2011年09月30日 17:00

ウォルフソンのテクノロジ、Armadeus Systems社が採用

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ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスは本日、低コストLinux組込みシステムを開発・製造するArmadeus Systems社が、ウォルフソンの統合パワーマネジメントサブシステム「WM8311」を採用したと発表

ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスは本日、低コストLinux組込みシステムを開発・製造するArmadeus Systems社が、ウォルフソンの統合パワーマネジメントサブシステム「WM8311」を採用したと発表。WM8311は、同社の最新プロセッサボード「APF51」をサポートする。

Armadeus Systems社の産業市場向けAPF51プロセッサには、800MzのFreescale i.MX51xプロセッサ、64MB~512MBの低消費電力ダブルデータレート(LPDDR)RAM、および256MB~32GBのSLC FLASHが搭載され、組み込みシステムに簡単に統合できるように設計されている。APF51には、Xilinx Spartan6 FGPAも搭載。これは、APF51による実質的にすべてのインターフェースへのサポートを実現すると共に、リアルタイムに集中的なデータ処理の実行することを可能する。

ウォルフソンのパワーマネジメントソリューションWM8311は、さまざまな低消費電力のポータブル民生機器製品を対象にしてはいるが、マルチメディアプロセッサを搭載した全てのアプリケーションに適用が可能。WM8311は、幅広い民生用および業務用マルチメディアアプリケーションのさまざまな業界標準プロセッサやアクセサリをサポートするシステムPMICとして動作するように設計されている。ボールピッチが0.65mmの、低コストPCB製造向けに設計されたWM8311には、DC-DCが4つ(バック用3つ、ブースト用1つ)、LDOが7つ、リアルタイムクロックが1つ、充電器、タッチパネルインターフェース、ブートストラップ設定機能が備わる。

ウォルフソン、パワーマネジメント製品担当ラインマネージャ、Dr.ジェス・ブラウン(Dr. Jess Brown)は、「Armadeus Systems社がAPF51のプロセッサボードとしてWM8311を選択してくれたことをうれしく思っています。柔軟性が高いシングルチップ・パワーマネジメントソリューションであるWM8311は、既存および将来のプロセッサに最適であるといえます。」と述べた。

Armadeus社、共同創設者、ジュリアン・ボイベソット(Julien Boibessot)は、「WM8311は、その幅広い機能性だけでなく、当社の既存および今後のSystem on Module(SoMs)で使用できること、Linuxとの統合のしやすさ、またウォルフソンの優れたソフトウェアサポートなども相まって、完璧な選択だったといえます。」と語った。

Armadeus Systems社についての詳細は、こちらのページをご覧ください。
http://www.armadeus.com

ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社
営業部 滝田 寛
TEL : 045-440-1230
E-mail :hiroshi.takita@wolfsonmicro.com

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス株式会社(ウォルフソン・マイクロエレクトロニクスカブシキガイシャ)
業種
製造・メーカー(電気・電子)
上場先
未上場
会社HP
http://www.wolfsonmicro.com/

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