2022年09月14日 13:00

コロナ禍を乗り越えて、新たなソイオイルマイスター誕生 「第6回ソイオイルマイスター2022 オンライン表彰式」を開催

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アメリカ大豆輸出協会(USSEC、本部:米国ミズーリ州チェスタフィールド市、日本事務所:東京都港区)は9月2日、「第6回ソイオイルマイスター検定」(2022年4月実施)の合格者が参加する「2022ソイオイルマイスター表彰式」をオンライン(zoom)で開催しました。
第6回の検定では、オンライン受験でマイスター40名、昨年度より新設されたマイスタープロに3名が合格され、ソイオイルマイスターは累計で468名となりました。

祝辞では、アメリカ大使館農産物貿易事務所(ATO)ディレクター、チャンダ・バーク氏は、「日本と米国の大豆業界は、66年以上の長期にわたり友好関係を築いてきました。ソイオイルマイスター検定プログラムを通じて誕生されたソイオイルマイスター、ソイオイルマイスタープロの皆さんの活躍により、今後、ソイオイルおよび大豆全般がフードバリューチェーン全体を通じて更に関心が高まることを期待したい」とエールをおくりました。
また、日本植物油協会、齋藤昭専務理事からは「日本におけるソイオイル(大豆油)の現状」というテーマで講演があり、「コロナ禍の影響で外食産業を中心に大豆油の需要の落ち込みもみられたが、世界全体では需要拡大が続いており、特にバイオ燃料としての利用が急拡大しているため、価格高騰が続いている。また、健康面では、大豆油に多く含まれるリノール酸の健康効果が、あらため世界的に注目されている」という報告がありました。
そして、ソイオイルマイスターの資格を活かして様々なメディアなどで活躍している藤橋ひとみさん、また、ソイオイルマイスタープロの資格を昨年取得し、現在は香港でフードコーディネーターとしても活躍している大坪沙季さんからソイオイルマイスターの資格としての魅力についてスピーチがありました。

最後にUSSEC日本 立石雅子 副代表 から2022年のソイオイルマイスター合格者の傾向の報告とアメリカ大豆サステナビリティ認証プロトコル (SSAP認証)について報告しました。現在日本に輸入されているアメリカ大豆の約9割がSSAP認証付きの大豆となっており、15社350製品にSSAPマークが使用されています。今年の4月からは、国内の最大手の豆腐メーカー、相模屋食糧様、アサヒコ様の商品パッケージにもSSAPマークが使用されるようになったことを紹介しました。
■結果講評(USSEC日本副代表 立石雅子)

第6回の検定では、コロナ禍が拡大する大変な状況下にもかかわらず、40名のソイオイルマイスター、3名のソイオイルマイスタが誕生し、ソイオイルマイスターは、トータルで468名になりました。
ソイオイルマイスタープロは、昨年度よりスタートした、ソイオイルマイスターの上位の資格で、アメリカ大豆のサステナビリティに関する高度な問題もあったにも関わらず、難関を突破されました。

■アメリカ大豆サステナビリティキャンペーンについて(USSEC日本副代表 立石雅子)

USSECアメリカ大豆輸出協会は、大豆生産のサステナビリティに関するプロトコル「大豆サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)の認知拡大を目的にアメリカ大豆サステナビリティキャンペーンを展開中です。2021年の東京オリンピック・パラリンピックでSSAP認証大豆が、大会組織委員会が定めた調達コードをクリアしていることが承認されたことで一気に認知が広がり、現在、日本に輸入されるアメリカ大豆の約9割がSSAP認証付き大豆になっています。また、15社350製品にSSAPマークが使用されるようになり、2022年4月からは、国内最大手の豆腐メーカー、相模屋食糧様、アサヒコ様の新製品でもSSAPマークが付与されるなど、着実に日本市場に定着しつつあります。
また、環境やサステナビリティに対する意識が高いといわれる、ミレニアル・Z世代向けにSSAP認証のPR動画を制作し、配信を始めています。
<ミレニアル・Z世代向けSSAP認証PR動画「大豆事件簿」
https://ussoybean.jp/soy-files

