2014年10月21日 15:30

【矢野経済研究所調査結果サマリー】ASEAN主要6カ国の自動車リサイクルに関する調査結果2014-急速なモータリゼーションにより、急増が見込まれる使用済自動車のリサイクル-

矢野経済研究所では、次の調査要綱にてASEAN主要6カ国（タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベナム、ミャンマー）の自動車リサイクル、および中古部品流通状況について調査を実施いたしました。

1．調査期間： 2014年6月～9月
2．調査対象： ASEAN主要6カ国（タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム、ミャンマー）の官公庁、業界団体、新車ディーラー、中古車販売業者、中古部品販売業者、自動車整備業者、自動車解体業者等
3．調査方法：当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

＜ASEAN主要6カ国の自動車リサイクル＞
本調査における調査対象国はASEAN諸国のなかでもタイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナム、ミャンマーの主要6カ国とする。ここでは自動車リサイクルとして、使用済自動車発生台数を予測し、使用済自動車に含有される有価金属である、レアメタル（プラチナ、パラジウム、ロジウム）、およびベースメタル（鉄・合金、銅、鉛、アルミ）の発生量を予測する。

◆主要6カ国の2013年の使用済自動車発生台数は42.2万台（6カ国合計）、
発生する有価金属はベースメタル34.3万トン、レアメタル531kg
◆主要6カ国の全世界からの輸入中古部品市場規模は約423億円以上
◆2020年の使用済自動車発生台数は98.3万台まで増加すると予測

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