2009年02月18日 09:00

無糖系飲料市場は、2008年から再びマイナス基調へ

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合資会社戦略企画(東京都江東区、代表:小林 新治)は、無糖系飲料(無糖茶、無糖系コーヒードリンク、ミネラルウォーター、海洋深層水)に関する市場動向調査の結果を発表しました。

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無糖系飲料市場は、2008年から再びマイナス基調へ

市場調査会社 戦略企画が発表

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 合資会社戦略企画(東京都江東区、代表:小林 新治)は、無糖系飲料(無糖茶、無糖系コーヒードリンク、ミネラルウォーター、海洋深層水)に関する市場動向調査の結果を発表しました。


 2006年の無糖系飲料市場は、主力の無糖茶系ドリンクが不振だったため、弊社が当市場の調査を始めた1990年以来、初めて前年実績を割りましたが、2007年は無糖茶系ドリンクが回復し、ミネラルウォーターや無糖系コーヒードリンクなども伸長したことから、前年実績をクリアしました。

 しかし、2008年は天候不順や景況悪化などの影響で、無糖茶系のドリンクとリーフが伸び悩み、ミネラルウォーターも成長率が鈍化したため、市場は縮小しています。

 2009年も引き続き市場環境は厳しさを増していますが、多くの参入企業が巻き返しに注力していることから、市場の縮小率は鈍化すると予想されます。


■無糖系飲料市場は、2008年から再びマイナス基調へ。

 無糖系飲料市場全体(ドリンク、リーフ、ティーバッグ、その他=粉末・顆粒など)の出荷額ベースの市場規模は、2006年1兆5,071億5,700万円(対前年比99.1%)、2007年1兆5,373億5,100万円(102.0%)、2008年見込1兆5,064億6,000万円(98.0%)、2009年予測1兆5,021億900万円(99.7%)。


■無糖系ドリンク市場では、市場の牽引役である緑茶は踊り場を迎え、ミネラルウォーターも成長にブレーキがかかるなど、マイナス要因が増えていることから、参入各社は需要拡大のために商品政策を見直す必要に迫られている。

 無糖系ドリンクの市場規模は、2006年1兆1,007億2,300万円(対前年比99.3%)、2007年1兆1,317億300万円(102.8%)、2008年見込1兆1,029億7,600万円(97.5%)、2009年予測1兆1,003億2,100万円(99.8%)。


■無糖系ドリンクの中心である無糖茶系ドリンクの販売額の上位は、緑茶やウーロン茶、ブレンド茶、麦茶などの一般消費者になじみの深い品目だが、ソバ茶やグァバ茶、ウコン茶、杜仲茶などの健康茶が新規需要開拓を進め、上位品目に食い込んでいる。

 無糖茶系ドリンクの市場規模は、2006年7,912億2,300万円(対前年比95.6%)、2007年7,938億300万円(100.3%)、2008年見込7,496億7,600万円(94.4%)、2009年予測7,398億9,100万円(98.7%)。


■他の無糖系ドリンク(コーヒー、ミネラルウォーター、海洋深層水)の市場規模は、2006年3,095億円(対前年比110.1%)、2007年3,379億円(109.2%)、2008年見込3,533億円(104.6%)、2009年予測3,604億3,000万円(102.0%)。 

 ミネラルウォーターは2004年から4年連続2桁成長を続け、清涼飲料市場全体を牽引しているが、2008年は前年比102.5%と伸長率が鈍化している。
 無糖系コーヒーは"微糖コーヒー"との競合が激化しているが、"ゼロ系"を訴求する新製品が増加していることから、堅調に販売実績を伸ばしている。


■無糖茶系飲料のリーフの市場規模は、2006年2,671億7,700万円(対前年比96.2%)、2007年2,634億5,300万円(98.6%)、2008年見込2,590億4,000万円(98.3%)、2009年予測2,553億7,700万円(98.6%)と縮小している。

 しかし、リーフの優位点(味、香り、機能性、経済性、抽出を楽しむリラクゼーション)を支持するリピーターは多い。

 今後の伸長が期待できる品目は、麦茶、ハーブ茶、ブレンド茶、健康茶(ウコン茶、柿の葉茶、ギムネマ茶、ギャバロン茶、グァバ茶・シジュウム茶、黒豆茶、桑の葉茶、ソバ茶、杜仲茶、ハトムギ茶、ルイボス茶)などである。


■無糖茶系飲料のティーバッグの市場規模は、2006年1,333億3,900万円(対前年比103.3%)、2007年1,359億1,500万円(101.9%)、2008年見込1,380億900万円(101.5%)、2009年予測1,397億3,200万円(101.2%)と着実に拡大している。

