2023年07月06日 13:00

海洋生分解性プラスチックの識別表示制度を開始

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日本バイオプラスチック協会(JBPA)は、海洋生分解性プラスチックの識別表示制度の運用を2023年7月より開始しました。

◆背景、目的:
海洋プラスチックごみが世界的に重要な環境課題となっています。この抑制には資源循環の基本理念に則り、使用後の回収が原則ですが、それでもなお、回収システムの不備や自然災害等で意図せず環境中に漏出するプラスチック製品が多いのが実情です。 このため、海洋環境で生分解するプラスチック製品の普及が解決策の一つとして期待されています。
本制度にて海洋環境での生分解性と安全性が確認されたプラスチック製品を認証することで、利用者が容易に判別できるようにして健全な市場を形成し、かつ、意図せず漏出した場合の環境影響の低減に貢献します。

◆制度名称: 海洋生分解性プラ識別表示制度

◆制度概要
・ 海洋での生分解性および安全性が確認されたプラスチック製品を認証。
・ 海洋生分解性の評価基準および試験法は、国際標準(ISO)に準拠。
・ ポジティブリスト制を採用。生分解性と安全性の確認されたプラスチックと添加剤を予め登録しておく。 製品での認証申請の際には材料構成と特定元素の含有量のデータを提出すれば良く、製品毎に生分解試験や安全性試験をする必要はないので、比較的簡易な手続きで、かつ迅速に認証できる。
・ バイオマスプラスチック※を25%以上含む場合は「海洋生分解性バイオマスプラ」の表示も可。
 (※原料として再生可能な有機資源由来の物質を含むプラスチック)

◆シンボルマーク(例)
◆認証取得のメリット
・ 製品の環境配慮のアピール、類似製品との差異化
・ 公共活動への参画、企業姿勢のアピール
  例)・ 海洋プラスチックごみ対策アクションプラン(環境省)
    ・ SDGsゴール #14「海の豊かさを守ろう」(国連)

◆登録申請について
1) ポジティブリストの登録申請
   受付開始: 2023年7月12日、 対象:プラスチック、添加剤、中間製品
2) シンボルマーク使用申請
   受付開始: 2023年8月1日、 対象:プラスチック製品

◆日本バイオプラスチック協会について
生分解性プラスチックおよびバイオマスプラスチックの普及促進と試験・評価制度の確立を目的に、1989年に設立された民間団体。会員数約400社。
住所:東京都中央区日本橋箱崎町5-11 ユニバーサルビル6F
URL: http://www.jbpaweb.net/
TEL: 03-5651-8151

◆本件に関するお問合せ
日本バイオプラスチック協会
E-mail:infojbpa58@jbpaweb.net

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  • 2023年07月06日 13:00
  • 環境
  • 科学、技術研究、環境

会社概要

商号
日本バイオプラスチック協会(ニホンバイオプラスチックキョウカイ)
代表者
小山 俊也(コヤマ トシヤ)
所在地
〒103-0015
東京都中央区日本橋箱崎町5-11 ユニバーサルビル6F
TEL
03-5651-8151
業種
団体・連合会・官公庁・自治体
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://www.jbpaweb.net/

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