2019年12月02日 15:00

Art-Loving Vol.5 チェーホフ作「かもめ」のメインキャストが決定!瑞生桜子、鳥越さやか、佐山尚、梶原航が出演。2020年6月、ラゾーナ川崎プラザソルにて上演!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
報道関係者各位
Art-Loving(代表 まんぼ)は、2020年6月11日(木)から14日(日)まで4日間、ラゾーナ川崎プラザソルにて、Art-Lovingプロデュース公演 vol.5 チェーホフ作「かもめ」を上演いたします。

ロシアを代表する劇作家アントン・チェーホフの名作中の名作である「かもめ」をArt-Loving代表である演出家まんぼが10年ぶりに演出致します。
上演決定にあたり、メインキャストも発表します。

裕福な地主の娘で女優志望 ニーナ役に瑞生桜子、大女優 アルカージナ役に鳥越さやか、作家志望の青年 トレープレフ役に佐山尚、流行作家 トリゴーリン役に梶原航が決定いたしました。

尚、本公演は、かわさきシアターカンパニー(代表 ひとみまさこ)との合同公演で開催致します。かわさきシアターカンパニーは、川崎市内を拠点に活動するシアターカンパニーで、劇団創立に代表まんぼが関わっていることから、この度、劇団創立5周年記念公演として、合同で行う運びとなりました。
どうぞ、ラゾーナ川崎プラザソルへお越し頂き、演出まんぼがお贈りするチェーホフ作品を大いに楽しんでください。
【Art-Loving代表・演出家 まんぼ】
チェーホフの「かもめ」は、演出家なら一度は演出してみたいと思う作品だ。ただ演出するには、様々な条件が必要となってくる。10年前に演出した際もそうだが、私にとって、この作品 は、ニーナとアルカージナが命綱であり、彼女たちの人生に大きく関わるトレープフ、トリゴーリンの存在が肝だと思っている。幸いなことに私が理想とするメインキャストが、今回出演を快諾して下さった。心から嬉しく思うと同時に身の引き締まる思いでいっぱいだ。難易度が高いと言われる名作戯曲に再度挑戦する。 2020年6月これまでにない躍動感ある飛躍してい く「かもめ」を創作 したい。
演出 ・上演台本:まんぼ(Art -Loving代表)


【かわさきシアターカンパニー代表 ひとみまさこ】
2015年の劇団立ち上げから5年目、かわさきシアターカンパニー(KTC)の名前になってからまだ1年の小さな劇団です。今回、劇団の5周年をArt-Lovingと合同で行えること、「かもめ」という大作にチャレンジできること、とてもありがたく思います。
【ニーナ役 瑞生桜子(FLYING DASH所属)】
「かもめ」の登場人物達はみんな孤独を抱えて生きている人たちばかり。それぞれの孤独に触れたときに人間らしさみたいなものを感じてぐっと心を掴まれたり、あまりにも自分勝手な言動が滑稽で愛おしく感じられたり。正しく”人間”を描いている戯曲。
これから稽古に入り演じていく中で、言葉の上ではすれ違い続けている人物達が、どんな瞬間に希望を見出し、どんな瞬間に絶望し、何を感じてこれからの人生を歩もうとするのか、はたまた歩みを止めるのか、共演者の皆様と共に発見出来る時間が、いまからとても楽しみです。私自身は「忍耐」をテーマとして、ニーナという大役に挑みたいと思います。


【アルカージナ役 鳥越さやか(Art-Loving所属)】
20代の終わりに演じたポリーナの台詞、「私たちの時は過ぎていきますものね」は、アルカージナに向けた含蓄のあることばだった。その言葉の持つ真の意味など分かるはずもなく、自分の放つ空虚な台詞に苛立った。
あれから20年程経過して、アルカージナとほぼ同年齢の立場で、今度はどう彼女の言葉に立ち向かえるか、私の芝居人生の集大成にしたいと思う。
【トレープレフ役 佐山 尚】
戯曲は3度楽しめる と聞きます。
1度目は、自分が作品を黙読した時
2度目は、人が声に出して読んだ時
3度目は、作品として上演された時

チェーホフの作品は「演劇作品として上演された時」に1番面白味を感じると思います。
また、四大戯曲のひとつ『かもめ』は
チェーホフ自身が「最も私的な作品だ」と言うほど、自らの体験、経験が元になっているそうです。

