2020年10月22日 10:00

Acronis Cyber Protectとの統合によりCitrix(R) Workspace(TM)のセキュリティを強化

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サイバープロテクションのCitrix Readyによる統合で、
シトリックス社の MSPは、顧客や顧客のオペレーションの複雑さを軽減しながら、
今日の高度で執拗なサイバー脅威の状況により適切に対応できます

※本リリースは2020年10月20日にアメリカのフロリダ州フォートローダーデールおよびスイスのシャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

今日のほとんどのビジネスはエッジで行われており、従業員が個人の脆弱なエンドポイント機器を使って在宅勤務をしていることも少なくありません。組織の管理外の機器からアクセスされる企業の機密データ量が増加しているため、ITチームが保護すべき攻撃対象領域も増えています。この複雑な現実に応じて、アクロニスは本日、場所に関係なく顧客のCitrix Workspace資産の保護を強化するために設計された、マネージドサービスプロバイダ(MSP)向けの統合ソリューションを新たに開発することを発表しました。

シトリックス社は、従業員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、複雑さから解放され、気を散らせることのない、一貫した作業エクスペリエンスを提供することを目指しています。また、従業員の生産性と業務意欲を向上させることが可能な、安全でインテリジェントかつ高パフォーマンスのデジタルワークスペースであるCitrix Workspaceのようなソリューションが重要になりました。これは、新型コロナウィルス感染症の蔓延により、全従業員の3分の2がリモートワークに切り替えたと言われているためです。

組織にとっての課題は、オフィス環境ほどの回復力を持たない自宅のシステムやネットワークを使用しているリモートワーカーを標的とした、高度なサイバー攻撃の劇的な増加に対抗することです。さらに問題なことに、最新のアクロニスの調査では、世界中のリモートワーカーの47 %が、リモートワークを実施するにあたってITチームからの助言を受けていないと回答しています。これらが相まって、リモートワーカーは攻撃を受けやすくなり、それによって生産性が低下するだけでなく、企業の貴重なデータやシステムがリスクにさらされることになります。

シトリックス社のエグゼクティブバイスプレジデント兼最高製品責任者のPJ・ハフ(PJ Hough)氏は、次のように述べています。「従業員の業務意欲と生産性を維持するには、働く場所に関係なく、安全で信頼できる一貫性のあるエクスペリエンスを提供することが重要です。アクロニスとシトリックスとの統合によって、企業はエクスペリエンスを妨げることなく、仮想アプリケーションとデスクトップユーザーのセキュリティを強化する包括的なサイバープロテクションを提供でき、現在と将来にわたって資産やデータを保護できます。」

Acronis Cyber ProtectとCitrix Workspaceの統合により、シトリックス社の既存のプライバシーおよびセキュリティの基準を強化する、高度なサイバーセキュリティ機能が追加されます。結果として、このVB100認定のマルウェア対策ソリューションは、AIベースの静的および動的なヒューリスティック検知、オンデマンドのウイルス対策、ランサムウェア対策、およびクリプトジャッキング対策テクノロジーを使用するリアルタイムの保護によってエンドポイントを保護し、Citrix Workspaceアプリケーションに対する直接攻撃を阻止します。

仮想デスクトップ向けのサイバープロテクション
高度化・巧妙化が進む最近のサイバー脅威により、あらゆるアクセスポイントがファイルの破壊や変更、悪意あるコードの注入を可能にするマルウェア攻撃を受けやすくなります。適切なサイバープロテクションがない場合、仮想デスクトップへの攻撃が成功し、環境全体がリスクにさらされる可能性があります。最初のクライアントマシンがセキュリティ侵害を受けると、感染がネットワーク全体に広がり、他のマシンのデータが暗号化されて、標的となった企業は壊滅的なダウンタイムにさらされ、収益を失う可能性があります。

包括的なサイバープロテクションにより、データ保護と高度なサイバーセキュリティが1つのソリューションに統合されることで、このような最新の脅威に対して実績のある防御策が提供されます。Acronis Cyber Protectは、Citrixと統合することで、コスト効率の良い一貫性のあるソリューションを提供します。これにより、MSPは仮想デスクトップ環境を直接攻撃から保護することができます。この高度なマルウェア対策テクノロジーは、悪意あるコードの注入を阻止しながら、カーネルレベルのドライバーを使用してファイルやレジストリエントリを変更から保護します。

シトリックス社との追加の統合を求めるアクロニスのロードマップ
今回発表したのは、アクロニスがシトリックス社のソリューションをサポートするために計画したいくつかの機能のうちの最初のもので、2021年初めに4つの機能拡張の追加が計画されています。MSPが間もなく使用できるようになる4つの機能は以下の通りです。

