◆海外では使用禁止の添加物も、日本では認可
ハムやウインナー、ベーコンに発色剤として使われる亜硝酸Ｎａは、発がん物質のもとを作ることが知られています。この亜硝酸 Na は、明太子やたらこ、いくらにも使用されています。また、カップラーメンやコーラ等に含まれるカラメル色素にも、発がん物質を含むものがあります。
さらに、オレンジやグレープフルーツ、レモンといった輸入かんきつ類には、発がん性のある危険な農薬が「防カビ剤」として使われています。
これらの果物を使った製品にも、同様の危険性があります。
そして、ワインに添加される「酸化防止剤」には、毒性の強い亜硫酸塩が使われています。有毒な物質で、酵母や雑菌の働きを抑えているのです。
こうした添加物には、海外では使用が禁止されるほど危険なのに、日本では認可されているものがあります。輸出を進めたい諸外国からの圧力に負けて、政府が使用を認めてしまったのです。
◆おなじみの食品にも発がん性の疑いのある物質が！
そして昨年、山崎製パンは、発がん性のある臭素酸カリウムの使用再開を発表しました。しばらく使用をやめていましたが、技術が進み、製品には残留しなくなったというのが、その理由です。しかし、全国の工場で作られる製品すべてが安全だという保障はありません。臭素酸カリウムは「ランチパック」や「超芳醇」などに使用されています。
◆コンビニやスーパーで買える、安全な食品も紹介！
山崎製パンは例外としても、最近は食品業界も添加物に対する意識改革が進んでおり、危険な添加物を使用しない食品が増えてきました。本書では、スーパーやコンビニで買える、安心・安全な食品を厳選して紹介しています。
がんを予防するには、危険な添加物を避けるのがいちばんです。添加物に対する知識を養って、安心・安全な食品を選んで食べるようにしたいものです。
【渡辺雄二（わたなべゆうじ） プロフィール】
1954 年 9 月生まれ。栃木県出身。千葉大学工学部合成化学科卒。消費生活問題紙の記者を経て、82 年からフリーの科学ジャーナリストとなる。以後、食品、環境、医療、バイオテクノロジーなどの諸問題を、『朝日ジャーナル』『週刊金曜日』『中央公論』『世界』『新潮 45』『日刊ゲンダイ』などの雑誌や新聞に執筆。とりわけ、食品添加物、合成洗、遺伝子組み換え食品などに詳しく、全国各地で講演も行っている。
著書は『[最新版]食品添加物ハンドブック』『病気がイヤなら、これを食べなさい』（ビジネス社）をはじめ多数。なかでも『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』『コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品』『飲んではいけない飲み物 飲んでもいい飲み物』『買ってはいけないお菓子 買ってもいいお菓子』（だいわ文庫）は 10 万部を超える、また『食べるなら、どっち!?』（サンクチュアリ出版）と『加工食品の危険度調べました』（三才ブックス）は 20 万部を超えるベストセラーとなる。1999 年に出版した、『買ってはいけない』（共著、金曜日）は 200 万部を突破し、その後も『買ってはいけない』シリーズを執筆し続け、2014 年 9 月にはシリーズ 10 冊目となる『新・買ってはいけない 10』を上梓。「買ってはいけない」のコラムは現在も『週刊金曜日』に連載し続けており、連載は２３年以上続いている。
【本書の構成】
第１章 大腸がんがイヤなら、ハムサンド、ホットドッグは食べるな
～亜硝酸 Na は発がん物質のもとをつくる～
第２章 胃がんがイヤなら、たらこおにぎり、明太子パスタは食べるな
～これらの製品にも亜硝酸 Na が使われている！～
第３章 輸入のグレープフルーツ、オレンジ、レモンは食べてはいけない
～防カビ剤として使用されているのは、危険な農薬～
第４章 コーラは飲まないほうがよい
～日本のコーラには、発がん性のあるカラメル色素が使われている～
第５章 カップラーメン・袋入り即席めんのしょうゆ味は食べないほうがよい
～しょうゆ色を出すカラメル色素には発がん性のあるものが！～
第６章 ワイン、糖類ゼロの缶チューハイには気をつけろ！
～人工甘味料は肝臓にダメージを与える！ 「酸化防止剤」は毒性が高い!!～
第７章 山崎製パンの［超芳醇］や［ランチパック］は食べてはいけない
～発がん性のある危険な臭素酸カリウムの使用を再開！～
第８章 回転ずしのガリは食べるな ヨードうがい薬は使うな
～合成甘味料のサッカリン Na には発がんの疑いがある～
