2021年01月15日 11:00

【withコロナ元年の新規事業検討者の動向調査】コロナ禍で加盟検討140%超の業種も!2020年のフランチャイズビジネス検討者トレンド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
株式会社Dai(所在地:京都市中京区、代表取締役:木脇和政)が運営するフランチャイズビジネス情報サイト「フランチャイズWEBリポート」は、フランチャイズを活用した個人の独立開業・起業や法人の事業拡大を情報で支援するメディアです。100を超えるフランチャイズのビジネスモデルや加盟収支といった情報だけでなく、業種業態ごとの特徴など、加盟検討に役立つ情報を発信しています。

今回は、フランチャイズWEBリポートの利用者傾向から、2020年と2019年を比較した業種業態ごとの問い合わせ数の変化などを報告します。

対象期間:2020年1月1日~2020年12月31日
集計対象:フランチャイズWEBリポート利用者件数
発表日:2021年1月15日
発表者:株式会社Dai
フランチャイズWEBリポート:https://fc.dai.co.jp/


2020年のフランチャイズ加盟検討者の問い合わせ数推移
2020年にフランチャイズWEBリポートを通して行なわれた、フランチャイズ加盟募集に関する問い合わせの変動をみたところ、新型コロナウイルスの影響で不安が広がり始めた2月から5月にかけては例年を大きく下回りました。

しかし、5月末に緊急事態宣言が解除されてからは一気に増加し始め、6月には例年で一番問い合わせが多くなる1月を上回る結果になりました。その後も高い水準を維持。11月は年末にかけて例年問い合わせ数が減少する傾向にありますが、それでも1月に近い件数の問い合わせがありました。

コロナ禍にも関わらず1年を通した全体の問い合わせ総数は前年比ではわずかに増え、コロナの収束を見込んだり、現状の事業の様子から新たに事業多角化などのためにフランチャイズを検討している方が多いことが伺えます。
■コロナ禍で需要拡大の中食ビジネスに注目が集まる
2020年の問い合わせ数で2019年と比較してもっとも成長率が高かったのが、中食ビジネスで前年度比41.39%の成長となっています。飲食業のなかでも特に中食はコロナ前から、忙しい人が利用したり、軽減税率の対象となっていることから注目されていましたが、コロナ禍でさらに需要が増加したサービスの一つです。ニーズの高まりをいち早く察知した事業検討者が、ビジネスチャンスと捉え飲食業への問い合わせが増えたと考えられます。

■不況に強い買取販売にビジネス検討者も注目
次いで買取販売ビジネスへの問い合わせが前年度比で39.29%増加しました。コロナ禍で家にいることが多くなった方が自宅の整理などでモノを売る機会ができたり、金の価格が過去最高になったことなども相まって、買取の利用ニーズが増えています。それだけでなく、そもそも買取販売は景気の変動に左右されにくいビジネスといわれているため、独立開業検討者からも注目を集めたのでしょう。

■接触の多い店舗系は検討減少するも、コロナ禍開業で成功しているブランドも
一方で外食業や理美容・エステ、塾・スクールといった店舗を構え、人が集まるビジネスは、新型コロナウイルスの影響を受けたこともあり、2019年と比較すると検討者からの問い合わせは減少していました。

しかし、普段は市場に出回っていないような好条件のテナントが空いていたり、優秀な人材に出会えたりと「チャンス」と捉えることもできます。下記リンクでコロナ禍で好調なフランチャイズブランドや、コロナ禍で開業・運営しているオーナーの記事など、コロナに関するビジネス情報をもまとめています。
https://fc.dai.co.jp/feature/lp/979


2020年のビジネス検討者の法人・個人の割合
2020年は、2019年と比較して法人の利用率が2.5%増加しました。コロナ禍による先行き不透明な経済状況なので、法人がリスクヘッジのための事業多角化や業態転換のために、新たな事業を検討しているということでしょう。


独立開業・新規事業検討者の開業希望時期
2020年にフランチャイズWEBリポートを利用した独立開業・新規事業検討者の開業希望時期は、2019年と比較して「1年以内の開業」が1.2%減り、「今すぐ開業」が1.3%増、「6ヶ月以内に開業」が0.5%増加しました。フランチャイズは、本部からノウハウや仕組みなどを教授でき、開業までの手順がすでに確立されているため、開業準備にかかる時間を短縮することが可能です。そういったフランチャイズの特徴もあり、検討者はコロナ収束後の開業を検討するよりも、比較的早期の開業を考えている方が多いということがわかりました。

コロナ収束を見越して今できる準備を
フランチャイズWEBリポートを通じた加盟検討者の問い合わせ動向から、現在のコロナ不況に立ち止まることなくビジネスを検討している人が、2020年の春先に比べ増加傾向にあることがわかりました。

2020年はコロナの影響でなにかと変化の大きい1年でしたが、コロナショックからの回復が期待される2021年は、ビジネスチャンスを逃してはいけません。

2021年1月8日から2度目となる緊急事態宣言が発出され、改めて働き方をはじめ、これまでの社会の常識に囚われない考え方が必要とされます。そうした、ニューノーマルなWithコロナやAfterコロナ情勢下での開業に向けて、アクションを行なったり、地に足をつけた情報収集でビジネスチャンスを掴む準備が重要です。

こちらのプレスリリースはダイジェスト版です。フランチャイズWEBリポート利用者が検討している業種業態や興味のあるビジネスランキングなどについては、フランチャイズWEBリポートの完全版でご確認いただけます。
https://fc.dai.co.jp/articles/962


【サービスについて】
■フランチャイズWEBリポートとは
サービスサイト: https://fc.dai.co.jp/
2021年に運営20年を迎えるフランチャイズWEBリポートは、独立開業で人気のある飲食業をはじめ、小売業やサービス業など業種業態を問わず、130以上のブランドの加盟店募集情報を紹介している日本最大級のFCビジネスのwebメディア。

フランチャイズをはじめとする新記事業の比較検討に必要な、ビジネスモデルや収支モデルといった情報だけでなく、先輩オーナーや本部に独自に取材を行った「一次情報」をもとにしたコンテンツの発信などを行ない、フランチャイズWEBリポートを通じて年間約2万件の加盟検討の問い合わせが生まれている。

■もっと手軽な新規事業の情報取得を
公式LINEアカウント:https://lin.ee/wAohcXk
フランチャイズWEBリポートでは、フランチャイズビジネスの紹介だけでなく、加盟オーナーへの取材記事、開業に必要な情報を紹介しています。スマホからの手軽な情報収集に活用いただけます。

■新型コロナウイルス対策としてオンライン説明会を実施
URL:https://fc.dai.co.jp/feature/type/onlineseminar
新型コロナウイルス対策として、対面でなくパソコンやタブレットを利用したオンライン事業説明会を実施しているフランチャイズ本部も増えてきています。無料でFC事業担当者などから直接話しを聞くことができる『オンライン事業説明会』を特集にまとめています。


【会社概要】
会社名 : 株式会社Dai
代表者 : 代表取締役 木脇和政
所在地:京都府京都市中京区西方寺町160-2 船越メディカルビル2F
設立 : 平成6年9月1日
事業内容:メディア事業、B2Bソリューション事業
HP :https://dai.co.jp/

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 政治、経済、マネー

会社概要

株式会社Dai
商号
株式会社Dai(カブシキガイシャダイ)
代表者
木脇 和政(キノワキ カズマサ)
所在地
〒604-0866
京都府京都市中京区西方寺町160-2 船越メディカルビル2F
TEL
075-205-5001
業種
その他IT関連
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://dai.co.jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.