2020年01月10日 14:00

英国のバッテリー開発センターがインフォアのクラウドERPを採用

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英国のバッテリー開発センターがインフォアのクラウドERPを採用

 あらゆる業界に特化したクラウド型業務ソフトウェアを展開する米Infor(以下インフォア)は、英国ウェスト・ミッドランズ州に建設中の英国電池産業化センター< https://www.ukbic.co.uk/ >(UK Battery Industrialisation Centre、以下UKBIC)が、大規模組立製造業に特化したインフォアのクラウドERP「Infor Cloudsuite Industrial Enterprise」< https://www.infor.com/ja-jp/products/cloudsuite-industrial-enterprise >を採用したことを発表します。最も先進的な英国の施設となる同センターのビジネスと製造プロセスを、インフォアのERPプラットフォームが支えます。

 UKBICは、新しいバッテリー技術の開発と産業化を支援する英国政府のプログラム「ファラデー・バッテリー・チャレンジ< https://www.gov.uk/government/collections/faraday-battery-challenge-industrial-strategy-challenge-fund >(Faraday Battery Challenge)」の一環で、英国コベントリー市付近に1億2,900万ポンド規模で設立され、産業パートナーによる次世代バッテリー技術の設計、試験、および商業化の支援を目的として、2020年春に正式に開業する予定です。同センターは、自動車業界におけるパートナーシップ構築に注力し、今後他の産業へと取り組みを拡大します。

 UKBICは、厳しい入札プロセスを経てインフォアのクラウドERPソリューションを選択しました。インフォアが、品質管理からトレーサビリティ、生産、財務、人事、人材管理、分析に至るまで、ビジネスのあらゆる側面を単一のプラットフォームでサポートできる点と、パートナーとの長期的な関係を重視する姿勢が採用の決め手となっています。また、オンプレミスで実装する、製造現場の業務を管理するInfor MES< https://www.infor.com/resources/infor-mes >が、
クラウドのInfor CloudSuite Industrial Enterpriseとシームレスに連動できる点も評価されました。

 本プラットフォームの導入は、インフォアの製品とサービスを20年以上提供してきた経験を持つ世界的なテクノロジー企業であるHCL Technologies社< https://www.hcltech.com/ >が担当します。

 UKBICのIT責任者であるSteve Hill氏は、次のように述べています。
「今回のような、本当の意味でのグリーンなフィールドプロジェクトが着手されることは稀です。一方で、私たちの革新的なビジョンを共有し、施設の複雑性を理解してくれるパートナーを選ぶことができる絶好の機会であるともいえます。私たちが検討したプロバイダーの中で、すべてのビジネスプロセスを単一のプラットフォームでサポートしているだけでなく、多面的で機密性の高いデータを完全に可視化してコントロールし、組織の拡大に合わせて新しい機能やツールを提供しているのは、インフォアでした。」

 インフォアの英国・アイルランド担当副社長兼GMであるサイモン・クイントン(Simon Quinton)は、次のように述べています。
「UKBICは、まさに英国製造業の最先端でイノベーションを促進し、この発展途上の重要な分野に新たなスキルや投資を呼び込むための変革を促進しています。インフォアは、堅牢なプロセスと迅速な意思決定、関係者との緊密な連携を可能にする業界最高のクラウドERP機能を提供することで、アライアンスパートナーであるHCL社とともに、この革新を支援できることを誇りに思います。」

※当リリースは、2019年12月12日に英国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
https://www.infor.com/en-gb/news/uk-battery-development-centre-selects-infor

●UKBICについて
 英国電池産業化センター(UK Battery Industrialisation Centre: UKBIC)は、英国リサーチ・イノベーション(UK Research and Innovation, UKRI)とウェスト・ミッドランズ合同行政機構(West Midlands Combined Authority)が主導するファラデー・バッテリー・チャレンジ(Faraday Battery Challenge)から1億2,900万ポンド規模の出資を受けている施設です。ファラデー・バッテリー・チャレンジは、英国政府の産業戦略の一環として、英国の生産性と収益力を高めるための長期計画であり、産業戦略チャレンジ基金の資金提供を受けています。

 UKBICは、当初の目的であった自動車業界だけでなく、さらに幅広い適用分野で、バッテリーの開発と製造の中心となる先端技術をスケールアップして商業化できるように、オープンアクセス化され、産業界を支援します。UKBICは、電極、セル、モジュール、パックレベルで次世代のバッテリーシステムの開発を実現することで、企業がそれに続く投資として、本格的な大規模バッテリー製造(すなわち“ギガファクトリ”)と大規模EV製造に移行できるように尽力します。UKBICは、産業界の協力を得ながら、スケールアップや商業利用につながる最も有望な初期・中期の研究開発の機会を増進していきます。

●インフォア、インフォアジャパンについて
 インフォアは、クラウドを用いた業界特化型のビジネスアプリケーションにおけるグローバルリーダーです。17,300人を超える社員が、170か所以上の地域で68,000以上のお客様を支援しています。インフォアのソフトウェアは、お客様の業務の進化に向けたデザインとなっています。さらに詳しくは< www.infor.com >(英語)をご覧ください。インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp/ >をご覧ください。

インフォアのお客様には下記が含まれます。
・航空宇宙企業20社
・ハイテク企業上位10社のうち9社
・米国最大のヘルスケア提供ネットワーク25のうち14社
・米国の大都市20のうち19
・自動車サプライヤ20社のうち18社
・産業用製品販売上位20社のうち14社
・グローバル小売企業上位20社のうち13社
・醸造企業上位5社のうち4社
・グローバル銀行20行のうち17行
・最大規模のグローバルホテルブランド10社のうち9社
・グローバルな高級ブランド上位10社のうち7社

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
インフォアジャパン株式会社(インフォアジャパンカブシキガイシャ)
代表者
黒塚 明彦(クロツカ アキヒコ)
所在地
〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル16階
TEL
03-4520-0700
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
従業員数
500名未満

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