2012年08月06日 14:30

ネットオークション市場における「スカイツリー」の落札動向調査を発表～開業日直後にピーク～

この度、当社では「スカイツリー」のネットオークション市場における落札動向調査結果を発表いたしました。今回、過去９０日（２０１２年４月１７日から２０１２年７月１５日まで）の落札動向を調査し、開業日前後の動きを分析いたしました。なお取引された商品の多くは入場券になっております。※下記グラフ画像参照

注：左側の数値は総落札額のもの（単位：円）総落札数、平均落札額は比較しやすいようにスケールを変更しています。
総落札数は一日当たり最小で１９件、最大で３９８件。平均落札額は2,645円から20,210円の間を推移しています。

傾向としては、総落札額、総落札数ともに５月２２日のスカイツリー開業日直後に盛り上がりを見せその後沈静化しています。
赤と青の折れ線を見ていただくと高いシンクロがあることが分かります。

特に総落札額、総落札数は５月２７日にピークが来ています。
この日は開業から最初の日曜日に当たるため盛り上がりを見せたとみられます。
多くの方が開業後すぐにスカイツリーに上りたいと思われた結果といえるでしょう。

平均落札額は開業前から緩やかに下がっており、開業直後の盛り上がりは価格に対してあまり影響しなかった模様です。
これは入場という意味でほぼ同じ機能を果たすチケットが十分な数出品されたことで
一件当たりの入札が分散された結果といえるのではないでしょうか。

また入札と即決の比率はほぼ６対４となっており、価格の傾向が即決によって大方決まっているわけではないと思われます。
今後も当社は、ネットオークション業界のみならず、日本経済・社会の現状把握につながる様々な調査を実施して参ります。

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