プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、ご自宅や職場で、お使いのルーターと連携して、PCやスマートフォン、タブレット等から、持ち主の意図しないデータ流出を未然に防ぐWiFiセキュリティユニット『SAKOKU』を本日より発売いたします。
セキュリティ対策として外部からのアタックを防ごうとする試みは多くありますが、悪意あるソフトウェアの開発速度は早く、また特定企業を狙った標的型攻撃や部内者による内部感染など、脅威を完全に防ぐのは難しいのが現状です。このたび発表するWiFiセキュリティユニット『SAKOKU』ならば例え悪意あるソフトウェアに感染したとしても、被害を最小限に抑えることができます。
元来ファイアーウォールは外部からの通信を全て遮断し、必要な通信のみを後から許可していくというものでした。本製品はそのファイアーウォールを逆にしたコンセプトで作られており、本製品に接続された機器を鎖国ゾーン化して情報漏えいを防ぎます。
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◇WiFiセキュリティユニット『SAKOKU』
製品型番: MZK-1200DHP-SK (JANコード 4941250195077)
参考価格: オープンプライス
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■危険な国・地域への送信をブロック! データ流出を未然に防ぎます
国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)はダークネット(※1)のトラフィックを監視することでサイバー攻撃の状況を把握しようとしており、国別のホスト数やパケット数も公開しています(※2)。本製品では、これらのランキングで上位の国・地域を危険と考え、デフォルト設定でアメリカと日本を除く全ての該当国・地域への送信を規制します。
メールなど通常のやり取りは国内のサーバーを経由するので、ブロック設定したままでもブロックした国や地域の人とのやり取りには困りません。
※1:インターネット上で到達可能な未使用IPアドレス空間
※2:nicterWeb Top 10 List (http://www.nicter.jp/nw_public/scripts/index.php#top10_sp)
■あなたのネットワークに鎖国ゾーンを形成
ご自宅や職場で、お使いのルーターと連携して鎖国ゾーンを形成し、本製品に接続されたPCやスマートフォン、タブレット等からのデータ流出を防ぎます。
ルーター機能も持っていますので、メインルーターとしてお使いいただくことで全ての機器を鎖国ゾーンに入れることもできます。
■遮断ログでセキュリティ状況の把握を
最近、個人情報流出されたケースでは、悪質なアプリからデータ漏えいしましたが、本製品に接続すれば遮断できます。遮断ログでは本製品がブロックした送信元情報と送信先情報を見ることができるので、ネットワークのセキュリティ状況を把握することが可能です。
また、お客様の遮断ログの詳しい解析を行い、統計レポートを提供する有料サービスもございます。レポート結果に基づいたセキュリティ対策を講じることが可能です。
■専門家による訪問サービス
ご自分でのセキュリティ対策に不安のある方向けに、弊社の専門スタッフによる訪問サービスを実施します。お客様の遮断ログや現場での作業から、どのPCやスマホにデータ流出の危険があるかを見極めながら、適切な対策を提案いたします。
■ホワイトリストで必要な通信は確保
許可しない送信先を設定するブラックリストの設定だけでなく、許可する送信先を個別に限定するホワイトリストの設定も出来ます。ブラックリストと併用の他、ホワイトリストのみで運用することでより強固なセキュリティ環境を構築することも可能です。
また世界各地にある一般的なOSやブラウザーのアップデート用のサーバーやSNSのノードなどを最初から登録したホワイトリストの候補も用意しておりますので、ご利用の環境や求めるセキュリティレベルに合わせてお選びいただけます。
■どうしても必要なときはブロックの一時無効化も
海外へ直接アクセスしなければならない時は一時的にブロックを無効化することも、また一時無効化の解除もかんたんに出来ます。
■11ac WiFi対応 ギガビット有線対応
本製品の無線部はIEEE802.11acに対応し、5GHz帯接続時は最大866Mbps、2.4GHz帯接続時は最大300Mbpsで通信可能です。有線部はWANもLANもギガビット対応(1000BASE-T)、高速な通信環境を実現します。
■ゲストアカウントを公開しても安心
インターネットをゲストの方にも使っていただけるゲスト用SSIDは、有線・無線を問わず、本製品に接続した機器への通信を遮断するセパレート機能がついておりますので、SSIDを外部へ公開してもメインネットワークが危険に晒されることはありません。
■ファームウェア自動更新機能で安心セキュリティ
ファームウェア更新を自動化しており、ご利用者がまったく意識することなく、本製品自体が自動的につねに最新のファームウェアへ更新します。新たな脆弱性が発見された場合などは迅速にファームウェアの更新が必要となりますが、近年Webサイトの改ざんによる偽ファームウェア更新などでウイルスに感染する事例なども起きており、お客様の安全が脅かされておりました。本製品はファームウェア自動更新機能により、正規のファームウェア更新が確実に行なわれますので、安心してお使い続けていただけます。
また弊社ではお客様の利便性を考え、製品発売後も新たな機能追加を随時行なっておりますが、これらの新機能も自動更新によりお手を煩わせることなくご利用いただけます。
■RoHS対応
生産から廃棄処分にいたる製品のライフサイクルにおいて、人の健康や環境への負荷を最小限に抑えることを目的として、鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテルの有害物質の使用量を規制している「RoHS」にも対応しています。
≪製品情報ページ≫
http://www.planex.co.jp/products/mzk-1200dhp-sk/
≪メディアご担当者様お問い合わせ先≫
http://www.planex.co.jp/user/writer.shtml
- 2016年04月21日 11:30
- 新製品発表
- IT、通信、コンピュータ技術
会社概要
- 商号
- プラネックスコミュニケーションズ株式会社(プラネックスコミュニケーションズカブシキガイシャ)
- 代表者
- 久保田 克昭(クボタ カツアキ)
- 所在地
- 〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2丁目11番9号 プラネックスボルタ - TEL
- 03-6809-0155
- 業種
- その他の製造・メーカー
- 上場先
- 未上場
- 従業員数
- 50名未満
- 会社HP
- http://www.planex.co.jp/
- IR情報
- http://www.planex.co.jp/news/list/release.shtml
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