■ソイオイルマイスター代表の方々が語るソイオイルマイスターの魅力

・ソイオイルマイスタープロ 大坪沙季さん(右写真上段)
大坪さんは、昨年マイスタープロを取得して、現在は香港に在住して、レストラン専属のフードコーディネーターとして活躍中。子育てをしながら植物油全般のことが学べ、生活にも役立つ実践的な知識が得られるのが魅力と語ります。
・ソイオイルマイスタープロ 藤橋ひとみさん(右写真下段)
大豆に関する数々の資格を持っている藤橋さん、数々のメディアにも登場して活躍中です。大豆油だけでなく、植物油全体に関する知識、サステナビリティなどについても深く学ぶことができること、米国での現地研修の機会があるなど、資格取得者に様々な特典や支援があることが魅力と語ります。

■祝辞(アメリカ大使館 農産物貿易事務所ディレクター チャンダ・バーク 氏)

こんにちは、ソイオイルマイスターの表彰式へようこそ!アメリカ大使館農産物貿易事務所ディレクターのチャンダ・バークです。コロナ禍の中にも関わらず、オンライン上で皆様とご一緒できることを非常に嬉しく思います。日本と米国の大豆産業は66年以上の長期的な友好関係とパートナーシップを結んでいます。日本が米国産大豆のロイヤルカスタマーであり、大切な友人であることを誇りに思っています。本当にありがとうございます。
アメリカ大豆輸出協会(USSEC)のソイオイルマイスタープログラムは、米国産大豆の生産、供給、品質の信頼性と持続可能性に視点を置き、食品業界内外でソイオイルと様々な関連情報を共有するために立ち上げられました。このプログラムを通じてソイオイルを購入いただいているお客様に満足いただけるよう、支援に努めています。フードバリューチェーン全体でソイオイルがもっと注目され、ソイオイルマイスターの貢献により、ソイオイルそして大豆全般への関心がさらに高まることを期待しています。2022年のソイオイルマイスター、ソイオイルマイスタープロの合格者の皆様、ありがとうございました、そしておめでとうございます。近い将来、皆様にお会いできることを楽しみにしています。

【ソイオイルマイスター検定について】

「ソイオイルマイスター検定」は2017年にスタートした、大豆の種子から抽出される代表的な植物油「大豆油」に焦点を当てた、食品業界関係者向け(一般消費者も受験可)の試験プログラムです。多様な植物油が市場や食卓に広がる中、大豆油に関する正しい知識(性質、適正用途、経済性、機能性、栄養面など)を体系的に習得できるほか、原料である大豆の知識、その他植物油の知識も合わせて習得できる点が特徴です。大豆油をはじめ、日本で消費される大豆加工食品の多くに米国産大豆が使用されていることから、ソイオイルマイスターは、日米における食のパートナーシップの重要なアンバサダー役として期待されています。

主な試験内容 大豆油の特徴について/大豆油の機能性について
大豆油の健康効能について/大豆の利点について
大豆油を上手に使うコツ/サステナビリティについて など
出題形式 選択問題、マークシート形式(問題数:50問、制限時間:60分)
WEBサイト URL:www.ussoybean.jp/soyoilmaster/

【アメリカ大豆輸出協会について】

アメリカ大豆輸出協会 (USSEC) は大豆生産者、関連団体、政府機関とのパートナーシップを通じ、世界90ヶ国以上でアメリカ大豆と大豆製品の市場拡大や輸出プロモーションをおこなっているダイナミックなマーケティング機関です。日本事務所 (東京都港区) は初の海外オフィスとして1956年に設立され、今年で66年目を迎えました。現在日本オフィスは韓国と北アジア地域の管轄内にあり、各国と連携しながらローカルかつグローバルな活動を目指しています。情報提供、海外視察、コンファレンス開催や業界とのコラボなどを通じ米国大豆の普及および需要喚起活動を行っています。近年はサステナビリティをテーマにした情報発信に力を入れています。

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会社概要

商号
アメリカ大豆輸出協会(アメリカダイズユシュツキョウカイ)
代表者
西村 允之 (ニシムラ ミツユキ)
所在地
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-2-20 第3虎の門電気ビル11階
TEL
03-6205-4971
業種
団体・連合会・官公庁・自治体
上場先
未上場
会社HP
http://ussoybean.jp/

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