2014年4月1日[NASDAQ:MCHP] - マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであるMicrochip Technology Inc.（日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社）は本日、カリフォルニア州サンノゼで開催中のEE Live!およびEmbedded Systems Conferenceにおいて8ビット マイクロコントローラ（MCU）のPIC16（L）F170XおよびPIC16（L）F171Xファミリを発表しました。これらの製品はインテリジェント アナログとコアから独立した周辺モジュールを多数内蔵して対費用効果を高めると同時に、XLP （eXtreme Low Power）テクノロジも採用しています。14、20、28、40、44ピンパッケージの11製品をラインナップしたPIC16F170X/171Xファミリは、アナログ制御ループの駆動、センサ信号の増幅、基本的な信号コンディショニングに使える2つのオペアンプを内蔵し、システムコストと基板面積を削減します。これらの新しいデバイスはゼロクロス検出器（ZCD）も内蔵し、トライアック制御が簡単に行える他、スイッチング トランジェントによるEMIも最小限に抑えられます。また、これらのデバイスはPIC16ファミリとして初めてペリフェラル ピンセレクトに対応し、多くの周辺機能のピン割り当てを柔軟に変更できます。PIC16F170X/171Xは、コンシューマ（家庭用電化製品、電動工具、電気シェーバ）、携帯型医療機器（血圧計、血糖値測定器、歩数計）、LED照明、バッテリ充電、電源、モータ制御等、幅広いアプリケーションに最適な汎用MCUです。
紹介ビデオはこちらでご覧頂けます:http://www.microchip.com/get/6DM3
概要のプレゼンテーションはこちらでご覧頂けます: http://www.microchip.com/get/7TNV
PIC16F170X/171Xファミリは、構成可能なロジックセル（CLC）、相補出力ジェネレータ（COG）、数値制御オシレータ（NCO）等のコアから独立した周辺モジュールを内蔵しています。これらの「自律的な」周辺モジュールは、CPUによるコード実行または管理なしに動作を維持してタスクを処理できるよう設計されており、8ビットPIC（R）MCUの性能をこれまで以上に高める事ができます。このため、複雑な制御システムを簡単に実装でき、革新的な機器設計の自由度が向上します。CLCを使うと各アプリケーションに固有のカスタムロジックと相互接続を作成できるため、外付け部品の削減とコードサイズの縮小を図りながら機能を追加できます。COGは相補波形を生成できる強力な波形ジェネレータで、位相、デッドバンド、ブランキング、非常シャットダウン ステート、エラーリカバリ ストラテジ等の主要なパラメータをきめ細かく制御できます。制御および電源アプリケーション等においてハーフブリッジまたはフルブリッジ ドライバでFETを駆動すると、基板面積と部品コストを節約して低コスト ソリューションを実現できます。NCOは、<1 Hz～500 kHz超のレンジに対応したプログラマブルな高精度リニア周波数ジェネレータです。NCOは、照明制御、トーン ジェネレータ、無線チューニング回路、蛍光灯バラスト等、高精度なリニア周波数制御が要求される回路設計において高性能化と簡略化を両立します。
PIC16F170X/171Xファミリは、最大28 KBの自己読み書きフラッシュ プログラムメモリ、最大2 KBのRAM、10ビットADC、5または8ビットDAC、キャプチャ コンペアPWMモジュール、スタンドアロン10ビットPWMモジュール、応答時間60 ns （typ.）の高速コンパレータに加え、EUSART、I2CTM、SPIインターフェイス モジュールを内蔵しています。これらのデバイスはXLPテクノロジにも対応しており、動作時電流を35 uA/MHz （typ.）、スリープ時電流を30 nA （typ.）に抑える事で待機電流の低減とバッテリ寿命の延長を実現しています。
「アナログおよびデジタル周辺モジュールを豊富に内蔵したPIC16F170X/171Xは対費用効果が高く、XLPテクノロジによる高い省電力性能も兼ね備えています」とMicrochip社MCU8部門担当副社長のSteve Drehoblは述べています。「オペアンプ、ZCD、ペリフェラル ピンセレクト、CLC、COG、NCO等の機能を内蔵したこれらのMCUは、幅広い汎用アプリケーションにおいて設計の複雑さとコストを抑えます。」
開発サポート
PIC16F170X/171Xファミリを使った開発には、PICkitTM 3（製品番号: PG164130）、MPLAB（R） ICD 3（製品番号: DV164035）、PICkit 3少ピンデモボード（製品番号: DM164130-9）、PICDEMTMラボ開発キット（製品番号: DM163045）、PICDEM 2 Plus（製品番号: DM163022-1）等、世界的に定評のあるMicrochip社の標準開発ツールをご利用頂けます。シームレスで理解しやすいCコードを生成してユーザのプロジェクトに挿入する無償ツールのMPLAB Code Configuratorをご用意しています。このツールは現在PIC16F1704/08をサポートしており、今月中にPIC16F1713/16をサポートし、その後間もなくこのファミリの全MCUをサポートする予定です。
また、Microchip社はこれらの8ビットマイクロコントローラが内蔵するコアから独立した周辺モジュールとインテリジェントアナログを使った開発を支援するため、オンライン デザインセンターで各種リソースを提供しています。また、インテリジェント照明および家庭用電化製品アプリケーションの開発を支援するオンライン デザインセンターも開設しています。さらに、これらのMCUに内蔵されたゼロクロス検出器およびペリフェラルピンセレクト機能を最大限に活用して頂けるよう、Microchip社のエンジニアが執筆した技術概要を提供しています。
在庫/供給状況
