バックアップとディザスタリカバリー・ソリューションを提供する、米・StorageCraft Technologyの日本法人であるストレージクラフト テクノロジー（所在地：東京都港区、代表：岡出 明紀）は本日、公共施設設計の分野で豊富な実績を持つ株式会社杉原設計事務所（所在地：東京都新宿区、代表：山﨑 修一）が、ストレージクラフトのShadowProtectを採用し、日次バックアップ時間の99％を削減したことを発表しました。
7時間で終わらない日次バックアップ、本業にも支障
近年、設計事務所の事業資産の大半がデジタルデータです。杉原設計事務所では図面、設計資料、写真などを始めとする過去に手がけた物件データ、企画書、見積書などの営業データ、総務、社内管理データなどをファイルサーバー上で一元管理していました。同社では、社内全体のアクティブデータをファイルサーバーに保管、それをNAS 2台に二重化してバックアップしていました。バックアップスケジュールは、週次でフルバックアップを取り、日次で差分バックアップを取るという方式を取っていましたが、バックアップのために確保可能な夜12時から朝7時までの7時間以内に差分バックアップが終了しないという課題を抱え、それが原因で種々のエラーが発生し、運用管理担当者が対応を迫られるなど、本業に支障が出ていました。また、以前のオフィス建屋で設備の問題により、一時サーバーを停止せざるを得ない経験をしたことから、ローカルでのバックアップだけでは十分ではないと感じていました。
高速バックアップと遠隔地保管が可能なShadowProtectを選択
同社は、大阪事務所のファイルサーバーOSであるWindows Server 2003 R2がサポート終了となったため、この機にバックアップ体制を全面的に見直すことにしました。バックアップ体制の構築は、同社のシステムインテグレータであるキヤノンシステムアンドサポート株式会社（以下、キヤノンＳ＆Ｓ）が担当し、同社より、東京本社のデータを大阪事務所にレプリケーションし、大阪事務所のデータを東京本社にレプリケーションをするという、既存IT資産を有効活用しながらバックアップを強化する新しい体制が提案されました。そこに、バックアップ運用管理の中核エンジンとしてストレージクラフトのShadowProtectが推薦されました。ShadowProtectはまずバックアップ時間を大幅に短縮できること、そして、データ転送機能であるShadowStreamを利用してバックアップデータを遠隔地にレプリケーションできること、最後に、多大なコストの投資をしなくてもこのバックアップ体制が構築できるというメリットが評価され、導入が決定しました。
日次バックアップ時間を99%削減、たすきがけレプリケーションも完成
新しいバックアップ体制の構築決定後、東京本社に新しいファイルサーバーを導入、東京本社にあったファイルサーバーとNAS 1台を大阪事務所に移設。より時間を短縮するため、最終的に連続増分バックアップ方式を採用し、2015年8月末に本稼働を開始しました。導入後、杉原設計事務所の担当者が実感したのは、７時間以上かかっていたバックアップが数分で終了するという時間の短さでした。また、東京・大阪の事務所の両方でお互いのバックアップデータを持っているため、万が一どちらかの事務所が被災しても、他方の事務所がもつバックアップファイルを使用して事業を再開することができるという安心感が高まりました。
杉原設計事務所 代表取締役社長 山﨑氏は、次のように語ります。「官公庁の建築設計を多く手がける当社にとって、事業資産であるデータを堅牢に保護するのは経営上の大きな命題です。また関係法令の改正によって、設計図書の15年保存が義務づけられるなどデータ保管の重要性が高まっていることもあり、今回のシステム刷新で体制が整備できたことを心強く思っております。」
ShadowProtectの導入により、同社の事業資産保護体制は大きく向上、バックアップ担当者が日々の懸念を払しょくし、本業に専念できる環境が醸成されています。
株式会社杉原設計事務所の導入事例全文は、以下よりダウンロードが可能です。
https://www.storagecraft.com/jp/customers/case-studies/sugiharasekkei
■株式会社杉原設計事務所について