彼の想いを皆様に感じて頂けますよう
精一杯努めます。


【トリゴーリン役 梶原 航(航跡/ZINGY ZAP所属)】
歳を重ねると見える景色が変わってゆくように、読む度に自己投影する人物や染み入る台詞が変わるこの名作戯曲。かつてハムレットが苦しんだ問いを、チェーホフは劇中ソーリンにぼやかせる「なりたかった男」と。この台詞が全ての登場人物の根底を表しているように思います。名作はいつ観ても新たな発見があります。現代の感覚の我々を通して演じる、いまを生きる『かもめ』をどうぞお楽しみに。
【公演日】
2020年6月11日 (木) ~14日 (日) 全6ステージ

【会 場】
ラゾーナ川崎プラザソル
神奈川県川崎市幸区堀川町72-1ラゾーナ川崎プラザ5F
http://www.plazasol.jp/

【お問い合わせはこちら】
info@art-loving2016.com
TEL.0267-45-8262(Art-Loving)


Art-Lovingは、演劇を通して「生きる力~つくる・はぐくむ」をコンセプトに演劇教育と演劇制作を行うアートカンパニーです。
「演劇」というツールを使って、ヨーロッパの体系的演劇教育のように一貫性のある再現性高い理論で、人々に生きる力(非認知能力)を与え、対話を重視した主体性を引き出すアプローチ手法で、自己表現から言語力と自己肯定感を高めていきます。
また当カンパニーは、能動的に演劇公演の企画からキャスティングまでを行い、それに伴うワークショップやオーディションを実践します。


演出家 まんぼ(Art-Loving 代表)
16歳の時に、世界的演出家ピーター・ブルック氏の共同研究者であるワダ・ユタカ氏(パリ国立高等演劇院教授)が開校した演劇学校に入学し、スタニスラフスキーシステムをベースとした即興劇による教授法を5年間体系的に学ぶ。その間、リュディガー・フォルクマー(ヨーロッパ演劇研究所)、エレーナ・ドルギナ(ロシア国立青少年劇場演出家)、ナターリャ・ペトローワ(ロシア国立シェープキン演劇大学教授)、アレクサンドル・ブルドンスキー(ロシア国立中央アカデミー劇場芸術監督)などに師事。
5年間の教育期間中、2年間英国、イタリアにて演劇留学。卒業後は、劇団員となり公演活動を5年間行う。2007年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 高橋秀明特任教授と共に、「即興劇でイノベーションを学ぶ」と題した講義、ワークショップを湘南藤沢及び三田キャンパス内で10年間開催した。また高橋教授と共に、一般社団法人「国際経営者協会」にて経営者を対象とした同様のワークショップを開催し、2012年ベストプログラム賞を受賞。
2008年から本格的に演出活動を開始。代表作に「ワーニャ伯父さん」、「かもめ」、「桜の園」、「セイム・タイム・ネクストイヤー」、「ブンナよ、木からおりてこい」「親の顔が見たい」等がある。
2019年1月よりアートプロデュースカンパニーArt-Lovingを正式に発足、代表を務める。
現在は、長野県・軽井沢町に居住し、2019年9月より劇団かるい沢まんぼ塾を開講している。
この他にも演出、台本脚色、ワークショップ多数。

【主な演出作品】
2008年 「ワーニャ伯父さん」ラゾーナ川崎プラザソル
2009年  「ワーニャ伯父さん」(再演)ミューザ川崎シンフォニーホール
2009年 「かもめ」ラゾーナ川崎プラザソル
2012年 「セイム・タイム・ネクストイヤー」APOCシアター
2012年 「桜の園」ラゾーナ川崎プラザソル
2015年 「煙が目にしみる」川崎H&Bシアター
2016年 「親の顔が見たい」川崎H&Bシアター
2016年 「Collected Stories~短編集~」ラゾーナ川崎プラザソル
2016年 「ブンナよ、木からおりてこい」多摩市民館ホール
2016年 「熊」恵比寿スペース29
2017年 「結婚申し込み」恵比寿スペース29
2019年 「親の顔が見たい」ラゾーナ川崎プラザソル
2019年 「ちいさなバルブ~いのちの冒険」軽井沢大賀ホール
2019年 「チェーホフ讃歌~熊と結婚申し込み」APOCシアター

■Art-Loving 公式サイトはこちら
https://www.art-loving2016.com

■Art-Loving 公式Facebookはこちら
https://www.facebook.com/artloving2016/

【Art-Loving、リリースに関するお問い合わせ】
E-mail:info@art-loving2016.com(小山・三上)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
Art-Loving(アートラビング)
代表者
小山 裕嗣(コヤマ ヒロツグ)
業種
エンターテイメント
従業員数
10名未満
会社HP
https://www.art-loving2016.com/
公式ブログ
https://www.facebook.com/artloving2016/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.