2017年07月03日 10:00

設置場所はまだ一部・・・長時間運転が多いドライバーが普及のカギ? 事故現場や住宅街で命を救う AED搭載トラック導入へ ~職業に付加価値をつける トラック運送会社の取り組み~

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トラック運送業をおこなう大島運輸株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大島弥一)は、都内を中心に、ガラス・サッシ等の住宅建材の専門配送をするトラックに、AED(自動体外式除細動器)の搭載を6月下旬より開始しています。

■人材不足や費用面 AED搭載トラックは、まだ少ない・・・
現在、AEDの普及は年々高まってはいるものの、AEDの本体価格は高額であったり、2年に1度のバッテリー交換など費用がかかるため、大手企業や駅・学校など人の多く集まる場所での設置にとどまっています。一部の運送会社では、トラックの車体にAEDを搭載し、近くにAEDがない時でも、トラックで迅速な救命救助がおこなえる活動に積極的に取り組んでいますが、人材不足も影響し、費用面からAED搭載のトラックを持つ運送会社は少ないのが現状です。
当社は、運転時間が長いドライバーが、事故現場に遭遇した時やAEDの設置が少ない住宅街での救命活動をおこなえるように、荷主企業の浜屋ガラス株式会社の協力の元、AED搭載のトラック1台を導入することになりました。ドライバーによる救命活動以外にも、トラックを見つけて貰うことで、停車中であれば、歩行者にも利用することが可能となります。

■救命講習で、ドライバーに付加価値
今回、AEDの搭載をきっかけに、当社のドライバーは、心肺蘇生、AEDの使い方、応急手当など、救命講習を受講し、配送先で「救命救急ができるドライバー」の認識を高めるために、車体のドアにステッカーを付けます。ドライバーは「運転しているだけじゃないという気持ちに切り替わった」「責任感を感じる」など仕事へのモチベーションにつながっています。
引き続き、当社は、荷主の協力を得て、AED搭載のトラック数を増やし、人々に身近な救命支援をおこなっていきます。また、救命救急などドライバーに付加価値をつけることで、「長時間労働」「低賃金」など不人気なドライバー職のイメージ改善につなげたいと考えています。
AED搭載トラックの概要】
開始日:2017年6月下旬より
車両数: 1台
配送エリア:都内中心
内容:
・運転中に事故現場に遭遇した時やAEDの設置が少ない住宅街で、救命活動が迅速におこなえる。
・停車中であれば、歩行者にも利用することが可能。
・荷主企業の浜屋ガラス株式会社の協力の元、AED搭載のトラックを導入。
・救命救急は、ドライバーの仕事のモチベーション向上につながる。

【会社概要】
社名:大島運輸株式会社
代表:代表取締役社長 大島弥一 
本社:東京都新宿区新宿1丁目25番3-503号
ホームページ: http://www.oshima-ex.co.jp
設立:1966年2月21日 (1957年5月創業)
資本金:1200万円
従業員数: 95名
事業内容:
1.一般貨物自動車運送業
2.貨物運送取扱業
3.上記に付帯する一切の業務

【沿革】
1957年5月 大島孝が大島運輸株式会社を創業し、その後、次男の大島信久が2代目社長に就任
1993年1月 3代目社長に三男の大島弘久(大島弥一、父)が就任
1994年4月 新宿本社が入っているビルの1階一部で寿司屋を開業
1999年2月 大島弘久が病気のため、代表者変更の手続きをおこない、4代目社長に大島弥一が就任
2000年5月 寿司屋閉店



<本件に関する問い合わせ先>
大島運輸 広報事務局
TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788  E-mail:pr@real-ize.com
担当: 杉村(携帯:070-1389-0175)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
大島運輸株式会社(オオシマウンユカブシキガイシャ)
代表者
大島 弥一(オオシマ ヤイチ)
所在地
〒162-0062
東京都新宿区市谷加賀町 2-5-4-702
TEL
03-3395-4881
業種
運輸・交通・物流・倉庫
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
http://www.oshima-ex.co.jp

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