2022年10月13日 12:00

SeCR Rd.2、Challenge Classは石野の連勝、Pro Classは斉藤の初勝利

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10月10日(祝)に(株)レーシングヒーローが主催し開催されたSUZUKA e-Sports Challenge Race(SeCR)Rd.2は、#8石野弘貴(VERSUS e-motorsports team)がポールトゥウィンの二連勝、Professional Classでは#466齊藤 祐太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が勝利を飾った。

▽F1日本グランプリの余韻冷めやらぬ翌日に使用されたMP4-30
Rd.2で使用されたマシンは2015年のF1で使用されたマクラーレン・MP4-30。開幕戦で使用されたLMP2マシンであるDallaraP217の比較すると、過敏な運動特性を持っており、ドライバーのスキルが更に要求されるマシンとなった。前日10月9日には3年ぶりとなるF1日本グランプリが開催され、その余韻と共にRd.2は開催された。

▽引き続き安定感を発揮した石野が連勝を収めたChallenge Class
Pro Classに先だって開催されたChallenge Classは全20台13ラップで争われた。ポールから11番手までが1秒以内の接戦となった予選では前戦優勝の#8 石野弘貴(VERSUS e-motorsports team)が1:31:168でポールポジションを獲得。続いてコンマ1秒差で#204野嶽 勇介(Pista)、#17能條 裕貴(HOKUEI RACING)と続く。

スタートでは後方集団で接触が見られたものの、上位陣はほぼ混乱なく1コーナーを通過。ほぼ全車等間隔でオープニングラップを終了しようとする頃に、#116一瀬 俊浩(TEAM MUZAN)が、ピットに駆け込み早速交換義務を完了させた。同じく#451松田秀則(tyreselectohda.racing.sim)も早々に交換義務を消化し、早くも序盤で戦略が別れる展開となった。一瀬はペースを活かし後方から次々とオーバーテイクを成功させ、順位を回復していく。

トップグループは石野が着実にギャップを広げ、2位3位が1秒間隔の等間隔で進み、3秒ほど間を置いた中段の2グループに分かれ折り返しを過ぎた9周目にまず#17能條がピットに入り、トップグループでは最初の交換義務を消化した。10周目を終えるころにトップ石野、2位野嶽を除く全車がピットに入り交換義務を消化したころ、早々に交換義務を消化していた一瀬は6位までポジションを戻していた。12周目、そのトップ2台も同じタイミングでピットに入り、消化義務を完了すると、3位の能條と、が2位野嶽を逆転しここで順位が変動、1位石野、2位能條、3位野嶽となりファイナルラップへ突入。そのままフィニッシュとなった。

正式結果
https://drive.google.com/file/d/1AvU8yIQfacCvUHKCs2vRfKUarAeR5zpT/view?usp=sharing

ポイントランキング
https://drive.google.com/file/d/1GRCi_mZnJliZ_oANuqtBKcie884IUgZs/view?usp=sharing

▽トラックリミットペナルティに泣いた大三島、強さを見せつけたBigholiday eSports Team with 465garage

続くPro Classでは予選から白熱した展開が繰り広げられた。予選時間残り3分で、#43大三島 和希(Burst Esport)が、1:30:251をマークしトップに躍り出ると、チェッカ―フラッグギリギリで更にタイムを更新。チェッカ―フラッグ後に今回初参戦となるGRAN TURISMOの世界チャンピオンでもある#27イゴールフラガが、0.1秒差で2位に迫ると、開幕戦勝者の#465武藤壮太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が、1:30:028をマークしトップタイムへ。直後チームメイトの#466齊藤 祐太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が1000分の48秒差の2位、続いて同じくチームメイトの#5小出俊(Bigholiday eSports Team with 465garage)も1000分の65秒差で3位につけ、同じチームの3台が大三島のタイムを一気に更新。1秒以内に16台のマシンが入る大接戦の予選となった。

決勝ではS字まで全車大きな混乱なく通過していくが、逆バンク進入で#27イゴールフラガと、#5小出俊が接触。小出は押し出される形となり、Bigholiday eSports Team with 465garageの1台が勝負権を失う形となった。

3周目には#40岡本大地(SAccess Esport)がピットに飛び込み、早速消化義務を消化。
4周目には1コーナー進入で2位#466齊藤がトップの#465武藤をパスし順位を入れ替える。直後には#43大三島が続きトップ3は僅差で展開。4位の#27イゴールと、直後の#55國分 一磨(KazPiroRacing)#9國分 太樹(KazPiroRacing)が僅差で走行。トップ6台が7位以降を少しずつ引き離す序盤の展開となった。

比較的落ち着いた展開となった上位陣とは対照的に中段グループではアクシデントが散発。まず7周目のシケイン進入で#15久田 透瑚が姿勢を乱し、#71木村偉織(ZENKAIRACING eSports Team)に衝突。木村はフロントのダメージを負うがそのまま走行。久田はピットでリペアを選択。続く8周目、同じくシケインの進入で#53岩田晶(Orion Race Team)が単独で姿勢を乱しスピン。直後を走っていた#63浅賀 颯太(DRAPOJI Sim Sports Racing)は何とか避けるが、シケインの進入でこらえきれずにスピン。後続数台が進入してきたことによりそれぞれ軽微なダメージを負いながらの走行となった。

予想されたピットウィンドウの10周目前後になるとピットストップが目立ち始め、まず9周目には#12三宅 陽大(S.T.D.N Motorsport with SUZAKU GAMING)がピットイン。続く10周目には、3番手につけていた#43大三島がトップ2台に対してアンダーカットを仕掛けるために先だってピットストップを行った。対する齊藤、武藤はステイアウトを選択し、リアクションを取らずに周回を重ね、12周目に2台同時にピットイン。3位を走行していた#27イゴールもその動きに合わせ、トップ3台が同じタイミングでピットに飛び込んだ。ピットアウト時、ペースを上げていた#43大三島が#466斉藤に並びかけそのままパス。見事にアンダーカットを成功させた。

トップ3台はほぼ等間隔で目立った動きはないながらも、1つのミスも許されない接近戦を展開しながら終盤に突入していくが、トップを走る大三島はタイヤライフ、DRSが使用できない状況から苦しい戦いを強いられる。上がらないペースの中最終盤には少し距離を置かれていた#27イゴールが直後までつけ、4台パックとなり最終的にはそのままフィニッシュを迎えるが、フィニッシュ時点で大三島のトラックリミット違反が報告されており、フィニッシュ時点での結果は暫定扱いとなった。

審議の結果、トラックリミットの警告上限+、超過回数の算出によって大三島には25秒のペナルティが加算されることになり、最終結果は1位#466斉藤、2位#465武藤、3位が初出場の#27イゴールという結果となった。

ポイントランキング上では引き続き武藤が41ptでトップ、続いて斉藤が2ポイント差で追いかける展開となり、3位に既に30ポイント以上の差を付けた状態になっている。

正式結果
https://drive.google.com/file/d/1rHPqU9qWu3WNXdVY6FtwZUmXrAjquWhh/view?usp=sharing

ポイントランキング
https://drive.google.com/file/d/1LG-G0s4UYwFicmRIUuAb8cKR7_d7zYuP/view?usp=sharing

次回Rd.3は11月12日(土)の開催予定となり、使用車種は直前に公開される予定となっている。

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