2010年11月16日 18:00

バンタンデザイン研究所映像デザイン学部学生主催、知る人ぞ知る‘良質’映画の上映会11月・12月で開催!!第1弾は11月20日(金)オールナイト上映 ~ジャパニーズ・モキュメンタリーの夜~

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ファッション、ヘアメイク、インテリア、映像などの分野でプロ人材の育成を目的としたスクール事業を展開するバンタンデザイン研究所(本社所在地:東京都渋谷区 代表:長澤俊二)の映像デザイン学部では、11月と12月に学生主催による映画上映会をシネセゾン渋谷、シネマート六本木などで行います。

この上映会実施の背景には、メジャー系映画やシネマコンプレックスが台頭する中、観る機会が減少している、知る人ぞ知る‘良質’映画を上映することで、改めてその作品や映画の価値を広めたいという、業界を目指す若者ならではの思いがあります。純粋な思いが込められた映画の上映会は、昨今厳しい映画業界で学生だからこそできる催しです。


第1弾は、11月20日(金)開催、『嘘楽園~ジャパニーズ・モキュメンタリーの夜~』。洋画では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などに代表される、“モキュメンタリー”と呼ばれるフェイク・ドキュメンタリーの日本作品をオールナイトで上映致します。12月には、童話原作のクラシック映画特集と、甘酸っぱくもほろ苦い青春の代名詞といえる岩井俊二・熊澤尚人・石川寛監督の代表作6作品の上映会を予定しています。


この上映会が、映画をエンターテインメントとしてだけではなく、文化のひとつとして捉えて頂けるきっかけとなればと考えています。



【上映会概要】
(1)『嘘楽園~ジャパニーズ・モキュメンタリーの夜~』 http://usorakuen.xxxxxxxx.jp/
―日本のフェイク・ドキュメンタリー作品、オールナイト上映会―
本当なのか?嘘なのか?ブレア・ウィッチ・プロジェクトなどにみるドキュメンタリー風の演出で観客をリアルとフェイクの狭間に陥れる"モキュメンタリー"。話題になった日本の"モキュメンタリー"映画を一挙上映致します。

■日時:11月20日(金)23:00~ALL NIGHT
※23:30~ 山下敦弘監督、井坂聡監督、白石晃士監督によるトークショーが行われます。
■場所:シネセゾン渋谷 http://www.ttcg.jp/cinesaison_shibuya/
■上映作品:「Focus」(監督:井坂聡/主演:浅野忠信)/「子宮で映画を撮る女」(監督:山下敦弘)/ほか全6作品
■料金:前売り\2,000/当日\2,300
■Twitter: http://twitter.com/usorakuen1120


(2)『フェアリーテイルシアター』 http://fairy-tale-theater.jimdo.com/
―童話原作のクラシック映画特集―
「アリス・イン・ワンダーランド」を始め、2010年以降多くの童話原作の映画が公開されていますが、それらの作品の多くはCGを多用しています。この上映会では、CGに頼らず童話の世界観を忠実に表現するためクラシックな映像美に重点を置いた作品を上映します。
※企画に賛同いただいた辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、伊藤さとり氏(映画パーソナリティ)によるトークセッションも予定しています。

■日時:2010年12月18日(土)10:00~
■場所:シネマート六本木 http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/
■上映作品:「美女と野獣」(1948フランス)/「ロバと王女」(1971フランス)/「アリス」(1989スイス=イギリス)
■料金:前売り\1,000(1作品)/当日\1,200(1作品)
■Twitter: http://twitter.com/fairytale_t


(3)『6memorialshttp://6memorials.jimdo.com/
―岩井俊二ファン必見!!  岩井俊二×熊澤尚人×石川寛、3監督の作品上映会―
甘酸っぱくもほろ苦く、時に心がき ゅーっとなる。“あの日”に会いに、映画館に行こう・・・
若者から絶大な支持を得る、岩井俊二×熊澤尚人×石川寛3名の代表作の中から、青春の代名詞とも言える6作品を上映します。

■日時:12/11(土)~12/17(金)
■場所:K's cinema (新宿) http://www.ks-cinema.com/
■上映作品:岩井俊二監督作品 「Love Letter」「リリイ・シュシュのすべて」/熊澤尚人監督作品 「ニライカナイからの手紙」「虹の女神 Rainbow Song」/石川寛監督作品 「Tokyo.sora」「好きだ、」
■料金:前売り\1,000/当日\1,200
■Twitter: https://twitter.com/6memorials


■□■チケット購入■□■
■音声認識予約:0570-02-9999(10:00-23:30)
■電子チケットぴあ: http://t.pia.jp/cinema/cinema.html
■店頭直接購入:チケットぴあ店舗/サークルK・サンクスにて 【Pコード】557-202
■お問合せ:チケットぴあ 0570-02-9111又はhttp://www.pia.co.jp


