2017年09月01日 17:30

TPCマーケティングリサーチ株式会社、「インナーUVケア」の商品ニーズについて調査結果を発表

今回、美白や紫外線対策のために美容食品、健康食品、医薬品のいずれかを摂取している20代～60代の女性を対象に、インナーUVの商品ニーズに関する調査を実施。その結果、「シミ」などの肌トラブルや、紫外線・日焼けへの対策意識が高いことがわかった。しかし、対策アイテムを2点以上重ね使いしても紫外線を完全には防ぎきれず、特に「顔」の紫外線対策では、被験者の93.9％の人が失敗していることが明らかとなった。

概要
調査趣旨
◆近年、「飲む紫外線対策/飲む日焼け止め」を訴求したサプリメントの発売が増えている。背景には、「肌の明るさ」など機能性表示食品制度のヘルスクレームに対応した素材開発が進んでいることや、これまでの美白・シミ対策としてのカテゴリーから紫外線対策としての需要拡大を見込んだメーカーの戦略がある。はたして、女性は紫外線や日焼けに「飲む」対策をしているのか、また、インナーUVの商品ニーズを探るべく調査を実施した。

◆今回の調査対象は、肌のために、からだの内側からキレイになるための美容食品、健康食品、医薬品のいずれかを摂取しており、また、その目的が美白や紫外線対策とする20代～60代の女性620名である。

◆その結果、「シミ」を中心とした肌トラブル予防や、色黒は美的・ファッション的にも敬遠されていること、さらに、アンチエイジング視点でも、紫外線・日焼けともに対策意識が高いことがわかった。

◆また、紫外線対策のアイテムは重ね使いが基本であり、2アイテム以上利用する女性は8割超にのぼる。しかし、それだけ対策をしても紫外線を防ぐことは難しく、特に「顔」は、93.9％もの女性に紫外線対策の失敗経験がある。さらに、筆頭アイテムである「日焼け止め」に対する不満も大きく、塗り直しが面倒であり、塗っても日焼けしてしまう悩みがある。

◆今回対象のインナーUVについては、年齢的に塗るものだけでは不安であり、内外から徹底的に対策したい女性が利用している。なお、現状は、「飲む日焼け止め」というより、「美白」や「シミ対策」として、さらに、「将来の美肌」のために利用する女性が目立つ。さらに、今回は、シミができやすい女性の身体的症状（睡眠不足・代謝低下etc）を把握しており、そうしたターゲットに向けた商品開発を視野に入れることで、今後インナーUV市場の拡大が見込めるのではないだろうか。

【調査内容】
1. 紫外線・日焼けに対する意識
2. 紫外線対策の満足度
3. インナーUVをする理由
4. インナーUVの評価
5. インナーUVのコンセプト

TPCコンシューマーレポートNo.246
「『インナーUVケア』の実態と商品ニーズ」
―日焼け止めなど「塗る」だけでは不安…インナーUVのポジショニングとは！？―
詳細はこちら＞＞http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr220170345
報告書体裁：A4判カラーコピー製本99頁+CD-ROM版（分析編・集計編・データ編）
発刊日：2017年8月30日
定　価：360,000円（税抜）

【会社概要】
会社名：TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地：大阪市西区新町2-4-2　なにわ筋SIAビル
事業内容：マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト：http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」：http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号：IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル：0120-30-6531

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