2019年10月04日 18:00

株式会社アクティビティジャパン 訪日旅行者からの注目度が高まっている「東北6県の人気エリア・種目ランキング」を発表

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アクティビティジャパンでは、2019年9月30日までの予約数 統計データより、近年、特に訪日旅行者からの注目度が高まっている東北6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)における人気エリア・種目ランキングと共に、最近の観光トレンドを注目プランとあわせてご紹介いたします。
2018年度の東北6県における外国人の年間延べ宿泊者数は、過去最高の約121万人となり、その伸び率は全国でトップと国土交通省が発表している通り、国際線の増便や各県へのチャーター便の誘致、訪日リピーターの増加等の要因により、東北地方への旅行者数は年々、増加傾向にあります。2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方ですが、現在では多くのエリアで復興が進み、国内外への情報発信が進むと共に、この地方特有の「古き良き日本」の風景や風習、伝統文化を体感することを求め、多くの旅行者が訪れております。アクティビティジャパンでも、東北6県全体の2018年度予約数は前年比で1.7倍となり、2019年に関しても9月末時点ですでに昨年の予約数の2倍となっており、その注目度の高さが伺えます。

■各県 観光スポット
ご紹介するのは、各県の季節ごとのおすすめ観光スポットのほんの一部です。
東北地方は、同じ場所でも四季折々、違った姿を見せてくれる自然資源を多く有しており、何度でも訪れたくなる観光名所が数多くあります。

【青森県】
春:桜の名所「弘前城・弘前公園」、景勝地「奥入瀬渓流」、世界遺産「白神山地」
夏:重要無形民俗文化財「ねぶた祭り」、太宰治記念館「斜陽館」
秋:紅葉の名所「岩木山」「十和田湖」「川内川渓谷遊歩道」「赤石渓流」「城ヶ倉渓流」
冬:神秘的な青で最近注目の「十二湖」、雪景色や樹氷観光「八甲田山」、「蔦沼(つたぬま)」

【岩手県】
春:動物と触れ合う「小岩井農場まきば園」、文豪も魅了した桜の名所「盛岡城跡公園」
夏:名物 空飛ぶだんご「厳美渓」、雄大な自然美「八幡平」
秋:紅葉の名所世界文化遺産「中尊寺金色堂」、日本最大級の「小岩井農場まきば園」
冬:「岩洞湖」でワカサギ釣り、安比高原スキー場、三陸鉄道こたつ列車、遠野ふるさと村

【宮城県】
春:日本三名瀑「秋保大滝」、最古の権現造「大崎八幡宮」、最大級「仙台うみの杜水族館」
夏:日本三景「松島」、「潟沼」や「出島」でアクティビティ
秋:国指定重要文化財「円通院の三慧殿」、絶景「仙台城跡」
冬:仙台市内のイルミネーション、天体観測の名所「仙台天文台」、樹氷観光「みやぎ蔵王」

【秋田県】
春:桜の名所「角館の桜まつり」、一面に広がる菜の花畑「鳥海高原菜の花まつり」
夏:世界最大の二重カルデラ湖であり日本一の深さを誇る「田沢湖」
秋:紅葉の名所「抱り渓谷」、日本三大霊地「三途川渓谷」、日本の滝百選「安の滝」
冬: 横手のかまくら、男鹿真山伝承館、森吉山阿仁・秋田八幡平スキー場

【山形県】
春:桜の名所「霞城公園」、上杉謙信を祀る「上杉神社」、山岳修験の山「羽黒山」
夏:最上峡の「芭蕉ライン観光舟下り」、「ラフティング」体験
秋:紅葉も美しい「山寺」、クラゲドリーム館「鶴岡市立加茂水族館」、落差63m「玉簾の滝」
冬:有数の温泉地「銀山温泉」「蔵王温泉」、蔵王の樹氷「スノーモンスター」

【福島県】
春:百花繚乱「花見山公園」、桜の名所「三春滝桜」、「開成山公園」、「笹原川千本桜」
夏:重要伝統的建造物群保存地区「大内宿」、「吾妻小富士」トレッキング
秋:紅葉ライトアップ「鶴ヶ城公園」、紅葉スポット「裏磐梯高原」「夏井川渓谷」「尾瀬」
冬:イベント「白河だるま市」「会津 絵ろうそくまつり」、五色沼スノーシューウォーク