PIC16（L）F1703/1704/1705は、本日より14ピンPDIP、TSSOP、SOIC、QFN （4x4x0.9 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。PIC16F1707/1708/1709は、本日より20ピンPDIP、SSOP、SOIC、QFN （4x4x0.9 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。PIC16F1713/16は、本日より28ピンPDIP、SSOP、SOIC、QFN （6x6x0.9 mm）、UQFN （4x4x0.5 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。PIC16F1718は、2014年5月より28ピンPDIP、SSOP、SOIC、QFN （6x6x0.9 mm）、UQFN （4x4x0.5 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始予定です。PIC16F1717/19は、2014年5月より40/44ピンPDIP、TQFP、UQFN （5x5x0.5 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始予定です。製品はいずれも10,000個単位で提供いたします。
詳細は、Microchip社または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のウェブページ（http://www.microchip.com/get/H4FJおよびhttp://www.microchip.com/get/4FJP）をご覧ください。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、microchipDIRECTにアクセスするか、Microchip社の正規販売代理店にご連絡ください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください（掲載に許可は不要です）。
・デバイス画像: http://www.microchip.com/get/140E
・ブロック図: http://www.microchip.com/get/7M4N
Microchip社の最新情報をぜひフォローしてください。
・Microchip社製品ニュースのRSSフィード: http://www.microchip.com/get/TVLN
・Twitter: http://www.microchip.com/get/KWPX
・Facebook: http://www.microchip.com/get/VMTN
・ YouTube: http://www.microchip.com/get/NB97
Microchip社について
Microchip社（NASDAQ: MCHP）は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションにおいて、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細については、Microchip社のウェブページ（http://www.microchip.com/get/JBCP）をご覧ください。
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Note: Microchip社の名称とロゴ、MPLAB、PICは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの登録商標です。PICkit、PICDEMは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるMicrochip Technology Inc.の商標です。その他本書に記載されている商標は、各社に帰属します。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen （Microchip社）: （852） 2943 5115
（メール: daphne.yuen@microchip.com）
紹介ビデオはこちらでご覧頂けます:http://www.microchip.com/get/6DM3
概要のプレゼンテーションはこちらでご覧頂けます: http://www.microchip.com/get/7TNV
PIC16F170X/171Xファミリは、構成可能なロジックセル（CLC）、相補出力ジェネレータ（COG）、数値制御オシレータ（NCO）等のコアから独立した周辺モジュールを内蔵しています。これらの「自律的な」周辺モジュールは、CPUによるコード実行または管理なしに動作を維持してタスクを処理できるよう設計されており、8ビットPIC（R）MCUの性能をこれまで以上に高める事ができます。このため、複雑な制御システムを簡単に実装でき、革新的な機器設計の自由度が向上します。CLCを使うと各アプリケーションに固有のカスタムロジックと相互接続を作成できるため、外付け部品の削減とコードサイズの縮小を図りながら機能を追加できます。COGは相補波形を生成できる強力な波形ジェネレータで、位相、デッドバンド、ブランキング、非常シャットダウン ステート、エラーリカバリ ストラテジ等の主要なパラメータをきめ細かく制御できます。制御および電源アプリケーション等においてハーフブリッジまたはフルブリッジ ドライバでFETを駆動すると、基板面積と部品コストを節約して低コスト ソリューションを実現できます。NCOは、<1 Hz～500 kHz超のレンジに対応したプログラマブルな高精度リニア周波数ジェネレータです。NCOは、照明制御、トーン ジェネレータ、無線チューニング回路、蛍光灯バラスト等、高精度なリニア周波数制御が要求される回路設計において高性能化と簡略化を両立します。
