2022年12月12日 13:00

PCR技術の市場規模、2027年に183億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「PCR技術の世界市場:技術別 (従来型、qPCR、dPCR)・製品別 (装置、試薬、ソフトウェア)・用途別 (ジェノタイピング、配列決定、遺伝子発現、診断)・エンドユーザー別 (教育機関、製薬・バイオテクノロジー、応用) の将来予測 (2027年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を12月9日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1158147-pcr-technologies-market-by-technique-conventional.html

PCR技術の市場規模は、2022年の125億米ドルからCAGR8.0%で成長し、2027年には183億米ドルに達すると予測されています。市場成長の主な要因は、対象となる感染症や遺伝性疾患の発生率の上昇、PCR技術の継続的な進歩、投資の増加が挙げられます。また、新興国での市場浸透の高まりは、PCR技術市場のプレーヤーに成長機会を提供することが期待されています。

POC検査は、タイムリーな医療へのアクセスを課題とし、医療インフラが古くまばらな発展途上国において、感染症管理を大幅に改善することができます。UNAIDSによると、2018年、東・南アフリカのHIV感染者は約2060万人でした。2019年には、中東・北アフリカで2万人の新規HIV感染者が登録されました(出典:UNAIDS Data 2020)。アジア太平洋地域では、2019年にはインドと中国を中心に、推定580万人がHIVに感染していました。UNAIDSによると、2019年、インドでは約210万人がHIVに感染しました。HIVの高い感染率は、ポイントオブケア診断薬の需要を押し上げ、HIV感染症の治療をさらに加速させると思われます。

発展途上国における主要感染症の統計データ

WHOによると、インドは結核の負担が最も大きく、2020年には264万人の患者が発生すると推定されました。

2019年には、東南アジアで約430万人の新規結核患者が報告され、結核感染症が原因で63万2000人が死亡しました。

国家インフルエンザ政策2017によると、南アフリカでは、インフルエンザが原因で、毎年約1万人の死亡と4万人の入院が報告されています。

WHOによると、東南アジアでは120万人がマラリアに苦しんでおり、インドだけで全マラリア患者の76%を占めています。

2014年から2016年にかけて、西アフリカでは地域最大のエボラ出血熱の流行が報告され、2年半の間に2万8600人以上の患者と1万1325人の死者が出ています。

2020年には、ブラジルで推定1万5898人がジカウイルスに感染したものの、前年度の3万人から減少が見られました。

感染症の高い流行率と、発展途上国の不十分な医療インフラ設備が相まって、POC検査の採用を促進すると予想されます。

製品別に、試薬・消耗品部門が最大シェアを占める

製品別に、市場は、機器、試薬・消耗品、ソフトウェア・サービスに分類されます。2021年は、試薬・消耗品部門が、研究者や製薬・バイオテクノロジー企業におけるdPCRアプリケーションの増加や、dPCRベースの分析手法の需要拡大などの要因から、最も大きなシェアを占めました。また、PCR装置の購入時にPCR試薬のバンドル販売や、装置のアップグレード時に結ばれるPCR試薬の長期販売契約も、PCR試薬・消耗品の採用を促進する大きな要因となっています。

手法別に、リアルタイムPCR(qPCR)部門が最大シェアを占める

手法別に、市場は、コンベンショナルPCR、リアルタイムPCR(qPCR)、デジタルPCR(dPCR)、逆転写PCR(RT-PCR)、ホットスタートPCR、マルチプレックスPCR、その他に分類されます。2021年は、リアルタイムPCR(qPCR)が最大シェアを占めました。ラボ技術の自動化の進展、リアルタイム解析と解析時間の短縮によるqPCRアプリケーションの拡大、qPCRベースの研究に対する資金や投資の増加、プローブベースのマルチプレックス遺伝子解析手順の増加、qPCR装置の大規模な設置ベースなどの要因が、リアルタイムPCR市場の成長を促進しています。

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