2016年08月03日 12:00

トラック島での壮絶な戦争体験。『あの夏、兵士だった私  96歳、戦争体験者からの警鐘』が本日(8月3日)発売(取次搬入)です。

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清流出版株式会社は、8月3日に金子兜太著『あの夏、兵士だった私 96歳、戦争体験者からの警鐘』を発売します。国会前のデモで有名になった「アベ政治を許さない」のプラカードを書いた反骨の俳人は、70数年前、兵士として南方第一線のトラック島で悲壮な体験をしていた……。

今こそ、伝えたいあの戦場体験!

トラック島、数少ない元兵士が語る、
戦場の日常、非業の死、食糧難……

反骨の俳人は、どのように戦後を生き
現在を見るのか?

「アベ政治を許さない」のプラカードに込めた意味とは?

戦後、戦争も紛争もなかった日本。
平和の価値にいつの間にか鈍感になっているのかもしれない。
特定機密保護法、安全保障関連法などが施行されつつあり、
改憲に向かいつつある日本。
世界的に見ても報道の自由が低くなり、まるで〝戦前のようだ〟と、
著者は危機意識を募らせる。
日本社会に戦争の記憶が薄れるなかで、
私のような戦争体験者が果たせる役割、
いや生き残りだからこそ、
果たすべき役割はたくさんあるはずです。(プロローグより)

<目次概要>
プロローグ とても、きな臭い世の中になってきた
1章 あまりにも似ている「戦前」といま
2章 「死の最前線」で命を拾う──トラック島にて
3章 捕虜生活で一転、地獄から天国へ
4章 日銀は仮の宿、〝食い物〟にして生きてやる
5章 明日のために、いまやっておくべきこと

■金子兜太(かねこ・とうた)プロフィール■
俳人、現代俳句協会名誉会長、朝日俳壇選者。1919年、埼玉県生まれ。旧制水戸高等学校在学中に句作を始める。43年、東京帝国大学経済学部卒業。同年、日本銀行に入行する。44年から終戦まで、海軍主計中尉、後、大尉として、トラック島に赴任する。復員し、日本銀行に復職。62年、俳誌『海程』を創刊し、主宰。新しい俳句の流れを起こす。74年に日本銀行を退職。83年、現代俳句協会会長に就任。87年、朝日新聞の朝日俳壇選者。88年、紫綬褒章受章。2005年、日本藝術院会員。2008年、文化功労者。2010年、毎日芸術賞特別賞、菊池寛賞受賞。『悩むことはない』文藝春秋、『他界』講談社、『私はどうも死ぬ気がしない』(幻冬舎)など著書多数。


●書名 『あの夏、兵士だった私  96歳、戦争体験者からの警鐘』
●本体:1,500円(税別)
●著者:金子兜太
●四六判並製 208ページ
●清流出版 編集部(担当 古満 温)
電話: 03-3288-5405  FAX: 03-3288-5340

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会社概要

商号
清流出版株式会社(セイリュウシュッパンカブシキガイシャ)
代表者
藤木 健太郎(フジキ ケンタロウ)
所在地
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-7-1 ニュー九段ビル2F
TEL
03-3288-5405
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://www.seiryupub.co.jp/

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