６月６日、国重要無形民俗文化財指定記念　長良川鵜飼　未来シンポジウム開催！近未来の放送メディア「８Kスーパーハイビジョン」で鵜飼の特別映像を初公開！！

「国需要無形民俗文化財指定記念　長良川鵜飼未来シンポジウム」
日　　　時：平成２７年６月６日（土）１３時～１６時（１２時３０分受付開始）
場　　　所：じゅうろくプラザ２Ｆホール（ＪＲ岐阜駅隣接）
　　　　　　（〒５００－８８５６　岐阜市橋本町１－１０－１１）
入　場　料：無料（定員６００名）
申込み方法：郵便往復はがきにて
「〒５００－８７２０　岐阜市神田町１－１１　岐阜市教育委員会社会教育課」まで
　　　　　　平成２７年５月１日（火）より申込み開始、５月１５日（金）締め切り
＜プログラムの主な内容＞
・細江茂光岐阜市長・近藤正臣（俳優）・山下純司（鵜匠代表）の３名による鼎談
・近未来の放送メディア８Ｋスーパーハイビジョンでの特別映像上映
　「川合玉堂　～近代日本画の巨匠が描いた鵜飼～」
・パネルディスカッション「鵜飼を未来に繋ぐために～日本の宝から世界の宝へ～」
＜特設コーナー＞
・『過去から未来へ！「鵜飼映像タイムトラベル」』
・ミニ展示「長良川鵜飼紹介コーナー」

お問い合わせ：〒５００－８７２０　岐阜市神田町１－１１　岐阜市教育委員会社会教育課
　　　　　　　TEL０５８－２１４－２３６５
　　　　　　　http://www.city.gifu.lg.jp/23542.htm
主　　　催：岐阜市・岐阜市教育委員会・ＮＨＫ岐阜放送局

＜参考＞
　長良川の鵜飼は１３００年以上の伝統があります。
　古くは鮎を捕るための漁として発展しましたが、その後時の権力者により手厚く保護され、織田信長や徳川家康も鵜飼船に乗船したとの記録があります。特に織田信長は、岐阜市を拠点に天下統一を目指しましたが、武田信玄の使者「秋山伯耆守」を長良川での船による鵜飼観覧でもてなし、武田信玄には、獲れた鮎を自ら確認して甲府に届けさせたとの記録があります。
　また、松尾芭蕉や喜劇王チャールズ・チャップリンも長良川の鵜飼を観覧し、その幽玄な世界に浸ったとの記録があります。
　日本では現在、１２か所で鵜飼が行われていますが、川の流れが速い中流域で最大１２羽の鵜を使う鵜飼は長良川鵜飼のみです。水面に映る鵜舟の篝火、鵜匠の掛け声や船頭の船縁をたたく音、漆黒の闇の中で繰り広げられる幽玄な世界は、日常を離れ、趣のある伝統の世界へ導いてくれることでしょう。
　このような伝統のある大切な文化資源を国内のみならず、世界に発信し、後世に継承していくため、岐阜市では平成１６年以降、長良川の鵜飼をユネスコの世界無形文化遺産登録にしようとさまざまな取り組みを行っています。そのような中で、今年３月２日に「長良川の鵜飼漁の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコに向けて更なる弾みがついたところです。