2012年10月11日 15:00

米国電気電子学会(IEEE)が70を超える支部でNETSUITE ONEWORLDを採用、 NetSuiteとOracleの2 Tier ERPにおいて世界最大規模の導入を実現。

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世界最大の電気電子技術学会である米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers: IEEE) が、世界各地の何千単位の会計パッケージおよびスプレッドシートをNetSuite OneWorld 1インスタンスに置き換えて、各国の70の組織単位を管理することを発表いたしました。



2012年10月2日、カリフォルニア州、サンマテオ発 -- 業界屈指のクラウドベース財務会計/ERPソフトウェアスイートを提供するネットスイート社(NYSE: N)は、Oracle Openworldにて、世界最大の電気電子技術学会である米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers: IEEE) が、世界各地の何千単位の会計パッケージおよびスプレッドシートをNetSuite OneWorld 1インスタンスに置き換えて、各国の70の組織単位を管理する旨を発表しました。

米国電気電子学会(以下、IEEE)は、2110支部において年間500回を超える学会を70の組織で運営しています。その70の組織は、収支を管理するために2層ERPモデルでOracle ERPおよびNetSuite OneWorldを利用しました。

IEEE本部にインストールしたOracle ERPと各支部を統合管理するNetSuiteとの2 Tier ERPソリューションは、世界各国の何千人単位のIEEEユーザーをサポートし、100カ国55通貨での業務をサポートします。
NetSuite OneWorldを展開することにより、IEEEは、支部レベルの現場にERPを展開した場合と比較して、大幅な時間短縮とコスト削減を行うことができました。同時にIEEEでは、リアルタイムの可視化と管理が可能になったことで、支部学会から上がる年次報告の照合時間が一ヶ月から一日に短縮されました。

IEEEは、NetSuite OneWorldを展開することにより、2 Tier ERPシステムの世界最大規模のユーザーになりました。2Tier ERPシステムは、急速に勢力を伸ばしており、本社の現場のERPへの投資を無にすることなく、各子会社や部門にグローバルERPクラウドソリューションを配備し、事業の効率性の追求、ITのオーバーヘッドの回避、急成長のサポートをしようと考えている企業にとって、事実上のスタンダードとなりつつあります。増加する2Tierモデル採用企業で使用されるNetSuite OneWorldは、リアルタイムのグローバル事業管理と財務統合が可能になるのです。また、クラウドを介して、地域別のカスタマイズ機能とOracleとの完全統合機能を有する唯一かつ初のオンデマンドシステムとなりました。
NetSuite OneWorldは、190超の通貨、19の言語、そして50カ国以上をカバーしるだけでなく各国税制対応を特長とします。これにより、グローバル企業は世界レベルにおいても地域レベルにおいても効率的な事業運営が可能になるのです。さらに、NetSuiteを利用することで営業や事務運用においても世界的な規模で支援する能力を有しています。NetSuite 2 Tier ERPソリューションについての詳細は、こちらをご覧ください: http://www.netsuite.com/portal/solutions/netsuite-oracle-two-tier.shtml.

IEEEは、1963年に設立されました。現在、160を超える国々に40万人以上の会員を擁するグローバルコミュニティです。IEEEは、その中核となるOracle ERPに投資を行っていますが、何千単位の支部および何百単位の年次学会の財務管理については、以前まで小規模事業向け会計プログラムとスプレッドシートをその場しのぎで利用している事実がありました。海外の管理については、支部および学会の運営の可視化ができず、提出される年次報告書にのみ頼っていたのです。さらに、それらを手動でOracleに再入力していたのです。この照合は、本部で丸一ヶ月かけて行っていたのです。

IEEEは、一貫性があり、かつ強力で柔軟なERPソリューションがあればと考えていました。すなわち、簡単に世界各国に展開できるだけでなく、低コストはもちろんのこと、Oracle ERPの運用方法を教える技術者を雇う必要のないソリューションを欲していたのです。2 Tier ERPモデルのNetSuite OneWorldを展開することにより、この問題を解決したのです。このような2 Tier ERPというアプローチは、本部のERPへの投資を無にすることなく、遠隔地の運営と組織単位に、標準化されかつ強力でカスタマイズも簡単なクラウドERPソリューションを提供するというものです。導入期間も通常の場合に比べて何分の一かに短縮されます。NetSuite OneWorldは、IEEEの学会主体1,500以上に3ヶ月未満で、2,100を超える支部には6ヶ月未満で展開を完了しました。NetSuiteはIEEEと緊密に協力して、ユーザーインターフェースの簡素化を図り、Oracleの総勘定元帳の要件に対するシームレスなデータマッピングも確実に行うことができるようになりました。また、これにより、IEEEにおける年次照合処理も一ヶ月から一日に短縮されました。

NetSuite CEOのZach Nelson氏は以下のように述べています。
「IEEEの世界的な使命と、高度に分散されたメンバーシップは、あらゆる場所からアクセス可能というクラウドの用途にうってつけのものでした。2TierのNetSuite OneWorldを使用するという方法によって、IEEEは当社のソリューションのパワーと柔軟性を各地のユーザーにもたらすことができました。そして実際に、IEEEのOracleチームの可視性と透過性も向上したのです」
IEEE情報責任者であるAlexander Pasik氏は以下のように述べました。
「NetSuite OneWorldは、秩序や拡張性、一貫性を何千単位の支部および学会参加者にもたらす上でIEEEに必要なものと完全に一致していました。NetSuite OneWorldのおかげで、会計処理が自動化され、スプレッドシートの必要性がなくなった一方で、Oracle対応のデータが我々本部のチームに提供されるようになり、何千単位のIEEE協力グループの作業が大幅に改善されました」

12,000を超える企業や子会社がNetSuiteを使用して、複雑かつ極めて重要な業務を世界各地でクラウドを通じて行っています。
子会社レベルでNetSuiteを展開し、Oracle ERPインスタンスはそのまま使用するという企業も増えています。このような企業は、NetSuiteを利用することで、いち早く市場に進出していけるだけでなくITに莫大な投資をせずに、グローバル事業を拡大し、および子会社を素早く立ち上げることが可能になるのです。

その顧客の例としては、Land O'Lakes, Qualcomm、Magellan (MiTAC Digital Corporation)、Igloo Productsなどが挙げられます。NetSuiteは、1998年の設立以来、企業クラスのクラウドERPスイートの主要プロバイダーとして、自らの地位を築いてきました。同スイートの提供対象としてきたのは、時代遅れのクライアント/サーバーERPシステムのグレードアップを模索していた大企業の各部門や中規模の企業でした。NetSuiteは、事業運営の合理化に長けていますが、それを証明したのが最近のガートナーの研究で、財務管理システムベンダーの成長速度Top10に、NetSuiteがランクインしています。世界的にクラウドの採用が加速する中、NetSuiteは、最高のクラウドERP/財務スイートを提供するという点で、成功を保ちつつ、世界各国の企業のITコストの大幅な削減と生産性の増強を図っていきます。





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※本資料は、米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は以下サイトでご覧いただけます。
http://www.netsuite.com/portal/press/releases/nlpr10-02-12.shtml

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