2012年06月15日 15:00

【ラオス・カンボジア奨学金支援キャンペーン】ラオス1,047人、カンボジア423人の子どもたちへ奨学金を贈りたい

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1万円で1人の子どもが1年間学校に通える「ダルニー奨学金」を経済的に恵まれない子どもたちへ提供する国際協力NGOの一般財団法人 民際センター(東京都新宿区 / 理事長 秋尾 晃正)は、2012年6月15日(金)~2012年7月20日(金)の間、ラオス・カンボジアの子どもたちへ奨学金を届ける「ラオス・カンボジア奨学金キャンペーン」を実施します。

1万円で1人の子どもが1年間学校に通える「ダルニー奨学金」を経済的に恵まれない子どもたちへ提供する国際協力NGOの一般財団法人 民際センター(東京都新宿区 / 理事長 秋尾 晃正)は、2012年6月15日(金)~2012年7月20日(金)の間、ラオス・カンボジアの子どもたちへ奨学金を届ける「ラオス・カンボジア奨学金キャンペーン」を実施します。

 昨今、経済成長が目覚ましいラオス・カンボジア(過去10年の経済成長率平均はラオス 7.4%、カンボジア 7.7% ※高度経済成長期の日本の経済成長率は9.1%)。こうした経済成長の陰で、都市部と農村部(地方)の格差はさらに広がりを見せています。
(出典:Asian Development Outlook 2004-2011、内閣府(国民経済計算年報))

 依然、1日1ドル未満で暮らす人々はカンボジア 34%、ラオス 27%。つまり、約3人に1人が貧困に苦しんでいます。また、カンボジアでは45%の子どもが児童労働を強いられており、首都プノンペンでは、ストリートチルドレンと呼ばれる路上生活をする子どもたちの99%は地方出身と言われています。彼らの多くはゴミの山で換金可能なモノを集めて生活をしています。(事例添付)

 当然、彼らの多くは義務教育を修了することが出来ずにいます。小学校入学をしてから最終学年まで残る子どもたちは、カンボジア 55%、ラオス 62%で、約3人に1人は小学校を卒業していません。子どもは成長と共に一家の労働力として生活をせねばならず、学校を辞めざるを得なくなり、また、教育を受けていないことから、劣悪な環境での労働しか出来ず、結果、収入が少なく、経済的に恵まれない、といった負の連鎖が続きます。(出典:ユニセフ世界子供白書2010)

 そんな経済的に恵まれないラオス・カンボジアの子どもたちのために奨学金のご支援をお願いいたします。「百俵の米も、食えばたちまち無くなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となるのです。」


■ 事例 小学校4年生のスカベンジャー奨学生(カンボジア)
プラスチック、ビン、カン、紙、段ボール・・・。家から4~5キロ離れたゴミ捨て場やその道中、小4のスレイロットは目を皿のようにして換金できるものを探し、拾い、背中のカゴに入れます。そしてすぐに業者に売る場合もあれば、後日、換金率のより高い業者に売ることもあります(いつも頭の中で値段を比較しています)。後者の場合、拾ってきたものを一時、家に保管します。
カンボジアの学校は午前中か午後だけなので、スレイロットは残りの半日をゴミ拾いに費やします。それで得るお金は1日わずか200~300円。
ゴミ拾いの後、さらに家で1~2時間、籠作りをします。小さい籠なら1日、大きい籠は2日かかり、大きな籠の利益は(2日かけて)150円しかありません。籠の材料を買いに時々、片道2時間とその交通費をかけてプノンペンまで行くこともあります。
スレイロットは7人きょうだいの5番目。上4人はすでに家を出ているので、今、家族は5人。お父さんは破傷風にかかり、お母さんも薬を必要とする健康状態で、薬代の出費が家計に大きく影響しています。そのため、両親と彼女が朝から晩まで働いても、いつも食料が不足しています。スレイロットは栄養不足で腸チフスにかかったこともあります。

小4から奨学金をもらって新しい制服と靴を手にしたスレイロットは、学校に通う意欲が出てきました。家計も、学用品を購入するお金を食費等に回せるようになりました。
さらに、お父さんの意識にも変化が出てきました。算数は得意ですが、国語が苦手な彼女に、夜のほんのひと時、お父さんが国語の復習を手伝ってくれるようになりました。奨学金が、ほんのわずかですが、スレイロット親子の将来に希望の光を照らしているのかもしれません。
■ 奨学金の支援方法

(1) 現金での支援 
  http://www.minsai.org/donations/darunee

・郵便振替でお振込
・ゆうちょ銀行口座から自動引落

(2) モノでの支援 
  http://www.minsai.org/recycle/

・書き損じハガキ、切手の収集
・使用済インクカートリッジの収集
・未使用テレカ、図書カード、商品券等

(3) ソーシャルメディアでの支援
・民際センターのfacebookページの「いいね!」をクリック 
  http://www.facebook.com/minsai.org
・Twitterで本キャンペーンについてリツイート 
  http://www.minsai.org/blog/?p=2969
→ 10円が奨学金として寄付されます。


【一般財団法人民際センターについて]
1987年に日本民際交流センターとして創設し、2009年に一般財団法人民際センター設立。子どもたちの就学の夢を叶える
国際協力NGOとして活動し、1万円で1人の子どもが1年間学校に通える「ダルニー奨学金」を経済的に恵まれないタイ・ラオス・カンボジアの子供たちへ提供しています。「1対1の顔の見える支援」として多数のドナーの皆さまの賛同・協力を得て、これまで、延べ35万人の子どもたちに奨学金を提供してきました。

【団体概要]
■名 称 一般財団法人 民際センター (EDF-JAPAN)
■所在地 〒162-0801 東京都新宿区山吹町337 江戸川橋東誠ビル5F
TEL 03 (6457) 5782
■設立日 2009年4月1日 (1987年 日本民際交流センター 設立)

【活動目的]
■活動目的  教育支援、地域開発及び緊急支援等を行い、世界の貧困削減、平和構築に寄与すること
■事業対象分野  教育支援、海外開発協力
■事業形態  奨学金提供等の教育支援、地域開発、地球市民教育
■活動対象国 タイ、ラオス、カンボジア

【役員構成]
理事長 秋尾 晃正
理 事 阿刀田 高(作家・社団法人日本ペンクラブ15代会長)
阿部 汎克(元毎日新聞東京本社論説副委員長)
浦上 節子(公益財団法人浦上食品・食文化振興財団理事長)
草場 宗春(前大阪大谷大学学長)
高柳 弘(社団法人経済倶楽部理事・相談役)
平野 健一郎(早稲田大学・東京大学名誉教授)

【問い合わせ先】
一般財団法人 民際センター
〒162-0801 東京都新宿区山吹町337 江戸川橋東誠ビル5F
TEL: 03-6457-5782 担当:山本
e-mail:info@minsai.org
http://www.minsai.org

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • 医療、福祉

会社概要

商号
一般財団法人 民際センター(イッパンザイダンホウジン ミンサイセンター)
代表者
秋尾晃正(アキオテルマサ)
所在地
〒162-0801
東京都新宿区山吹町337 江戸川橋東誠ビル5F
TEL
03-6457-5782
業種
教育関連
上場先
未上場
会社HP
http://www.minsai.org/

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