビュー カメラや死角検知システムなどのドライバー支援システムに
おいて、より鮮明な画像の実現を目指す自動車業界のニーズに応えるものである。OV7960/OV7962 は約 6
.3 ミリ(1/4 インチ)と非常に小さく、他の CMOS デバイスと比べて最大で 50 % 小さい世界最小のAuto
Vision CSP (aCSPTM) パッケージで提供され、低照度環境で非常に優れた性能 (
「オムニビジョンが提供する最新の AutoVision デバイスは、次世代のドライバー支援システムの設計者
が高画質映像を実現するために必要な低照度環境での優れた性能を、非常にコンパクトなパッケージで提
供します。」と、オムニビジョンでオートモーティブ・ソリューション製品部の製品部長、Inayat Khajas
ha は述べている。「車載ビデオカメラの需要が高まっている今日、12V/lux-sec という業界トップレベル
の感度を備えたこの製品は、新しい自動車製造業者のニーズを満たすことができると確信しています。」

主流になりつつある車載ビデオカメラ
各自動車製造業者が、より多くの主流車種にビデオカメラを導入しているため、自動車向けビデオカメラ
の需要は今後も高まると予測されている*。市場調査会社 テクノ システム リサーチ (TSR) が行った調査
によると、ビデオカメラが導入されている新車種の割合は、2008 年の最高 20 % から 2012 年には約 70 %
まで拡大すると予測している。また、CMOS センサがその大半を占め、CCD の売り上げは今後も減少する
とTSR は予測している。

「景気が低迷を続けるなか、自動車製造業者は新機能の追加や画質と信頼性の向上を図ると同時に、大幅
なコスト低減を目指している。」とTSR社の シニア アナリスト 大森 鉄男 氏は述べている。「オムニビ
ジョンの新しい AutoVision はそのような現在のニーズに応えるソリューションであり、拡大する自動車
向けビデオカメラ市場においてオムニビジョン は、トップ地位をさらに強化させるであろう。」

業界トップレベルのイメージング機能
OV7960/OV7962 は、高集積度と全体の BOM(部材) コストの低減を含む CMOS 特有の利点を提供すると
ともに、CCD ソリューションよりも高い性能を実現する。高性能な OV7960 は、最先端のフロント・サイ
ド・イルミネーション(前面照射、FSI)型 OmniPixel3-HS アーキテクチャ上に構築されており、シング
ルチップ・アナログ出力センサとしての完全な機能を提供している。OV7960 はインターレースNTSC/PAL
信号方式に最適化されており、車載 LCD 画面や 75 オーム負荷のデバイスへ直接出力できる。
また、OV7962 はデジタルプログレッシブおよびアナログ用途に最適化されている。 OV7960 および OV796
2 の両方とも-40 ~ 105 の広い温度範囲に対応しており、 AEC-Q100 グレード 2 を満たしている。


これらの製品には余分な有効画素を持たせているので、画像の有効領域を縦横両方の方向へ移動でき、カ
メラの設定を調整で可能である。この機能は表示画面を微調整して、機械的ズレを補うために特に有効で
ある。

レンズ歪み補正に対する独自のアプローチ
オムニビジョンは電子的な歪み補正に、レイテンシ、画像解像度の損失、および追加処理に伴う発熱量の
増加など欠点があることから、レンズ製造業者と密接に協力し、独自の歪み補正機能を備えたレンズを開
発した。その結果、最適なシステム性能と優れた画質を実現するとともに、システムコストを最低限に抑
え、開発時間を短縮することが可能となった。

世界最小のパッケージ
OV7960/OV7692 は、6.67 mm x 7.12 mm x 0.71 mmという世界最小サイズの 62 ピン AutoVision CSP
無鉛パッケージで提供される。
サンプルは、今すぐ申し込みすることができ、また、量産は 2009年の第3四半期に予定されている。

オムニビジョンのオートモーティブ・ソリューションについて
オムニビジョンは、自動車市場向け CMOS イメージング・ソリューションの主要サプライヤであり、50%
以上の市場シェアを誇る*とともに、自動車業界のニーズに特化した革新的なソリューション提供の確かな
実績を持っている。
10 年以上の業界知識や経験、そして実証された技術に基づき、開発時間の短縮と全体のシステム・コスト
低減を実現するセンサ、評価キット、開発プラットフォームを種類豊富に取り揃えている。また、オムニ
ビジョンは全世界に支社を持ち、優れたカスタマー・サポートを提供している。
オムニビジョンの自動車市場向けソリューションについての詳細情報は、
オムニビジョンのWeb サイト www.ovt.com/automotive から入手できる。

オムニビジョンについて
OmniVision Technologies は高性能な半導体イメージセンサーを開発、販売している。OmniBSI、OmniPixe
l、OmniPixel2、OmniPixel3、OmniPixel3-HS 技術を搭載した OmniVision 製品は、携帯電話、ノートパソ
コン、セキュリティ/サーベランスシステム、デジタルカメラ、自動車用/医療用イメージングシステム、
対話型ビデオゲームなどの用途に適した、一般消費者/商用アプリケーション向けの高集積シングルチッ
プ CMOS イメージセンサーである。詳細情報については、オムニビジョンの Web サイト www.ovt.com か
ら入手できる。

*出典:TSR社による 2008 CCD/CMOS Area Image Sensor Market Analysis


◆ 製品とリリースのお問い合わせ先 ◆

オムニビジョン・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

営業部、シニア セールス マネジャー 
竹内  東
電話:03-5765-6321
e-mail: atakeuchi@ovt.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

添付資料

会社概要

商号
オムニビジョン・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(オムニビジョンテクノロジーズジャパンカブシキガイシャ)
代表者
薄井 明英(ウスイ アキヒデ)
所在地
〒105-0014
東京都港区芝2-1-33 第3渡邊ビル5階
TEL
03-5765-6321
業種
製造・メーカー(自動車関連)
上場先
未上場
従業員数
50名未満

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