● 仮想マシン向けのエージェントレスなマルウェア対策: 既存の他のエージェントベースのマルウェア対策ツールでは、環境下の各仮想マシン内で稼働するためのテクノロジーが必要とされるため、複雑さが増し、リソースの消費が増大します。アクロニスが計画する、Acronis Cyber ProtectとCitrixの仮想アプリケーションおよびデスクトップソリューションとの直接の統合では、リソース消費が効率化されて複雑さとコストが低減します。
● ユーザープロファイル向けのマルウェア対策: ランサムウェア攻撃の頻度と有効性は増しており、世界中の企業の50 %が週に1回以上サイバー攻撃を経験していると回答しています。これらの攻撃に対抗するには、実績のあるソリューションが必要ですが、AV-TestやVirus Bulletinなどの独立系サイバーセキュリティラボによるテストでは、Acronis Cyber Protectのマルウェア対策は最新のマルウェア攻撃を100 %検知し、誤検知はゼロでした。
● Citrix Hypervisor向けのエージェントレスバックアップ: ほとんどのバックアップツールは、各仮想マシン内でフルサイズのエージェントを実行するため、システム全体の複雑さが増すと同時に、仮想化ホストのリソース消費量も増加します。アクロニスによる、Citrixの仮想化環境向けのエージェントレスバックアップでは、RAM/CPU消費量を最大10倍削減することにより、より効率的な方法でバックアップを取得し、仮想マシンごとに複数のバックアップエージェントを管理するためにかかる時間を大幅に削減します。
● ユーザープロファイル向けの継続的なデータ保護: 従業員はいつでも、重要なファイルを誤って削除するなど、意図しない変更をデータに加える可能性があります。この種のデータ損失は、個々のユーザーの生産性に影響を与えるだけでなく、結果的にビジネス全体に損害を及ぼす可能性があります。Acronis Cyber Protectエージェントは、ユーザーファイルのすべての変更を追跡してバックアップします。その直感的なインターフェイスにより、ユーザーは透明性のある方法で最新の時点までファイルを戻すことができるため、従業員と企業の生産性を維持できます。

アクロニスの創設者兼CEOのセルゲイ“SB”ベロウゾフ(Serguei “SB” Beloussov)は、次のように述べています。「現在は、仮想デスクトップ環境に、ユーザーフレンドリーで包括的なサイバープロテクションを導入する必要性が以前にも増して高まっています。シトリックス社のようなパートナーと連携して統合テクノロジーを開発、提供することが、コロナの時代にビジネスが存続して成功し、うまく乗り越える鍵となります。」

Acronis Cyber ProtectとCitrix Workspaceとの統合について詳しくは、
citrixready.citrix.com/acronis-inc/acronis-cyber-protect-cloud.htmlにアクセスしてください。
Citrix Workspaceクライアントのセキュリティ強化に関心のあるMSPの皆さまは、30日間の試用版でAcronis Cyber Protectを30日間無料でお試しいただけます。

アクロニスについて
アクロニスは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型の自動サイバープロテクションにより、安全性、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)に関連する現代のデジタル社会の課題を解決します。サービスプロバイダーとIT専門家の要求に応える柔軟なデプロイメントモデルと、次世代型の画期的なアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、エンドポイント保護管理ソリューションによって、データ、アプリケーション、システムに対して上質のサイバープロテクションを提供します。受賞歴のあるAIベースのマルウェア対策テクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーにより、クラウドからハイブリッド、さらにはオンプレミスまで、あらゆる環境を予測可能かつ低いコストで保護します。

2003年にシンガポールで設立され、2008年にスイスで法人化されたアクロニスは、現在18か国の33の拠点で1,500人を超える従業員を抱えています。アクロニスのソリューションは、550万人以上のホームユーザーと50万社以上の企業の信頼を得ており、この企業にはFortune 1000選出企業のすべてと一流プロスポーツチームが含まれています。アクロニスの製品は150か国以上の5万社のパートナーおよびサービスプロバイダー経由で提供され、40以上の言語でご利用いただけます。

Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
アクロニス・ジャパン株式会社(アクロニス・ジャパンカブシキガイシャ)
代表者
川崎 哲郎(カワサキ テツロウ)
所在地
〒106-6108
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー37階
TEL
03-4572-2525
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
https://www.acronis.com/ja-jp/
公式ブログ
https://www.acronis.com/ja-jp/blog/
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