※映画のあらすじなどの詳細は各上映会のWEBサイトをご参照下さい。



【参考情報】

『嘘楽園~ジャパニーズ・モキュメンタリーの夜~』 http://usorakuen.xxxxxxxx.jp/

■モキュメンタリー(Mockumentary)とは・・・
映画やテレビのジャンルの一つで、架空の人物や団体、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風の表現手法です。モック(Mock:英語で、『あざ笑う・偽の』の意)と、ドキュメンタリー(Documentary:英語で、『撮影記録』の意)の混成語で、作風はコメディから、よりもっともらしくねつ造されたシリアスなものなど幅広い事で知られます。あくまで事実を伝えるドキュメンタリーとして構成していくため、ドキュメンタリーの慣例に則って虚構のインタビューやニュース映像、関係者の証言、関係各位などの感謝の言葉などが織り交ぜられていることが多いのが特徴です。


―上映作品監督が語る、“モキュメンタリーというジャンルの可能性”―

■山下敦弘監督(上映作品:『その男、狂棒に突き』『不詳の人』『子宮で映画を撮る女』)
“モキュメンタリー”というジャンル自体、かなり昔から映画(『食人族』とか)やテレビ(心霊、UFOものとか)で使われている手法なので、人間が映像表現というものをやめない限りは形を変えて生き残っていくんだろうなと思う。そもそも映画というものが“見世物”から始まっているように、観ている人を驚かすという極めて根源的な映画の役割を“モキュメンタリー”というジャンルがこの先も担っていくのだと思う。

■井坂聡監督(上映作品:『【FOCUS】』)
リアル=臨場感とすると、映画の始まりからお尻まで観客が臨場感を失わない映画が優れた映画であり、逆に“ウソ”を感じた時に、一気に気持ちは離れていきます。劇映画(フィクション)と言えども、登場人物にとってそこは現実であり、その世界をきちんと構築してドキュメンタリーとして成立させなくては、臨場感など生まれません。その意味ではモキュメンタリーとは独立したジャンルではなく、全ての映画の原点であり、行き着く先である、と捉えてほしいと思います。

■石晃司監督(上映作品『暴力人間』)
臨場感を体験するものとして3D映画がもてはやされる昨今だが、私は3Dよりも嘘ドキュメンタリーに可能性を感じている。3Dは多くの映画的表現が無効になるのに対し、嘘ドキュメンタリーは臨場感を出しつつ、映画的な表現を活用できるからだ。私には、まだ実現していない嘘ドキュメンタリーのアイデアがたくさんある。ホラー、コメディ、アクション、SF、音楽もの。誰かがやる前にやってしまわないと、と焦っているところだ。

■古谷雄作監督(上映作品:『カリスマ道(ロード)ミュージシャン・ノリアキ~THE REAL FACE~』)
フェイクドキュメント=リアルドラマ、リアルコントという意識で作っています。ジャンルとジャンルの間をつなぐ存在として、モキュメンタリーはものすごく大きな可能性を持っているはずです。



6memorialshttp://6memorials.jimdo.com/

―上映会へ寄せられた各監督のコメント―

■岩井俊二氏(監督・プロデューサー)
この度は、授業で僕の映画を取り上げていただくということで、誠に恐縮しております。僕の映画は独学無手勝流なものですから、学校の授業に沿うのかどうか‥‥お役に立てれば嬉しいです。直接感想を、という方は、Facebookか、Twitterにメッセージ残して頂けると幸いです。

■熊澤尚人氏(監督・脚本)
大切な人と観る温かな光、見知らぬ人と共有する柔らかな空気、スクリーンで是非楽しんで下さい。

■石川寛氏(映画監督)
映画館でしか感じとれないことがあります。僕の映画の場合、それは人の鼓動でした。30秒ほど、それはきこえます。




【バンタングループとは】
1965年にスタートした、クリエイティブ分野の専門スクール。国内5拠点(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)、海外拠点(N.Y.・ロンドン・パリ・香港 ※提携校)にてスクールを運営しています。現役プロのクリエイターを講師に迎え、ファッション、ヘアメイク、ビューティー、映像、グラフィックデザイン、ゲーム、アニメ、パティシエ、カフェなど様々な分野において即戦力となる人材を育成する教育事業を展開し、これまでに約16万7千人の卒業生を輩出しています。
「つくるチカラと、こわすチカラを。」バンタンHP: http://www.vantan.jp/
バンタンデザイン研究所: http://www.vantan.com/


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TEL
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上場先
未上場
会社HP
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