第９章 栄養ドリンク、にぼし、カズノコは要注意！
～発がん性のある物質が添加された製品もある！～
第 10 章 がんは予防が何より大事 その重要なポイント
食べるならコレ！ 危険な添加物を使っていない オススメ食品カタログ （写真入りで紹介）
安心・安全なハム／ウインナー／ベーコン／明太子おにぎり／たらこおにぎり／いくらおにぎり／明太子スパゲティ／たらこスパゲティ／袋入り即席めん／カップラーメン／ワイン／缶チューハイ／ノンアルコールビール／食パン／歯磨き剤／ヨードうがい薬／栄養ドリンク／煮干しを紹介
（著者）渡辺雄二
（価格）1,650円（税込）
〈発売日〉2021年 4月 9日
〈出版元〉ビジネス社
山崎製パンは例外としても、最近は食品業界も添加物に対する意識改革が進んでおり、危険な添加物を使用しない食品が増えてきました。本書では、スーパーやコンビニで買える、安心・安全な食品を厳選して紹介しています。
がんを予防するには、危険な添加物を避けるのがいちばんです。添加物に対する知識を養って、安心・安全な食品を選んで食べるようにしたいものです。
【渡辺雄二（わたなべゆうじ） プロフィール】
1954 年 9 月生まれ。栃木県出身。千葉大学工学部合成化学科卒。消費生活問題紙の記者を経て、82 年からフリーの科学ジャーナリストとなる。以後、食品、環境、医療、バイオテクノロジーなどの諸問題を、『朝日ジャーナル』『週刊金曜日』『中央公論』『世界』『新潮 45』『日刊ゲンダイ』などの雑誌や新聞に執筆。とりわけ、食品添加物、合成洗、遺伝子組み換え食品などに詳しく、全国各地で講演も行っている。
著書は『[最新版]食品添加物ハンドブック』『病気がイヤなら、これを食べなさい』（ビジネス社）をはじめ多数。なかでも『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』『コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品』『飲んではいけない飲み物 飲んでもいい飲み物』『買ってはいけないお菓子 買ってもいいお菓子』（だいわ文庫）は 10 万部を超える、また『食べるなら、どっち!?』（サンクチュアリ出版）と『加工食品の危険度調べました』（三才ブックス）は 20 万部を超えるベストセラーとなる。1999 年に出版した、『買ってはいけない』（共著、金曜日）は 200 万部を突破し、その後も『買ってはいけない』シリーズを執筆し続け、2014 年 9 月にはシリーズ 10 冊目となる『新・買ってはいけない 10』を上梓。「買ってはいけない」のコラムは現在も『週刊金曜日』に連載し続けており、連載は２３年以上続いている。
【本書の構成】
第１章 大腸がんがイヤなら、ハムサンド、ホットドッグは食べるな
～亜硝酸 Na は発がん物質のもとをつくる～
第２章 胃がんがイヤなら、たらこおにぎり、明太子パスタは食べるな
～これらの製品にも亜硝酸 Na が使われている！～
第３章 輸入のグレープフルーツ、オレンジ、レモンは食べてはいけない
～防カビ剤として使用されているのは、危険な農薬～
第４章 コーラは飲まないほうがよい
～日本のコーラには、発がん性のあるカラメル色素が使われている～
第５章 カップラーメン・袋入り即席めんのしょうゆ味は食べないほうがよい
～しょうゆ色を出すカラメル色素には発がん性のあるものが！～
第６章 ワイン、糖類ゼロの缶チューハイには気をつけろ！
～人工甘味料は肝臓にダメージを与える！ 「酸化防止剤」は毒性が高い!!～
第７章 山崎製パンの［超芳醇］や［ランチパック］は食べてはいけない
～発がん性のある危険な臭素酸カリウムの使用を再開！～
第８章 回転ずしのガリは食べるな ヨードうがい薬は使うな
～合成甘味料のサッカリン Na には発がんの疑いがある～
第９章 栄養ドリンク、にぼし、カズノコは要注意！
～発がん性のある物質が添加された製品もある！～
第 10 章 がんは予防が何より大事 その重要なポイント
食べるならコレ！ 危険な添加物を使っていない オススメ食品カタログ （写真入りで紹介）
安心・安全なハム／ウインナー／ベーコン／明太子おにぎり／たらこおにぎり／いくらおにぎり／明太子スパゲティ／たらこスパゲティ／袋入り即席めん／カップラーメン／ワイン／缶チューハイ／ノンアルコールビール／食パン／歯磨き剤／ヨードうがい薬／栄養ドリンク／煮干しを紹介
（著者）渡辺雄二
（価格）1,650円（税込）
〈発売日〉2021年 4月 9日
〈出版元〉ビジネス社