東北地方を訪れる訪日旅行者の大多数を占めるのは、台湾からの旅行者です。その約8割が訪日リピーターであるというデータがあり、中でもリピーター上級者においては、季節の花や地域のお祭りや花火大会、伝統文化やご当地グルメを楽しみに来日している方が多いようです。これは国籍を問わず訪日旅行者全体に見られる傾向であり、定番スポットへの観光と共に、その時期にその場所でしか見られない風景や景勝地を目指して来日したり、季節の自然を丸ごと体感できるアクティビティに参加したり、シーズンごとの地域イベントを通じて、その歴史や伝統文化を感じたりと、ライフスタイルや趣味・嗜好により、多種多様な楽しみ方ができる所もこの地域が旅行者を魅了するポイントとなっているようです。

アクティビティジャパンにおける、東北6県 エリア別人気アクティビティの上位20位までのランキングは、以下の通りとなりました。
ランキング上位は東北地方ならではの自然資源を活用したアウトドアアクティビティが中心となりました。パラグライダー体験、カヌー・カヤック体験は、春の桜、秋の紅葉シーズンでの予約が目立ちます。例年、ゴールデンウィーク頃から開催が始まる山形県最上川周辺のラフティング体験は、本島よりも少し遅れた桜の満開の時期と、雪溶けによる水量の増加が重なる時期であることから、春から夏にかけて人気のアクティビティのひとつとなっております。福島県桧原湖の「ワカサギ釣り」は、秋はボート船の上から、湖面が凍結する冬場は氷に穴をあけて釣る「氷上わかさぎ釣り」の両方が楽しめます。このように、東北地方を訪れる旅行者にとっては、日本独特の『四季』を感じつつ、そのエリア特有の景勝地・絶景を求める傾向が強いことが伺えます。
一方で、各地のガイド付きツアーや、秋田県で支持が高い料理教室・食べ物作り、生活体験なども、一昨年頃より予約数が伸びている注目のコンテンツです。人気のアウトドアアクティビティや定番のものづくり・伝統文化体験などに加え、最近の観光体験トレンドとしては、ガストロノミーツーリズム(食文化体験)やグリーンツーリズム・アグリツーリズム(農業体験)、生活体験・田舎体験といった地元の「地域性」・「独自性」を生かした体験や、人と人との触れ合いを重視した「交流型」の観光プランへのニーズが高まってきております。

下記では、アクティビティジャパンに掲載中の東北地方の注目プランをご紹介します。

●青森県
・【青森・十和田湖】ボートチャーター!世界最大の二重カルデラ湖を巡るボートツアー
https://activityjapan.com/publish/plan/18612
海抜400m 世界最大の二重カルデラ湖で日本初の本格的なRIB(リジットインフレータブルボート)ツアーを実施。限られた日程の中で参加する訪日旅行者にとっては、天候に左右されにくい器材を使い催行率が高い所と、自由度の高い貸し切りプランが人気の要因です。
その土地ならではの景勝地に加え、特別な時間と空間を提供する『プレミアム感』はインバウンド訴求において重要なポイントです。

●岩手県
・【岩手・大槌】巨大地震その時。震災語り部と巡る大槌町ガイドツアー
https://activityjapan.com/publish/plan/14184
地元町民の語り部が、復興資料館の見学や町の様子をご案内しながら震災時の状況や避難生活、その後の復興を体験したからこその話をしてくれます。実際に震災を経験した地元の方が感じた生の声を聴くことで、参加者全員が「生きる」ことについて考え、語り合う「気づき」の場を提供しています。テレビ等の映像やメディアではしか知り得ない現地の「今」を知り、本当の意味での復興とは何かを考えさせられる『貢献型観光』の実例と言えます。

●宮城県
・【宮城・仙台】NinjaRide Cycling Tour テロワージュ秋保編
https://activityjapan.com/publish/plan/28452
秋保の街や里山、地元の野菜を作る田園をガイドと一緒に自転車でゆったり巡ります。自然豊かな里山の原風景をゆっくりと満喫した後は、サイクリング途中で立ち寄った地元の畑で取れた野菜を使ったスペシャルランチと地元ワインを堪能していただきます。お土産屋で名産品を購入することもでき、自然体験とアクティビティに加え「食」と「買」が一体となった地域『滞在型』体験プログラムの成功事例のひとつです。

●秋田県
・【秋田・大館】本場大館きりたんぽ作り体験!
https://activityjapan.com/publish/plan/28726
大館市は、きりたんぽの本場と言われ、ダシや具材に欠かせない比内地鶏の日本一の産地であり、きりたんぽ鍋を食する文化が根付いている場所です。地元の名産品をただ食べるだけでなく、どういう材料で作られているのか、作る過程も一緒に楽しむことができます。地元のお母さんや農家の方との温もり溢れる時間の共有、触れ合いを重視した『交流型体験』の代表例ともいえるプランです。