1968 年に杉原荘元氏が創立した株式会社杉原設計事務所は、約半世紀にわたって建築設計、都市計画の分野で豊富な実績を築いてきました。特に、官公庁の行政施設や教育施設、住宅施設、福祉施設の建築設計で高い評価を得ています。また、創立当初から自転車と都市のあり方を真剣に模索、都市施設としての自転車駐車場の計画設計に積極的に携わるなど、建築と都市の両面から自転車を活かした街づくりに取り組んでいます。
・ 代表取締役社長： 山﨑 修一
・ 創業： 1968年3月27日
・ 資本金： 2,000万円
・ 事業内容： 一級建築士事務所、建設コンサルタント
・ ウェブサイト: http://www.sugiharasekkei.com/
■キヤノンシステムアンドサポート株式会社について
1980年設立。キヤノングループにて製造する機器・ソリューションのみならず他社製システム機器類のコンサルティングセールスとオフィスのネットワーク構築、およびサービス・サポートを幅広く提供しています。各種コールセンターには高いスキルのスタッフを配置。オンサイト対応時には全国の事業所の技術スタッフと連携し、高品質のサービスを提供します。
■ストレージクラフト テクノロジーについて
ストレージクラフト テクノロジーはバックアップ、ディザスタリカバリーにおけるソリューションベンダーです。2003年に設立されて以来、クラス最高のバックアップ、ディザスタリカバリー、システム移行、仮想化、データ保護のソリューションを、サーバーやデスクトップ／ノートブックPC向けに提供しています。ストレージクラフトのソフトウェアは、ダウンタイムの削減、システムとデータのセキュリティや安定性を向上させ、TCOの削減に貢献します。米国ユタ州に本社を持ち、現在世界約30か国で販売を行っています。
ストレージクラフト Webサイト： https://www.storagecraft.com/jp
StorageCraftとShadowProtectはStorageCraft Technology Corporationの登録商標です。 その他記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
＜本件に関するお問い合わせ先＞
ストレージクラフト テクノロジー
マーケティング部 田辺
TEL: 03-6206-6285
Email:marketing@storagecraft.co.jp
ストレージクラフト テクノロジー 広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 タレイ・田中
TEL: 03-5159-5750
Email:StorageCraft_PR@hoffman.com
7時間で終わらない日次バックアップ、本業にも支障
近年、設計事務所の事業資産の大半がデジタルデータです。杉原設計事務所では図面、設計資料、写真などを始めとする過去に手がけた物件データ、企画書、見積書などの営業データ、総務、社内管理データなどをファイルサーバー上で一元管理していました。同社では、社内全体のアクティブデータをファイルサーバーに保管、それをNAS 2台に二重化してバックアップしていました。バックアップスケジュールは、週次でフルバックアップを取り、日次で差分バックアップを取るという方式を取っていましたが、バックアップのために確保可能な夜12時から朝7時までの7時間以内に差分バックアップが終了しないという課題を抱え、それが原因で種々のエラーが発生し、運用管理担当者が対応を迫られるなど、本業に支障が出ていました。また、以前のオフィス建屋で設備の問題により、一時サーバーを停止せざるを得ない経験をしたことから、ローカルでのバックアップだけでは十分ではないと感じていました。
高速バックアップと遠隔地保管が可能なShadowProtectを選択
同社は、大阪事務所のファイルサーバーOSであるWindows Server 2003 R2がサポート終了となったため、この機にバックアップ体制を全面的に見直すことにしました。バックアップ体制の構築は、同社のシステムインテグレータであるキヤノンシステムアンドサポート株式会社（以下、キヤノンＳ＆Ｓ）が担当し、同社より、東京本社のデータを大阪事務所にレプリケーションし、大阪事務所のデータを東京本社にレプリケーションをするという、既存IT資産を有効活用しながらバックアップを強化する新しい体制が提案されました。そこに、バックアップ運用管理の中核エンジンとしてストレージクラフトのShadowProtectが推薦されました。ShadowProtectはまずバックアップ時間を大幅に短縮できること、そして、データ転送機能であるShadowStreamを利用してバックアップデータを遠隔地にレプリケーションできること、最後に、多大なコストの投資をしなくてもこのバックアップ体制が構築できるというメリットが評価され、導入が決定しました。
