2010年07月01日 18:00

タイ『山岳民族』へツアー&インターン!2010夏・募集スタート

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国際協力NGOボランティアプラットフォーム(http://volunteer-platform.org/)では 2010年夏季タイ『山岳民族』でのボランティア・ツアー&インターンの募集を開始します。


■山岳民族とは…
‘山地民(山岳民族)’という言葉を聞いたことがありますか?

 ‘山地民’という言葉は、過去数百年にわたり中国やチベットから移住し、現在、北部タイやラオス、ミャンマーの山岳国境地帯で暮らす
様々な民族の総称です。
北部タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、さらに中国の雲南省にかけての高地には、国家・国境に関係なく、数々の異なった山地民が住ん
でいます。
 タイには10部族以上の山地民が住んでいます。そのうち、人口の多い順にカレン族、モン族、ラフ族、アカ族、ミエン族、リス族、ティ
ン族、ルア族となっています。それぞれに、異なる文化・伝統を持っています。
 現在、山岳での平和な生活は脅かされ、伝統文化が急速に失われつつあります。
地域主導のものではない中央政府による一方的な開発政策と、タイを含む世界の近代化とグローバル化の影響を受け、彼らは変化を強いられているのです。
 低地民によって商業的に伐採されてしまった残り少ない山の木々を守るためや、周辺国からの共産主義の影響を避け治安維持を図るため、ケシ栽培を取り締まるために、タイ政府は新たな法律を定め、山地民に低地への定住化を強制しました。
 低地に移動した村人は、低地の狭い土地での農業方法を知らず、タイの一般教育を受けていない女性たちは、街から来る人身売買業者から身を守る術を知りません。
 彼女たちの中には言葉巧みにだまされ、売春組織に連れ去られるといったケースが多々あります。また、低地への移動により、貨幣経済や物質文明への誘惑が村の若者を刺激しています。彼らは現金収入を求めてバンコクやチェンマイといった都市に流れて行きますが、山地民だということで不当に差別されたり、低賃金での苛酷な労働に甘んじねばなりません。
 タイ社会からの差別が知らず知らずの内に彼らを傷つけ、低地民とは異なる独自の伝統文化を次世代が受け継ぐことは難しく、急速に村の伝統文化が失われつつあります。
 農業や街での仕事に期待が持てなくなった村人は、麻薬や覚せい剤に手を出すようになり、村の中にも薬物中毒者や売買による逮捕者が急増しています。
 そして、タイで生まれタイの教育を受けているにもかかわらず、タイ国民として認められない山地民の子どもたちは、進学や就職するのが
困難です。また、国内の自由な移動も制限されており、経済的に貧しくとも政府から保護を受ける権利がありません。
このように多くの問題が複雑に絡み合い、共同体意識が弱まっている今、彼ら自身で問題を解決することが困難であるのが現状です。
 
⇒⇒⇒そんな山岳民族に対して活動をするのが、タイボランティア・ツアー&インターンです。
   もちろん村では、民族語またはタイ語が使用されているため、現地NGO「ミラー財団」がサポートしてくれます。

■ミラー財団(http://www.mirrorartgroup.org/japan/)とは…

 タイに住む山岳少数民族(山地民)の生活の向上と文化・伝統の継承をサポートするNGOです。
現在、山岳民族は、経済的な貧困、人身売買、麻薬の乱用、文化・伝統の侵食、無国籍、初等教育不足、差別や偏見など、多くの問題にさらされています。
また、グローバル化が進む現代の世の中、タイの山岳で暮らしている人々にも、その負の部分が影響しています。
ミラー財団は、最新技術とメディアを上手に利用しながら、村人の組織化を通じてのエンパワーメントを促し、これらの様々な問題を彼ら自
身で解決できるよう尽力しています。
そして、宗教や民族に関係なく、山地の人々と低地の 人々がお互いに学びながら、共に生きる平和な社会を目指しています。

