2011年06月03日 13:00

【矢野経済研究所調査結果サマリー】スポーツ用品市場に関する調査結果 2011～東日本大震災後の2011年予測修正～

矢野経済研究所では、東日本大震災がスポーツ用品市場に与える影響について、次の調査要綱にて国内スポーツ用品の市場調査を再度実施いたしました。

1．調査期間：2011年4月～5月
2．調査対象：スポーツ関連企業、大手小売店等
3．調査方法：当社専門研究員によるメーカー及び小売店への直接面談、電話によるヒアリング、ならびに大手小売店の販売情報を元に推計

◆　2011年スポーツ用品国内市場は、前年比92.1％とマイナス成長の予測、東日本大震災は市場規模を10％押し下げる要因に

◆　2010年対比でマイナス成長となったのは全18カテゴリー中、15カテゴリーに

　2011年スポーツ用品国内市場規模（メーカー出荷金額ベース）は、前年比92.1％の1兆1,849億6,000万円と予測する。修正前の調査に基づく2011年スポーツ用品国内市場規模の予測値が前年比102.0%の1兆3,125億7,000万円であったことから、東日本大震災の影響によって年率にして約10％、額にして1,276億1,000万円もの「需要」が消失するという結果となった。

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