●山形県
・【山形・山形駅】居酒屋めぐりガイドツアー♪地元の人が行く名店へ
https://activityjapan.com/publish/plan/27786
日中の観光だけでなく、旅行者にとっては夜の過ごし方も非常に重要です。地元の方が普段やっていること、生活の一部になっていることを体験商品化するだけ、地元のお店に行き、会話や食事、お酒を楽しむ。ただこれだけのことでも、特に訪日旅行者にとっては貴重な日本文化体験になり得るという実例です。「夜、やることがない」「何をしたらいいかわからない」という海外からの旅行者の不満を解消すると共に、飲食の利用により地元のお店へも還元ができる『ナイトライフエコノミー』を実現するプランとなっています。

●福島県
・【福島・須賀川市】正子ばあちゃんに学ぶ農家体験(新鮮野菜ランチ付き★)
https://activityjapan.com/publish/plan/14929
農業をはじめ、農家のおばあちゃんの味を伝える調理実習も体験できる人気のプログラムです。週末や祝日を利用し、お子様の食育の観点から参加される都心からのお客様をはじめ、日本の農業を学びたい、素朴な農家体験をしたい、という訪日旅行者にも高いご支持をいただいています。農業という世界共通の作業の中、日本独特な農作業や加工方法を学ぶと共に、食の素晴らしさを実感することができる『生活体験型』の体験プランです。

近年、国内外の旅行者のニーズは「モノ消費」から「コト消費」へ移行しつつあり、ただ出来たものを見る、買うのではなく、実際に自分で本質を感じるような体験をするという要求、欲求が高くなっています。アクティビティジャパンにおいても月ごとに様々な国や地域からのお客様から予約をいただいております。
1月、2月、3月は特に訪日観光客から日帰り温泉、スノーシュー、スキーレッスン、ワカサギ釣り、または海釣りの予約が多く、4月、5月、6月は屋形船、クルージングを利用した花見や、宴会も国内外のお客様問わず人気です。7月、8月、9月は楽しい夏休み期間中ということもあり、全国的にマリンスポーツ、キャンプ、田舎暮らし体験、農泊、花火大会見学などが人気で、家族旅行や西欧圏からのお客様が目立ちます。10月、11月、12月は旅行会社から教育旅行や修学旅行で、普段体験できないことを子供たちに学習させ、楽しんで欲しいというオーダー、ニーズもあり、自然体験だけでなく、沖縄の離島(無人島)で3泊4日ほど暮らす(サバイバル)体験など、年々ニーズも多様化してきております。一般的なガイドブックやウェブサイトで調べられる定番の観光だけでなく、地元の方がその地域ならではの名産品やイベント、地元民の馴染み深い食事処を案内するような、細部にまでこだわったガイドツアーにも注目が集まっており、旅行者がサービスを提供する「人」そのものに共感し、感銘を受けることは、地域へのリピーターの創出、SNSなどによる口コミ効果による更なる観光客誘致、延いては地産の商品の購入による消費額アップにも繋がることが期待できます。
加えて、旅行者がストレスなく商品を検索でき、予約・決済まで可能な環境を提供することも非常に重要です。ほとんどの旅行者が、旅マエ・旅ナカにおいてスマートフォンやタブレットを利用し、旅先の情報収集をしているものの、観光情報サイトにおいては、オンライン予約に対応しておらず、旅行者から「予約方法がわからない」という声が上がってしまうというケースもまだまだ見られます。アクティビティジャパンでは、観光情報サイトへ予約システムを提供することにより、観光客がその地域の観光情報を閲覧・収集ができることに加え、シームレスにネット予約・決済までできる環境を構築するサポートも行っております。
セミナーやワークショップの開催を通じ、地域の皆様と一緒に、地元の観光素材の新たな魅力の掘り起こしと磨き上げ、ウェブサイトやSNSを活用したプロモーション、予約システムの提供による集客支援など、各地域と連携し、国内外からの観光客誘致・地域振興のための事業を積極的に展開しております。

■関連ページ

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・JNTO(日本政府観光局)主催 東北6県「デジタル時代に対応したコト消費セミナー」
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・秋田犬ツーリズム×アクティビティジャパン 業務提携プレスリリース
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※アクティビティジャパン調べ 2019年9月30日までの予約総数より

【株式会社アクティビティジャパン】
本社 :東京都新宿区新宿1丁目34番5号VERDE VISTA 新宿御苑2階
代表者:代表取締役 小川 雄司
URL:https://activityjapan.co.jp/

【サービスサイト】
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英語 :https://en.activityjapan.com/
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会社概要

株式会社アクティビティジャパン
商号
株式会社アクティビティジャパン(カブシキガイシャアクティビティジャパン)
代表者
小川 雄司(オガワ ユウジ)
所在地
〒160-0022
東京都新宿区四谷1丁目22番5号 WESTALL四谷ビル2階
TEL
03-6862-5311
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旅行業
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未上場
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