2023年09月12日 14:00

AITが支援するAIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の 拾い上げシステムが導入されました

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株式会社AIT(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大熊克美、以下 AIT)が地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(以下、神奈川県立がんセンター)遺伝診療科および臨床研究所の共同研究において開発した、AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステムが、神奈川県立がんセンターで導入されましたことを本日2023年9月12日付けで発表いたします。


<導入の経緯および概要>
AITが地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(以下、神奈川県立がんセンター)遺伝診療科および臨床研究所の共同研究において開発した、AIを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステムが、神奈川県立がんセンターで導入されました。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群(hereditary breast and ovarian cancer; HBOC)といった遺伝的要素の強いがん(遺伝性腫瘍)の存在が知られるようになり、今後ますます遺伝カウンセリングの需要は増加すると考えられています。しかし、遺伝性腫瘍の疑いのある患者を、十分に拾い上げられていないのが現状です。その主な理由の一つは、拾い上げを担当する専門医療職、特に認定遺伝カウンセラーの不足が原因です。
そこで、近年急速に発展している人工知能(artificial intelligence; AI)を活用して、拾い上げ業務を効率化することを目指すため、独自にシステムを開発しました。
そのシステムの開発が完了し、神奈川県立がんセンターにて導入されましたので、お知らせいたします。

<システム概要>
AIの会話機能であるChatbotを活用したシステムです。AITが技術支援を行い開発しました。インターフェイス上で患者が家族歴や病歴に関する質問に答えることで、HBOCを疑う基準に合致するかどうかを評価します。これは、従来遺伝カウセンラーが行っていた業務の一部を代替するものです。
AIのシステムを活用することで、遺伝診療の効率化、拾い上げの対応の増加が期待され、多くのがん患者さんやそのご家族へ遺伝診療が提供できるようになることが期待できます。

<今後の展開>
神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科(SHI)および神奈川県立がんセンターと連携し、システム開発研究を続けていき、対応できる疾患の拡大、遺伝診療部門のない医療機関への導入を目指していきます。
(「遺伝カウンセリング支援システム」特許7213501)


※弊社ホームページ(お知らせ)掲載内容
https://www.ait.co.jp/news/ai-system_kanagawa-pho



■株式会社AITについて
1991年、日本アイ・ビー・エム株式会社と株式会社SRAとの合弁で設立されました。
お客様におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)をご支援すべく、
ブロックチェーン/クラウド/ビッグデータ・アナリティクス/インフラストラクチャー
AIの各分野において積極的なビジネス推進をしています。
今回のAI Chatbotを活用した遺伝性乳がん卵巣がん症候群の拾い上げシステムを通じて
お客様の真のベスト・パートナーとしてお選びいただけるよう、お客様とともに
発展し続ける企業を目指しています。


<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社AIT
ソリューション営業本部 クラウド&ソリューション営業部
TEL:03-5245-7772
URL:https://www.ait.co.jp

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
株式会社AIT(エーアイティ)
代表者
大熊 克美(オオクマ カツミ)
所在地
〒135-0031
東京都江東区佐賀1-5-6 
TEL
03-5245-7772
業種
その他IT関連
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.ait.co.jp/

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