2015年04月08日 18:00

【ジュニパーリサーチ社発表】モバイルAR （拡張現実）ゲームの年間ダウンロード数は2019年までに4億2000万へ

ジュニパーリサーチ社は出版レポート「拡張現実（AR）：消費者、企業、車両2015-2019年-Augmented Reality:Consumer, Enterprise & Vehicles 2015-2019」のプレスリリースにおいて、モバイルゲーム市場におけるAR （拡張現実）アプリの年間ダウンロード数は2019年までには4億2000万へ成長していくであろう、との予測結果を発表しました。

◆プレスリリース本文

モバイルAR （拡張現実） ゲームの年間ダウンロード数は2019年までに4億2000万へ

ヘッドマウント型のハードウェアが採用を促進

英国ハンプシャー州、2015年3月30日

英国調査会社ジュニパーリサーチ社の新刊レポートは、モバイルゲーム市場におけるAR （拡張現実）アプリの年間ダウンロード数が2014年の3000万から2019年までには4億2000万へ成長していくであろうと伝えている。MicrosoftのHololensのような消費者向けヘッドマウント型機器（HMD）の登場により、今後5年間にAR （拡張現実）ゲームへの関心は一挙に高まっていくだろう。しかし、しばらくの間は大部分のARのダウンロードはスマートフォンやタブレットによって行われていくことになりそうだ。

最盛期はまだ訪れていない

英国調査会社ジュニパーリサーチ社の調査レポート「拡張現実（AR）：消費者、企業、車両　2015-2019年 - Augmented Reality: Consumer, Enterprise & Vehicles 2015-2019」は、過去2年間の消費者向けAR市場にはあまり勢いが見られなかったと警戒感をもって伝えている。同社は消費者を魅了する最新鋭アプリの欠如が原因で、市場全体でも限定的なレベルの関心しか得ることができなかったとしている。

レポート著者のSteffen Sorrell氏は「この産業はマーケティングツールの域を超えるARの開発で苦悩しており、アプリ市場の成長にも若干の鈍さが見られる。しかしながら、Blipparなどではより広い層にいる利用者に受け入れられる視覚検索へと動き出しており、ARにおける転換が見られる。」と語っている。

拡張現実（AR）の専用集積回路

同社は、その一方でグラフィックが多いARアプリケーションにモバイル機器が追い付いていない状態が続き、また対象追跡や画像レンダリングのパイプラインにも課題が残り、モバイルARの展開を阻んでいるとも伝えている。それでも、全ての主要System-on-a-chip（SoC）ベンダはAR専用の集積回路の導入に興味を示しており、アプリを取り巻くエコシステム全体を促進させていくことになるだろう。

その他の重要事項：
●　昨年は企業向けARへの関心の急速な高まりは、ソフトウェアやハードウェアの向上によって促進された。
●　ハンズフリーの拡張現実（AR）対応ヘッドマウント型機器がこの分野において重要な存在となるだろう。
●　車載型ARシステムは運転時の安全性に大きな恩恵をもたらすこととなる。このテクノロジーは10年後に幅広い観衆に受け入れられていくだろう。

◆レポートについて

拡張現実（AR）：消費者、企業、車両　2015-2019年
Augmented Reality
Consumer, Enterprise & Vehicles 2015-2019
http://www.dri.co.jp/auto/report/juniper/junmobilear.html

◆市場調査会社　ジュニパーリサーチ社（Juniper Research）について
http://www.dri.co.jp/auto/report/juniper/index.html

株式会社データリソースはジュニパーリサーチ社の正規日本販売代理店です。
調査レポートの販売、委託調査などを行っています。

◆このプレスリリースに関するお問合せ

株式会社データリソース
ジュニパーリサーチ社　正規日本販売代理店

107-0052　東京都港区赤坂1-14-5
アークヒルズエグゼクティブタワーN313
Tel：03-3582-2531 Fax：03-3582-2861
Eメール：office@dri.co.jp
http://www.dri.co.jp

データリソースメールマガジンバックナンバー
http://www.dri.co.jp/mm/

メールマガジンのお申し込み
http://www.dri.co.jp/mm/web/

※記載内容（リンク先を含む）のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。