日次バックアップ時間を99%削減、たすきがけレプリケーションも完成
新しいバックアップ体制の構築決定後、東京本社に新しいファイルサーバーを導入、東京本社にあったファイルサーバーとNAS 1台を大阪事務所に移設。より時間を短縮するため、最終的に連続増分バックアップ方式を採用し、2015年8月末に本稼働を開始しました。導入後、杉原設計事務所の担当者が実感したのは、７時間以上かかっていたバックアップが数分で終了するという時間の短さでした。また、東京・大阪の事務所の両方でお互いのバックアップデータを持っているため、万が一どちらかの事務所が被災しても、他方の事務所がもつバックアップファイルを使用して事業を再開することができるという安心感が高まりました。
杉原設計事務所 代表取締役社長 山﨑氏は、次のように語ります。「官公庁の建築設計を多く手がける当社にとって、事業資産であるデータを堅牢に保護するのは経営上の大きな命題です。また関係法令の改正によって、設計図書の15年保存が義務づけられるなどデータ保管の重要性が高まっていることもあり、今回のシステム刷新で体制が整備できたことを心強く思っております。」
ShadowProtectの導入により、同社の事業資産保護体制は大きく向上、バックアップ担当者が日々の懸念を払しょくし、本業に専念できる環境が醸成されています。
株式会社杉原設計事務所の導入事例全文は、以下よりダウンロードが可能です。
https://www.storagecraft.com/jp/customers/case-studies/sugiharasekkei
■株式会社杉原設計事務所について
1968 年に杉原荘元氏が創立した株式会社杉原設計事務所は、約半世紀にわたって建築設計、都市計画の分野で豊富な実績を築いてきました。特に、官公庁の行政施設や教育施設、住宅施設、福祉施設の建築設計で高い評価を得ています。また、創立当初から自転車と都市のあり方を真剣に模索、都市施設としての自転車駐車場の計画設計に積極的に携わるなど、建築と都市の両面から自転車を活かした街づくりに取り組んでいます。
・ 代表取締役社長： 山﨑 修一
・ 創業： 1968年3月27日
・ 資本金： 2,000万円
・ 事業内容： 一級建築士事務所、建設コンサルタント
・ ウェブサイト: http://www.sugiharasekkei.com/
■キヤノンシステムアンドサポート株式会社について
1980年設立。キヤノングループにて製造する機器・ソリューションのみならず他社製システム機器類のコンサルティングセールスとオフィスのネットワーク構築、およびサービス・サポートを幅広く提供しています。各種コールセンターには高いスキルのスタッフを配置。オンサイト対応時には全国の事業所の技術スタッフと連携し、高品質のサービスを提供します。
■ストレージクラフト テクノロジーについて
ストレージクラフト テクノロジーはバックアップ、ディザスタリカバリーにおけるソリューションベンダーです。2003年に設立されて以来、クラス最高のバックアップ、ディザスタリカバリー、システム移行、仮想化、データ保護のソリューションを、サーバーやデスクトップ／ノートブックPC向けに提供しています。ストレージクラフトのソフトウェアは、ダウンタイムの削減、システムとデータのセキュリティや安定性を向上させ、TCOの削減に貢献します。米国ユタ州に本社を持ち、現在世界約30か国で販売を行っています。
ストレージクラフト Webサイト： https://www.storagecraft.com/jp
StorageCraftとShadowProtectはStorageCraft Technology Corporationの登録商標です。 その他記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
＜本件に関するお問い合わせ先＞
ストレージクラフト テクノロジー
マーケティング部 田辺
TEL: 03-6206-6285
Email:marketing@storagecraft.co.jp
ストレージクラフト テクノロジー 広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 タレイ・田中
TEL: 03-5159-5750
Email:StorageCraft_PR@hoffman.com
