2015年06月11日 14:30

建築・装飾業界における国際的イノベーターであるFetim社が、Infor M3をクラウドへ移行

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業界特化型のクラウドソリューションを提供する米インフォアは、2015年5月11日、建築および家庭用装飾品業界のリーダー企業であるFetim グループが、インフォアのERP(基幹業務システム)アプリケーションである Infor M3を全面的にクラウドへ移行することを発表いたしました。

       建築・装飾業界における国際的イノベーターであるFetim社が、Infor M3をクラウドへ移行
         ~オンライン化する市場の変化に素早く対処できる体制を実現~
業界特化型のクラウドソリューションを提供する米インフォアは、2015年5月11日、建築および家庭用装飾品業界のリーダー企業であるFetim グループが、インフォアのERP(基幹業務システム)アプリケーションである Infor M3を全面的にクラウドへ移行することを発表いたしました。また、Fetim 社は、他社のシステムソリューションとのアプリケーション統合技術基盤であるInfor ION(R) を使い、各種サードパーティ製品を最適な組み合わせで統合し、クラウドに実装する予定です。

 家具・インテリア市場は、過去5年間で劇的に変化しました。オンラインショッピングの増加と市場のグローバル化により、同社がかつてメインの市場として いた小売企業の市場占有率が減り、一方で直販の機会が増えました。Fetim社は、アプリケーションをクラウドに移行することで、こうした変化に素早く対 応できる体制を実現します。
 またFetim社は、国際的な買収を行ったことでERPのユーザー数や必要なITリソースが大幅に増加したことを受けて、Infor M3のクラウドバージョンに移行する決断をしました。同社は、成長し続ける企業の宿命として、かねてから買収の副産物である過剰設備や旧システムのハード ウェアを合理化する必要に迫られていました。しかし、これは相当のコストがかかる上に、ビジネスのコアとなる業務を中断するものでした。
 Infor M3の既存顧客であるFetim社は、新バージョンに搭載される機能について意見できる立場だったため、Infor M3クラウドバージョンの最新版を最小限のカスタマイズで導入できました。今回の導入によって、同社は迅速にプロセスを標準化できるようになります。ま た、サードパーティの倉庫管理システムなどのアプリケーションは、Infor IONで統合する予定です。
 Fetim社がクラウド移行を決めた背景には、デスクトップからモバイルインフラへ移行できること、固定資本投資から変動的な営業費用へシフトできるこ と、そしてセキュリティ要件の変化にスピーディに対処できるということが挙げられます。同社にとってセキュリティは重要な懸念事項であり、グローバルな買 収の結果として多様なマルウェアやEメールベースの攻撃を防御してきた実績から、インフォアとそのクラウドパートナーであるAmazon Web Services (AWS)を含むスペシャリストに、今後もリスク管理をアウトソースすることを選択しました。

 インフォア クラウドスイート グローバル戦略担当シニア・バイス・プレジデントのリサ・ポウプ(Lisa Pope)は、次のように述べています。
「このような包括的な移行は、クラウドの利点を評価できる最大のチャンスとなり、ITインフラに関する選択肢を探している国際的メーカーにとって良き事例 モデルとなるでしょう。統合の必要性を再考し、カスタマイズを減らす方法を考えることは、クラウドのメリットを活かすために必要なことであり、クラウドの 可能性を吟味する企業にとって学ぶべき点はたくさんあります。Fetim社の計画はクラウドの可能性をフル活用できるものであり、同社の競争力が飛躍的に 高まることは間違いないでしょう。」

さらに詳しい情報は、こちらの動画をご覧ください
https://youtu.be/5MMzU6_9tkw 

※ 当リリースは2015年5月11日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
< http://www.infor.com/company/news/pressroom/pressreleases/FetimCloud/ >

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