2011年05月06日 18:00

美しくグラフィックな水の表情。生きるためのビジョンを想像させる、森善之「水のすみか」展、代官山のGALLERY SPEAK FORで開催。

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ヒューマニティ溢れる広告写真で知られる森善之氏。南米アマゾンで「水」に目覚め、その後約6年に渡り、紀伊半島の源流域で延々と水ばかりを撮影して、初めて写真展を開くことになりました。水の表情に癒され、生命の不思議も教えてくれる不思議な写真展です。

<写真の潜在的な力でアクションを>

「新ビオフェルミンS錠」や、焼酎「それから」の広告など、同時代感をつかみつつ、ヒューマニティ溢れるまなざしから広告写真を手がけている森氏。受け手の心へ深くリンクする、優しい写真話法が高い評価を受けています。一方で、2008年に写真家ユニット「七雲」を組織すると、日本のローカルな風土や暮らしを、各県ごとにフォーカスするグラフ誌「ジャパングラフ」を発行開始。写真の潜在的な力で貢献する社会的なアクションとして注目を集めています。

<生きるためのビジョンを与えた水>

本展は、彼が約6年のあいだ取り組んできたアートピースのシリーズを展示する初の機会として企画されました。タイトルの通り、テーマは「水」です。彼は約10年前、南米のアマゾン川の取材に出かけ、世界観が水を軸として大きく変わったといいます。その後、紀伊半島の源流域などでこのシリーズを撮影するようになりました。奇遇にもその流域が、かつて自分が渓流釣りによく通っていた川だったことに気づいた彼は、川の流れや雲など、地球を循環する水の様々な姿を描きとめ続けてきたのです。生命もまた「水のすみか」だと気づかされ、輪廻を見つめるように水を撮影することが「大切な、生きるためのビジョンを与えてくれた」と森氏。青や緑、白が美しく映えるグラフィックな味わいの写真群は、ネイチャー写真かドキュメンタリーかの問いを越え、次々と人々の心を癒して伝播し、定着していくコミュニケーションアートだとも言えそうです。今回は、約35点のC-print作品を展示する他、同名タイトルの写真集も販売。他に、これまでの活動を伝える「ジャパングラフ」などの書籍を紹介・販売いたします。また、本展の売上げ金の一部を、東日本大震災の被災者支援活動へ寄付いたします。

【開催概要】
タイトル : 森 善之 水のすみか
会期 : 2011年5月13日(金)~ 5月25日(水)
開館時間 : 11:00~20:00 最終日のみ~18:00 木曜休廊 入場無料
http://www.galleryspeakfor.com/

【アーティストについて】
森 善之 フォトグラファー
1960年、神戸市生まれ。大阪写真専門学校を卒業後、大阪宣伝研究所写真部を経て独立し、91年、森善之写真事務所を開設。おもに広告やエディトリアルの分野で活動している。2008年、写真家たちによるユニット「七雲」を設立。おもな仕事に、サントリー「それから」、福井新聞「家族と話そう」、イオン化粧品企業広告、パナソニック「ナノイーシリーズ」、ビオフェルミン製薬企業広告、JR西日本「九州新幹線キャンペーン」、木村充揮CDジャケットなど。また日本の各地の暮らしを写真と文で伝えるグラフ誌「ジャパングラフ」の制作も手がけている。作品集に詩写真集「うた」(詩・上田假奈代、発行・WALL)などがある。
http://nanakumo.net/


【本件に関する問い合わせ先】
合資会社サブライム(GALLERY SPEAK FOR担当=吉田)
電話03-3406-8605
http://www.galleryspeakfor.com/

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
合資会社サブライム(ゴウシガイシャサブライム)
代表者
吉田 広二(ヨシダ コウジ)
所在地
〒153-0042
東京都目黒区青葉台1-6-53 青葉台マンションB3号室
TEL
050-3555-6703
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
10名未満

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