PIC16F170X/171Xファミリは、最大28 KBの自己読み書きフラッシュ プログラムメモリ、最大2 KBのRAM、10ビットADC、5または8ビットDAC、キャプチャ コンペアPWMモジュール、スタンドアロン10ビットPWMモジュール、応答時間60 ns （typ.）の高速コンパレータに加え、EUSART、I2CTM、SPIインターフェイス モジュールを内蔵しています。これらのデバイスはXLPテクノロジにも対応しており、動作時電流を35 uA/MHz （typ.）、スリープ時電流を30 nA （typ.）に抑える事で待機電流の低減とバッテリ寿命の延長を実現しています。
「アナログおよびデジタル周辺モジュールを豊富に内蔵したPIC16F170X/171Xは対費用効果が高く、XLPテクノロジによる高い省電力性能も兼ね備えています」とMicrochip社MCU8部門担当副社長のSteve Drehoblは述べています。「オペアンプ、ZCD、ペリフェラル ピンセレクト、CLC、COG、NCO等の機能を内蔵したこれらのMCUは、幅広い汎用アプリケーションにおいて設計の複雑さとコストを抑えます。」
開発サポート
PIC16F170X/171Xファミリを使った開発には、PICkitTM 3（製品番号: PG164130）、MPLAB（R） ICD 3（製品番号: DV164035）、PICkit 3少ピンデモボード（製品番号: DM164130-9）、PICDEMTMラボ開発キット（製品番号: DM163045）、PICDEM 2 Plus（製品番号: DM163022-1）等、世界的に定評のあるMicrochip社の標準開発ツールをご利用頂けます。シームレスで理解しやすいCコードを生成してユーザのプロジェクトに挿入する無償ツールのMPLAB Code Configuratorをご用意しています。このツールは現在PIC16F1704/08をサポートしており、今月中にPIC16F1713/16をサポートし、その後間もなくこのファミリの全MCUをサポートする予定です。
また、Microchip社はこれらの8ビットマイクロコントローラが内蔵するコアから独立した周辺モジュールとインテリジェントアナログを使った開発を支援するため、オンライン デザインセンターで各種リソースを提供しています。また、インテリジェント照明および家庭用電化製品アプリケーションの開発を支援するオンライン デザインセンターも開設しています。さらに、これらのMCUに内蔵されたゼロクロス検出器およびペリフェラルピンセレクト機能を最大限に活用して頂けるよう、Microchip社のエンジニアが執筆した技術概要を提供しています。
在庫/供給状況
PIC16（L）F1703/1704/1705は、本日より14ピンPDIP、TSSOP、SOIC、QFN （4x4x0.9 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。PIC16F1707/1708/1709は、本日より20ピンPDIP、SSOP、SOIC、QFN （4x4x0.9 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。PIC16F1713/16は、本日より28ピンPDIP、SSOP、SOIC、QFN （6x6x0.9 mm）、UQFN （4x4x0.5 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。PIC16F1718は、2014年5月より28ピンPDIP、SSOP、SOIC、QFN （6x6x0.9 mm）、UQFN （4x4x0.5 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始予定です。PIC16F1717/19は、2014年5月より40/44ピンPDIP、TQFP、UQFN （5x5x0.5 mm）パッケージでサンプル出荷と量産出荷を開始予定です。製品はいずれも10,000個単位で提供いたします。
詳細は、Microchip社または正規販売代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のウェブページ（http://www.microchip.com/get/H4FJおよびhttp://www.microchip.com/get/4FJP）をご覧ください。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、microchipDIRECTにアクセスするか、Microchip社の正規販売代理店にご連絡ください。
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・デバイス画像: http://www.microchip.com/get/140E
・ブロック図: http://www.microchip.com/get/7M4N
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Microchip社（NASDAQ: MCHP）は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションにおいて、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細については、Microchip社のウェブページ（http://www.microchip.com/get/JBCP）をご覧ください。
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Note: Microchip社の名称とロゴ、MPLAB、PICは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるMicrochip Technology Incorporatedの登録商標です。PICkit、PICDEMは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるMicrochip Technology Inc.の商標です。その他本書に記載されている商標は、各社に帰属します。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen （Microchip社）: （852） 2943 5115
（メール: daphne.yuen@microchip.com）
