2015年09月10日 17:00

頑張っている在日外国人の自立を支援。職業訓練として介護職員初任者研修に今年も5名を受け入れる。

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埼玉県川口市のアイ・ヘルパースクール(運営:(株)アイ・ヘルパー・ジャパン)では、独立行政法人福祉医療機構(WAM)より助成を受けてNPO法人高島平ACTとNPO法人APFSが実施する「外国人住民の自立に向けた包括的支援事業」の職業訓練に、8月29日、5名の在日外国人を受け入れました。

埼玉県川口市のアイ・ヘルパースクール(運営:(株)アイ・ヘルパー・ジャパン)は、昨年に引き続き「外国人住民の自立に向けた包括的支援事業」の職業訓練における介護研修を引き受けました。公募で選ばれた訓練対象者は5名、全員フィリピン国籍です。5名は去る8月29日(土)に当スクールが開講している介護職員初任者研修講座の四回目の講義に合流しました。訓練初日の緊張の中、他の日本人や外国人らに温かく迎えられ、真剣にかつ楽しく一日を終え、好スタートを切っています。これから来年2月6日の講座修了に向けて介護訓練に励みます。

「外国人住民の自立に向けた包括的支援事業」は、NPO法人高島平ACT(東京都板橋区)とNPO法人APFS(東京都板橋区)が独立行政法人福祉医療機構(WAM)より助成を受けて実施するもので、その中核を成す職業訓練の目的は次のようになっています。

「外国人住民は言語の壁、文化の壁などにより社会に進出していくことが困難となっている。とくに技能を身につけていないため適切な仕事がないか、非正規の雇用しか道がないのが現状である。一定のスキルを獲得したくとも経済的な理由からあきらめざるを得ない。そこで、将来的に不足する介護労働者としての技術を習得する中で、より賃金が高く安定した職場で仕事ができるようになる。」(APFSのホームページより)

ちなみに、昨年度は「多文化家族の自立に向けた包括的支援事業」という名称で同様の支援事業が実施されました。当初、大手介護スクールにて訓練を検討されていましたが、語学力の問題で断られ、急遽アイ・ヘルパースクールが訓練先機関として選ばれた経緯があります。昨年度の参加外国人は5名(国籍はフィリピン3名、スリランカ1名、バングラデシュ1名)、訓練終了者が4名という結果になっています。(1名は残念ながら家庭の事情で訓練を中断しました。公開報告会の内容はAPFSのホームページでご覧になれます。→ http://apfs.jp/report20150224_2972.php )

参考HP:
特定非営利活動法人 ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY(略称:APFS) http://apfs.jp
特定非営利活動法人 高島平ACT  http://act-takashimadaira.jp/
アイ・ヘルパースクールの外国人向けHP http://www.i-helperschool.com/English-shoninsha.html

お問い合わせ先:
アイ・ヘルパースクール
〒332-0034 埼玉県川口市並木3-14-21-201
電話 048-241-5515
HP http://www.i-helperschool.com

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  • 2015年09月10日 17:00
  • 福祉
  • 医療、福祉

会社概要

商号
株式会社アイ・ヘルパー・ジャパン(カブシキカイシャアイ・ヘルパー・ジャパン)
代表者
井上 文二(イノウエ ブンジ)
所在地
〒332-0034
埼玉県川口市並木3-14-21-201 
TEL
048-241-5510
業種
教育関連
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://www.i-helperschool.com

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