⇒⇒⇒ミラー財団には、日本人スタッフの方がいるので安心して生活をすることができます。

■タイのポイント、ツアーの流れ
━ここがポイント!!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ⇒タイ・山岳民族の現状を知ることができる。
  ⇒日本NGOや企業や村人の国際協力の現場を見れる。
  ⇒自分の協力で現地の課題を解決。
  ⇒村人・子ども達とホームステイ。一生の友・弟妹達、第二の故郷。
  ⇒象乗り,秘境の大自然,子供のキラメキで日本での悩みもちっぽけに。
  ⇒協力を通して自信・適応力・寛容性が身に付く。
  ⇒自分発見!何に心動かされ・何をすべきなのか、将来が見えてくる。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□■□

○ツアー日程詳細
(例)8/19~
 8/19(1日目) 午前:日本を出発
   《NGO泊》  午後:タイ到着
   20(2日目) 午前:オリエンテーション(山岳民族について)
   《ホームステイ》  午後:村へ移動、象乗り体験、タイ語・山岳民族の言葉講座
   21(3日目) 全日:水道システム建設ボランティア
   《ホームステイ》 
   22(4日目) 全日:村の子供を連れて郊外学習
   《ホームステイ》    (タイ、ラオス、ミャンマーの国境が望めるゴールデントライアングル、
             700年以上もの歴史を持つチェンセーンの遺跡、お寺等見学)  
   23(5日目) 午前:水道システム建設ボランティア
   《ホームステイ》 午後:水道システム建設ボランティア、お別れパーティー
   24(6日目) 午前:村人の農業のお手伝い
   ≪NGO泊≫ 午後:村人の農業のお手伝い、チェンライ温泉
              ナイトバザールの見学&買い物
   25(7日目) 午前:修了式、フェアトレードショップでの買い物
    ≪機内泊≫ 午後:地元の市場の見学と買い物、タイ伝統マッサージ体験、
             ワットプラゲーオ(エメラルドの仏像が納められている北部で有名な寺)見学
             タイ出発  
  
   26(8日目)午前:日本に到着
■参加動機、感想
○参加動機
「貧困の差が激しいことや国籍を持たない山岳民族がいること等を知り、『自分でもなにかできないのか?』と思ったから」
「国、特に同じアジアの国の文化や生活を体験し理解を深めたいと思ったから」
「民族のところにホームステイできるという点に魅かれたから」

○感想
「現地に行くことでインターネットや本からではわからない実際の山岳民族の暮らしを体験できたと思います」
「今まで経験したことない生活(トイレットペーパーがない、お風呂ではなく水浴び、5時起床9時就寝、蚊帳での睡眠etc)で初めは戸惑って
ばかりでしたが、いやだと思うことはありませんでした」
「タイNGOや村での生活もうるるん滞在記のようで刺激的で大変楽しかったです。また人間味ある温かさを感じ、嬉しくて大好きになりました
!」

⇒⇒⇒行ってみないと分からない世界、日本にいると気付かない世界。
   世界ウルルン滞在記のような生活は、一生忘れられない経験となること間違いなしです。
   ミラー財団、ボランティアプラットフォームで、渡航前、滞在中を全力でサポートします。
詳しくは、http://volunteer-platform.org/

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国際協力NGO「ボランティアプラットフォーム」
    ~知る・体験・海外ボランティア~
[PROJECTS]
■海外ボランティア派遣: http://volunteer-platform.org/
・タイ 山岳民族支援: http://volunteer-platform.org/forum/
・インド マザーテレサ施設: http://volunteer-platform.org/mother/
・カンボジア 日本語教育: http://volunteer-platform.org/cambodia/
・フィリピン ストリートチルドレン支援: http://volunteer-platform.org/phi/
■WEBサービス
・みんなの海外ボランティア活動掲示板: http://p.volunteer-platform.org/
・ボランティア検定: http://s.volunteer-platform.org/?m=kentei_pc&a=page_portal
・ボランティアSNS: http://s.volunteer-platform.org/
・NPO検索: http://volunteer-platform.org/npo/search.php
・NPO向けWEB制作: http://volunteer-platform.org/wordpress/
[CONTACT]
ボランティアプラットフォーム事務局
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会社概要

商号
一般社団法人 ボランティアプラットフォーム(イッパンシャダンホウジン ボランティアプラットフォーム)
代表者
福島 慎之(フクシマ シンジ)
所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビルディング2号館 3F
TEL
03-6304-5353
業種
団体・連合会・官公庁・自治体
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://volunteer-platform.org/

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