 今後の伸長が期待できる品目は、緑茶、麦茶、紅茶、ジャスミン茶、プーアール茶、ハーブ茶、ブレンド茶、健康茶(ウコン茶、ギムネマ茶、ギャバロン茶、グァバ茶・シジュウム茶、黒豆茶、桑の葉茶、ソバ茶、ドクダミ茶、杜仲茶、ハトムギ茶、ルイボス茶)など。


■無糖茶系飲料のその他タイプ(粉末、顆粒など)の市場規模は、2006年59億1,800万円(対前年比103.1%)、2007年62億8,000万円(106.1%)、2008年見込64億3,500万円(102.5%)、2009年予測66億7,900万円(103.8%)と1999年以降、プラス成長を続けている。

 今後の伸長が期待できる品目は、緑茶、ブレンド茶、健康茶(ギャバロン茶、クマザサ茶、桑の葉茶、サラシア茶、杜仲茶など)。


■無糖茶系飲料に含まれる健康茶飲料(調査対象24品目)の市場規模は、2006年395億8,200万円(対前年比105.9%)、2007年385億5,600万円(97.4%)、2008年見込400億1,000万円(103.8%)、2009年予測405億9,400万円(101.5%)。

 近年の健康茶市場は、法規制(薬事法、健康増進法、景品表示法など)の強化や、テレビの健康情報番組に対する規制などの影響によって、ヒット商材が生まれにくい状態になっている。

 また、海外産の原料の使用頻度が高いため、中国のギョウザ中毒事件などもマイナス要因となっている。

 しかし、2008年はソバ茶でサントリーが「健康そば茶」を、羅布麻茶でダイドードリンコが特定保健用食品「燕龍茶レベルケア」を投入した影響などで、前年実績を上回っている。

 また、有機JASや国産原料へのシフトをはじめ、ダイエットや生活習慣病予防、メタボリックシンドローム対策などをコンセプトにした新機軸の商品の開発、健康茶の飲用経験が少ない若年層の開拓に注力する企業が増えていることから、健康茶市場全体が活性化していく可能性は高い。


■厚生労働省の特定保健用食品の表示許可を取得している"トクホ茶"市場は、これまでにいくつもの大ヒット商品を生んでいる〔ヤクルト本社「蕃爽麗茶」(1998年6月発売)、カルピス「健茶王」(2002年9月発売)、花王「ヘルシア緑茶」(2003年5月発売)、サントリー「黒烏龍茶」(2006年5月発売)、味の素ゼネラルフーヅ「ブレンディ コーヒー 香るブラック」(2007年6月発売)など〕。

 これらは現在、需要が一巡した模様であるが、各社とも"健康飲料"の中核商品として育成に注力している。

 国のお墨付きで"機能(保健用途)"を明確に訴求できるトクホ茶に対する消費者の購入動機は確実に高まっているが、その効果を実感できるまで継続購入しているユーザーは少数であると考えられる。

 トクホ茶においては、"トライアルユーザーの獲得"に加えて、"継続飲用促進のためのマーケティング"が一層重要度を増している。


■近年、消費者の安全・安心志向や節約志向を受けて、流通(GMS、CVS、量販店チェーン、100円ショップなど)や外食(弁当など)などの異業種によるプライベートブランド(PB)商品が増加している。中でも、大手流通チェーンやCVSのPB商品は、企業への信頼の高さとリーズナブルな価格が評価され、堅調に実績を伸ばしている。



※これらの調査結果は戦略企画が発刊した市場調査レポート「無糖系飲料・健康茶大全2009」に掲載されています。


◇「無糖系飲料・健康茶大全2009」の概要

・ 調査対象:無糖茶系飲料(33品目:アガリクス茶、アロエ茶、ウーロン茶、ウコン茶、柿の葉茶、ギムネマ茶、
 ギャバロン茶、グァバ茶・シジュウム茶、クマザサ茶、クミスクチン茶、黒豆茶、桑の葉茶、無糖紅茶、高麗人参茶、
 ゴーヤ茶、サラシア茶、シモン茶、ジャスミン茶、ソバ茶、中国緑茶ドリンク、甜茶、ドクダミ茶、杜仲茶、ハーブ茶、
 ハトムギ茶、バナバ茶、プーアール茶、ブレンド茶、麦茶、メグスリノキ茶、羅布麻茶・燕龍茶、緑茶、ルイボス茶)、
 その他無糖系飲料(3品目:無糖系コーヒードリンク、ミネラルウォーター、海洋深層水)、
 参考品目(2品目:ニアウォーター、スポーツ飲料)
・ 調査期間:2008年12月~2009年2月
・ 発 刊 日:2009年2月19日(木)
・ 体 裁:A4版293頁
・ 頒  価:73,500円(本体70,000円)


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